あるがままに高齢を生きる! シャンソン、菜園とともに・・

予測不可能な未来のドラマに期待を寄せつつ、明日を見つめてまだまだ濃い時間を紡げたらとブログを書き続けます。

少数でいいから信頼できる仲間を得ること! 健康を維持すること! ゴメンナサイとアリガトウが言えること!

2018-08-19 19:54:21 | 日記
100歳まで生きる時代だと言われ続けていますが、ただじっと時代の流れに身を任せているだけでは健康な100歳はあり得ないと思います。


私は激しいスポーツ(テニス)を延べ30年続けて来て思うことは、体は理屈抜きに酷使すれば必ず弊害が出ますし、刺激を与えなければ老いてゆくメカニズムも体験しています。

それぞれの条件にあった刺激を意識的に日々与えながら、楽しみながら、健康長寿を生きなければ勿体ないと感じてもいます。私の青春時代には「人生50年」と言われていたのですから。

せっかく与えられているこの得難い時間を充実して生きるために、ささやかでいいから日課にすることを何か決めましょう!

私の周りの高齢者の多くは、腰が曲がり杖を突いての生活を強いられています。残念です。


まず健康が何が何でも不可欠です。でも今までに経験のなかったことを強要されても急には難しいと思ってもいます。


最近いい本を見つけました。NHKガッテンで放映されたものから、「がんばらないで健康長寿に! 最高のラク効く体操」という本が、主婦と生活社から発売されています。

楽に誰でもすぐできる内容になっています。私からのおススメです。


高齢になっての未来は見えにくいものですが、私はまわりに「少なくてもいいから信頼できる仲間を得ること! 自分の健康を維持すること! ゴメンナサイとアリガトウが言えること! ぐらいでいい!」と言っています。

85歳になった今ではこんなものでいいかな? と自分に言い聞かせているのです。


それにシャンソンが歌い続けられれば、私の人生も満更でもないなぁ! と気にいっています。

シャンソンについてはまだまだ私の人生とともに、時代に沿った表現とそれを熟成させる学びが残っていて、日々興奮冷めやりません。


すべての周りに感謝です。

紛失した財布が取り持つ、心温まる派出所でのお巡りさんとの、しばしの時間。

2018-08-19 15:17:50 | 日記
一週間前に財布を失くしてしまいました。

明くる日朝になってそのことに気づき、家の中を探しても見つかりません。その財布には私にとっての大事なものがいろいろ入っているので、かなり青ざめました。頭はパニック状態なので融通が利かなくて、家の中をぐるぐると同じ動作を繰り返すだけで、らちがあきません。

ソファーに座って、落ち着いて!落ち着いて!と自分に言い聞かせても心身ともに固まってしまっています。

そして昨日の行動をなぞってみました。食事の準備が終わった途端にビールを切らしていたことに気が付いたのです。いつもはバッグに財布を入れて出かけるのに、その日は何故か財布と家の鍵だけを持ってでかけ、店に着くといつものように、荷物を載せる車に子供を乗せるための椅子がついたものに、財布とカギをのせたっけ?

もしそうだとしたら、計算が終わってからもその状態で、車が並んでいた元の場所に戻し、買った荷物だけを持って帰ったに違いない! だとしたらもう財布はある筈がない!仕方がないので明日警察に紛失届を出すしかないなぁ、と考えてはいました。


そして今日、我が家と同様老老介護の真っ只中にいる、車で30分ぐらい離れた親友の家に、おいしい味噌を届けるという約束を果たすために出かけてしまいました。夫婦ともどもの付き合いなので久々に話も弾み、しばし財布のことは忘れておりました。

夕方になりいよいよ帰らなければ、と挨拶を交わしているとき私のスマホに電話が入ったのです。

「〇〇派出所からですが、〇〇〇〇さんですか?」とっさに財布のことは吹っ飛んでいて、ドキドキです。財布が届けられていて、中身を調べたうえで電話をしているとのことでした。

途端に私は安どのあまりに、ぺらぺらと軽口をたたいた上でその派出所に出かけました。

その道すがら、答え方をあれこれ模索しつつ、固くなった体を持て余しながら、やっとその派出所にたどり着きました。


最近設置されたばかりの新しくきれいな派出所でした。

ドアをあけながら、「緊張しています」と初めから親しみを装って声を出しました。

お巡りさんも最上級の笑顔と明るい声で迎えてくださいました。派出所の近況とともにこちらの質問に対しても、流れるように応対していただきました。熊本では大きな「ゆめタウン」の裏側にある多分出来立ての派出所です。

私の落ち度などなんの関係もないかのごとくでした。


警察に出向いて、こんなにルンルンとした気持ちで帰ったのが信じられないような、猛暑の中のできごとでした。

ほんとに有難うございました。