1971年05月00日撮影 山陽本線 姫路第二機関区
蒸気機関車終焉の頃の播但線では 姫路・寺前区間運転の客車列車を姫路第二機関区のC11が また姫路・和田山間の客貨列車の運転は豊岡機関区所属のC57が担当していました 和田山には今も残っているレンガ造りの立派な機関庫や転車台が有り豊岡機関区和田山機関支区の区名札が掲げてありました。機関車の区名札は豊岡になっていましたが機関車は和田山に常駐していました その中で異彩を放っていたのが小倉工場式の門デフを纏った元「かもめ」牽引機C57 11号機です 長く美しい煙突は後藤工場式の集煙装置を取り付けられ当時の面影はありませんでしたが 標準デフの釜を見慣れている私達からするとこの釜に出会うと思わず嬉しくなったものです この日たまたま姫路第二機関区を訪問した際給水中の11号機を見つけたので撮影しました。
1972年02月00日撮影 播但線 溝口~福崎
溝口・福崎間は姫路から近くしかも寺前までのC11が引く区間列車も写せるので比較的よく行きました。電化されてからは行くこともなくなりましたが今もこの風景は変わっていないのでしょうか 貨物列車の先頭に立つC57 11号機の姿です。