ベルリンからこんにちわ

9月1日（土）くもり１８度。ダウンのジャケット着ても風が吹いたら寒い。

ベルリンには熊がいる。あちらこちらに熊がいる。ベルリン市のマークが熊なので、街のあっちこっちで熊を見ます。



さて、今日は一日森鴎外を求めて市内観光です。下の写真は今回一緒の３人様。
さて、忘れ物をして、引きかえし、出発を１時間遅らせたのは、この中の誰でしょう？


有名なブランデンブルグ門や、ウンターデンリンデン、動物園のまわりなどいろいろ歩きました。歩きすぎて、アンメルツが欲しいくらいです。
その中で、一番の印象は、州立オペラ座。２日の夜の「魔弾の射手」のチケットを受け取りに行ったのですが、とてもおもしろいイベントをしていました。というのも、１日がオペラ座シーズンの始まりなのと、何周年かの記念ということで、一日オペラ座開放をしていたのです。整理券さえとれば、無料でオペラが観れ、また劇場の周りでは、大道芸人、オペラの衣裳を着た人、ペンギン（写真）などがあふれ、道行く人に話しかけています。ペンギンはなでてもいいことになっています。
こんなのされたら、普段オペラに行かない人も劇場に近づいてくるし、子どもも何があるのか入ってみたくなります。まして無料！ほかにも劇場内でバレエや寸劇のようなものもしているとか。劇場一丸になって顧客を増やそう、劇場を知ってもらおうという試み、脱帽です。

興味があったので、ペンギンに聞いてみました。「ペンギンさん、普段はなにしているの？歌手？バレエ？」ペンギンにかわって、調教師のお姉さんが答えました。「普段は氷の上にいるのよ！」