コメント欄に夫が記入したのですが
本日4月29日午後1時ごろ、ふきちゃん永眠しました。
我が家へきてちょうど半年経ったばかりの出来事でした。
お屋敷のほうでも、慢性腎不全との診察結果をもらっていたふきちゃんでした。。。
今月25日の夜辺りから具合が悪くなり
食事も何もとることが出来なくなり、
ほとんどそのまま寝たきりとなっていました。
そして、昨夜は湯たんぽうさぽんと一緒に眠っていたのですが
ブログに書いていた通り
呼吸も少しずつゆっくりにはなってきていました。
でも、まだゆっくりながらもしっかり息をしていたので
「大丈夫かな」と思ったのが深夜1時過ぎのこと。
そして、今朝6時過ぎに様子を見たら
猫ベットから自力で這い出して床の上で眠っていたふきちゃんを発見したのです。
冷たくなっていたものの、かろうじて呼吸をしていて心音も聞こえたので
すぐにストーブを点けて湯たんぽにお湯を入れなおし
体をマッサージしてふきちゃんを温めました。
そのあと、呼吸は浅いながらも体温も戻った様子で落ち着いていたように見えたので
正午過ぎに少し買い物へ夫婦で出かけました。
30分弱ほどして帰ってきたのですが・・・
ふきちゃんを見たら、呼吸が止まり始めていて
止まっては大きく息を吐き、また息が止まっては大きく息を吐き・・・
というのを10分ほど続けていたのです。
そして、1時を少し回ったころ完全に呼吸も止まり心音も止まりました。
まだ信じられなく、ふきちゃんがもう一回息をするんじゃないかと思ったりしましたが
なくなった直後から、体臭がいつもと違う匂いになり
その臭いではじめて「ふきちゃんは死んだのだな」と実感したのです。
本当にほとんど苦しむことなく
大きな呼吸をしただけで、ふきちゃんは永眠しました。
あと少し帰るのが遅かったらふきちゃんの最後を看取ることができなかったかもしれない。
これが昨日や明日だったらみんな家にいなかったかもしれない。
そう考えると、
「ふきちゃんはみんな全員が揃う時間まで死ぬのを待っていてくれたんだな」と
涙がポロポロ出ててしまって・・・
私達は高齢猫の介護など初めてで
ふきちゃんには色々嫌な思いなどもさせてしまったかもしれない。
そして今まで「これでよかったのかな」「うちでよかったのかな」とずっと考えていました。
しかし・・・
苦しまずに静かに死んでいったふきちゃんを目の前で見て
そっか、これでよかったのだな・・・
と、やっと感じることが出来たのでした。
ふきちゃんの遺体は
牧場を経営している親戚さんの家の庭の栗の木の下に
今日埋めてもらいました。
そこは、歴代のそこの牧場を守ってきた猫や犬達が眠る場所だそうで。。。
そこの一角の福寿草が咲くところに、丁寧にふきちゃんを埋葬してもらったのです。
他の猫たちも一緒ならふきちゃんも寂しくないよね、と
主人と話しながら家路に着いたのでした。
そして、
今回ふきちゃんのことで色々な方たちからメッセージ、メール、コメントなど
暖かい応援の言葉を頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
本来ならもっと早くにダメだったかもしれないふきちゃんなのですが
そういうみなさんの思いが、ふきちゃんに伝わっていたのでしょうね。
思った以上に元気で最後までいい子で頑張ってくれたのだな、と思います。
最後に。
寝たきりとなる直前のふきちゃん。
大好きなかずきと一緒の最後の写真です。
かずきと一緒のふきちゃんは
本当にいつも恥らいながらもすごーーーく嬉しそうでした(^-^)
おやすみなさい、ふきちゃん。