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塾長ありがとうございました!!

帯状疱疹がはやっています

広島県呉市の皮膚科（皮ふ科）橋本クリニックの橋本です。
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タイトルを見られて違和感があった貴方。
病気のことをよくご存知ですね。一言で言うと水疱瘡や風邪のようにはやるものではないです。

帯状疱疹はウイルスによって引き起こされる疾患ですが、帯状疱疹を発症する際にうつったわけではありません。
多くは子供の頃にうつってしまった、水痘・帯状疱疹ウイルスにより引き起こされます。
このウイルスがずっと神経の中に潜んでいて、過度の疲労や日焼けなどを契機に免疫力が低下して引き起こされます。
ですから、正しいタイトルは『帯状疱疹の患者さんが増えています』です。帯状疱疹が帯状疱疹としてうつることはあり得ませんからね。（たまたま同時期に発症することはあり得ますが）
一般的に夏は免疫力が低下するためか帯状疱疹の患者さんが多いといわれています。
昨年、一昨年ともにこの時期帯状疱疹の患者さんが多くお見えになります。（昨年の記事はこちらです。）
１日にお二人お見えになったりすることもあります。（昨年は1日３人のこともありました。）
平均するとこのところ週２・３人といったところでしょうか？

疼痛を伴う水疱を生じたら、できるだけ早く皮膚科を受診するようにしてください。
注意点は、水疱を生じる前に疼痛が先行することがある点です。
私が診察させていただいた方で、３週間疼痛が先行した方がおられました。
また、水疱が先行した場合（もしくは重症で、神経がダメージを受けすぎて疼痛を感じない場合）、虫さされと勘違いすることもありますので、突然水疱を生じた場合には皮膚科を受診してみてください。
もうひとつの注意点は、治療が遅れると水疱が治癒しても疼痛が持続する帯状疱疹後神経痛を引き起こすことです。抗ウイルス薬を内服することにより、帯状疱疹後神経痛を生じる確率を下げることができますので、できる限り早期の受診がお勧めです。

まだまだ暑い日が続きます。
しっかり休息をとるようにしましょう。

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8月24日(水)のつぶやき

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