ワインを造る原料となるブドウをいつ収穫するか、その時期を決めるためにはブドウの糖度を一つの指標としています。
上の画像はその糖度計を覗いたところをスマホで撮影したもの。
こちらがその糖度計。
厳密な数値を求めることはできないけれど、とても手軽なのでこの時期は畑に持っていって測定しています。
はかり方は、まずブドウ畑の中から偏りが出ないようにブドウの粒を集めてきます。
畑の端か、真ん中か。南側か北側か、などの樹の位置だけでなく、葡萄の房の中の
どの位置にあるかなども考慮して選びます。
そして、手でつぶして得られた果汁を糖度計のプレパラートに乗せ、覗くだけ。
光の屈折を利用した測定方法です。
もちろん手で触った感触や、口に入れて種を嚙んだ時にわかる熟度などの情報から、
今後の天気の推移から想像される最適な時期を決定していきます。
その間、何度も糖度を測定し、もちろん実際に食べてもみます。
これが結構楽しい時間なんです。
ワイン用ブドウは食べても美味しくないと言ったことをたまに聞きますが、美味しいですよ♪
これから時期をずらしながら様々な品種が収穫期を迎えていきます。
どうか台風の被害にあいませんように。
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