橋本クリニックの院長のブログ ブログ時々更新中!!

橋本クリニックの院長のブログです。少し考え事をしていたので娘達に任せていましたが、心を入れ替え院長時々復帰します。

小中学生が少ない…

2019年08月29日 11時01分00秒 | パッチリ二重(長女、中2)
日々通常通り診療をしていますが、ふと気付いたことがあります。
お盆明けから小中学生が少ないことです。
勿論1人もおられないということはありませんが、お盆前と比べると明らかに少ない印象です。

思い当たることは1つですね。
恐らく宿題だと思います。

先日偶然フードコートでお会いした娘の同級生のご家族は、同級生は家で宿題しているので遠出せず近場のゆめタウンに来ているとのことでした。

私も宿題は最後にまとめてやっていたので気持ちは良くわかります。
大人になった今考えると、どうせ同じようにやらなければいけないなら、少しずつやる方が今後の勉強にもなるため有意義なことだとわかっています。しかし子供の頃には先々考えることや、その意味など考える余裕というか、そういった発想すらありませんでした。
子供達には、同じようにやらなければいけないことは、あらかじめ小まめにやる方が得だよと伝えています。
我が家では目に見えて得になる仕組みを用意しています。宿題が終われば遊びに連れて行ったり外食に行ったりです。
遊びにといってもダイヤモンドシティソレイユや廿日市のゆめタウンなどです。

お得な仕組みといえば、うちのスタッフには負けてしまいました。何故なら宿題を三日間で終わらせると、4日目にお祖父ちゃんの家に行けるという仕組みで、お子さん達は必死に宿題をして科学研究などの時間のかかるものを除いて三日間で終わらせたそうです。
我が家も取り入れようかとも思いましたが、娘達にはハードルが高過ぎて投げ出してしまいそうだったので、お盆前までに出来ないと我が家もお祖父ちゃんちに行くの無しという条件を出すとクリアしてくれました。家内も息抜きに里帰りしたいので、家内も子供達に発破をかけてくれました。

話が少し逸れてしまいましたが、夏休みの宿題関連ということで書いてみます。
勉強について昨日パッチリ二重(長女、中学2年生)と話しました。夏休み明けに実力試験があるらしいのですが、宿題のワークから出るとのことでした。家内は実力試験なら他の問題集もやっておいた方が良いとアドバイスしたのですが、試験に出る訳ではない問題集をわざわざしなければいけない理由・目的がわからないようでした。
そこで私からもアドバイスしました。今回の試験だけならワークをやるだけで充分かもしれないけど、受験勉強を兼ねて勉強するなら別の問題集をした方がお得じゃない?と言いました。何故ならワークだけやっても1ヶ月もすれば忘れてしまうからです。別の問題集もやることで記憶が強化されれば1ヶ月しても覚えている可能性が高まるからです。
そこで来年も受験勉強としてまた同じことを勉強したいならワークだけやれば良いよと伝えました。せっかくなら1度の勉強で2度も3度も美味しい活用法をするように提案したのです。
すると別の問題集がないというので、ネット上にいくらでもあるよと伝えました。ネット上にいくらでも問題があることをパッチリ二重(長女、中学2年生)も知ってはいましたが、その意味や活用法を理解していなかったようです。
ワークで間違えたところとわからなかったところだけで良いので、似たような問題をネット上で探して重点的にするようにアドバイスしました。

実は私は勉強はほとんど教えません。何故なら小手先の解き方を教えても大した意味がないからです。
魚釣りに例えると、相手の代わりに餌や竿を準備して釣ってあげても意味がありません。自分で釣り方を理解して自分で餌も竿も準備する必要があるからです。何処で何が釣れるのか情報収集も大切ですし、もし釣り始めても釣れなければどうすれば良いのか、自分の頭で考える必要があるからです。場所を変えるのか餌を変えるのか、満潮干潮に合わせて時間を変えるのかなどです。
例えついでにいえば、この場所で釣りをするなら餌はこれで竿はこれが良いよねとアドバイスは出来ますが、準備をするのはあくまでも自分自身でなければいけません。何故なら餌も竿も準備してもらうと、自分では何も出来なくなってしまうからです。

勉強も同じです。
解き方(釣り方)を教えてもらってばかりいると、解けなかった(釣れなかった)時の解決策が自分では分からなくなってしまうからです。
言い方を変えると、勉強(釣り)において独り立ちさせるようにしたいということです。
解き方(釣り方)を教えてばかりいると、自分に依存・頼ってはくれます。しかし独り立ちは出来ないまま成長してしまいます。
そのため私は極力自分で考えるように促します。

ちなみに我が家では分からない問題があって質問してきた場合、どこまでわかってどこから分からないかを尋ねるようにしています。
娘達自身が頭の中でどこまでわかってどこから分からないのか整理出来ていないのとが大半です。そのことを整理してやるとわからないところが浮き彫りになります。その部分を教科書で確認させるとわかるようになることが多いです。
残念ながら目力(次女、小学6年生)は自分で考えることの意味がまだ理解出来ないためか、私の教え方は回りくどく時間がかかるので解き方を求めて家内に聞いています。私に聴くとどの知識が足らないか指摘されるのが嫌みたいです。パッチリ二重(長女、中学2年生)は指摘されると、はっとしています。これは小学生と受験が視野にある中学生との違いかもしれません。(もしかしたらパッチリ二重(長女、中学2年生)と目力(次女、小学5年生)の性格の違いなだけかもしれませんが…)

子供達がどんな大人になるのか楽しみながら子育てしています。


長く書きましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
みんな早く宿題終わると良いですね。
そしてパッチリ二重(長女、中学2年生)は実力試験の準備がしっかりと出来るといいな。

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