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ハルチタンの情報公開と取扱説明をします

ハルチタンチップとリチウム電池を使ったハツカダイコンの発芽実験

2019年05月26日 | ハルチタンによる植物実験
過去の植物実験より
●ハルチタンチップは、環境の様々な悪影響を、さける事ができるか?

現在、リチウムイオン電池は、パソコンやスマホなど多くの電子機器に内蔵されています。
以前の実験結果ですが、このリチウムイオン電池が植物の発芽にどのような影響を与えるのか調べたことがあります。

また、ハルチタンチップに関しても、

 普通のチタンとどう違うの?
 普通の酸化チタンと同じではないの?

という疑問を持たれる方もいらっしゃいます。

この実験で、普通のチタンと、酸化チタン(一度熱処理し酸化膜をつけているチタン)、ハルチタン加工したチタンチップ、の違いもわかるかと思います。



 


用意したもの
 1 ハルチタンチップ(ハルチタン加工済み)
 2 酸化チタン(いちど、加熱して酸化膜をつけたチタン)
 3 純チタン(未加工)
 4 リチウムイオン電池
  (それぞれ防水のためにビニール袋に入れて密封してある)

 


写真では、コットンがかぶせてありますが
ABCの皿には、それぞれビニール袋に入れて密封したリチウム電池の上に各チタンのチップが置いてあります。
Dには、ビニール袋に入れて密封したリチウム電池のみ、
Eには、ビニール袋の影響もあるかもしれないので、念のためにビニール袋のみも用意しました。




実験初日 Fとして、リチウム電池を置かない、ハルチタンチップのみの6つ目の皿を用意した。

A~Fを置いた皿の上に、それぞれ精製水を浸したコットンを乗せ、
ハツカダイコンの種を各10粒ずつ置いた。




16日後 発芽結果です




  A リチウムイオン電池とハルチタン 




  B リチウムイオン電池と熱処理による酸化チタン 




  C リチウムイオン電池と普通のチタン 




  D リチウムイオン電池




  E 空のビニール袋のみ(通常の状態)




  F ハルチタンだけ
  (A~Fは、それぞれビニール袋に入っています)





発芽エラーの様子

A リチウムイオン電池とハルチタン  0粒
B リチウムイオン電池と熱処理による酸化チタン 2粒
C リチウムイオン電池と普通のチタン  5粒
D リチウムイオン電池  3粒
E 空のビニール袋のみ(通常の状態) 2粒
F ハルチタンだけ  0粒

わかったこと

○ AとFには、エラーがなかった。(エラー確率0%)
   → どちらもハルチタンを使用

○ C は、エラーが一番多かった。 (エラー確率50%)
   → リチウム電池と普通のチタンの組み合わせ
  
○ BとEは、同じ (エラー確率20%)
   → リチウム電池と酸化チタンの組み合わせは、
     通常の状態(E)と変わらなくなる。
     (すべてに共通のビニール袋の影響は、無視した)

○ リチウムイオン電池のみ(D)のものは、発芽エラー数は3粒だったが、
  茎がひょろりと長くなり、もやし状態になったものが多く、
  発芽エラーしたものは、芽が出てきても根が出てこなかった。



ハルチタンを使った植物実験は過去に様々な実験を行っておりますが、ハツカダイコンの種を使ったものが
比較的結果が出るのが早く、良い悪いの判断をするのには適していると思いましたし、結果を見て恐ろしさも感じました。

植物の種子の発芽は、生命の神秘を感じますが、同時に、生命の幼い芽の危うさも感じました。

この発芽実験で得られた結果は、あくまで一度ではありますが、過去の様々な植物実験から予測のできる結果でした。
また、機会がありましたら発芽実験を繰り返し行ってみようと思います。

<参考記事>
ハルチタンチップと大浦太ゴボウの成長実験


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