Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

ザンクトマルクス墓地

2007年11月02日 02時15分09秒 | Weblog
写真はザンクトマルクス墓地、入り口を入ってすぐの道。モーツァルトの墓はこの坂道を上がって左側にあります。

今日は朝一番にフォルクスオパーに並んで、12月31日の「こうもり」のチケットを買いました。45分前に行ったのに、すでに20人くらい並んでいて、こりゃやばいかも?と思いましたが、他の皆さんは夜公演だったり、12月1日国立歌劇場のノルマ狙いだったりして、私はすべて希望通り購入できました。(といっても、1階の柱の後ろ席で6ユーロです。でも意外とよく見えるんですけどね)

さて万聖節(日本のお盆)ということもあり、お天気もよかったので、その後は、さばくさんとご主人に会い、お散歩に行ってきました。最初は中央墓地の予定だったのですが、たまたまザンクトマルクス墓地に私もご主人もいったことがなかったので、そちらのほうへ変更しました。

ここは、モーツァルトのお墓がある墓地として有名です。本来モーツァルトは共同墓地の中へそのままほおりこまれたと言いますから、どれがどれなんだかわからないはずなんですが、少なくとも、ここの墓地内に埋葬されたのは確かなようです。現在中央墓地にあるモーツァルトの墓は、墓ではなく記念碑になっています。(中央墓地の他の人のお墓は本物ですよ)



こじんまりした小さな墓地で、もう後が絶えてしまったのか、まったく手入れもされず、墓石が倒れているようなものもありましたが、それでも久しぶりの青空の中、墓地の中の美しい黄色の紅葉(って言っていい?)は、とても気分よかったです。


その後、市内のカフェイングレンダーへ。さばくさんが「カフェなんだけど料理がおいしいの。」と言っていたとおり、とてもおいしかったです。(写真は例のごとく忘れました)まずは根セロリのスープ(セロリ嫌いなのに、全然OK)。次が牛肉のとんかつとジャガイモサラダ。デザートは甘いチーズ(トプフェン)のパイ、ミルクソースでした。これで14,3ユーロ。そしてワインを飲んで、あとで暖かいチョコレート(ココア)を飲んで、チップは(お給仕のおじさんとってもいい感じだったのですが)あきらめてもらって20ユーロでした。何しろ今日から11月。先月とはまた別会計ですから、ついつい気持ちが大きくなっています。でもおいしいものには勝てません。








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2 コメント

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詩人ですねぇ (はに~)
2007-11-06 07:02:19
そうです、そうです。モーツァルトの歌曲にありますね。今回その曲に手を出したい、でも出すのが怖いといったところでしょうか。難しいんですよね。
ザンクトマルクスは一人じゃ怖くて行けなかったので、さばくさんが一緒でよかった。そうでないと、中央墓地で終わってました。
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きれいですねえ (Megumi)
2007-11-04 23:50:18
ザンクトマルクス墓地はほんとに古いよね。昔の貧しい人達も多かったらしく、ずいぶん墓が小さいなと思ったら、火葬されてしまってたりするそうで。日本では火葬が法律で決められてて当たり前なんですが、あちらの人にとっては、すごくかわいそうなことらしい。
モーツァルトといえば、映画「アマデウス」で袋に入れられ、深い穴に放り込まれ、、消毒の粉末をかけられるイメージが強くて…。
天使が泣いてる像が、リートの中の「私の墓の前で涙をこぼしておくれ。それは一粒の真珠になるだろう…」←(うろ覚えですが)という歌詞と重なります。
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