経営破たんからトップの逮捕
この商法は最初から問題ありからスタートです
出資法違反に抵触する恐れがありました
但し、この商法を厳格に守っていれば問題は発生しなかったはずです
黒和牛の子牛の販売価格が発足当時の価格を維持していればの話です
簡単に仕組みを紹介すれば
オーナーさんが100万円を出資すると
一頭の牛を購入します
それが子牛を生むと経費を差し引いて40万円をオーナーに配分します
(解約すれば元本100万は戻る)
つまりオーナーは40万の利益を確保したことになるわけです
規模を拡大すると当初描いていたより経費が多くなるはずです
ここが問題です
確りした経営を心掛けていれば解決の道はあったと思います
残念ながら子牛の値段の下落等によりこれが維持できなくなり
新しいオーナー(出資者)の出資金(預託金?)を配当に回した時点で出資法違反(詐欺罪)が発生します
つまり自転車操業です
全国の被害者の皆様には同情しますが
こんな率のいい話が世の中まかり通るとは思いません
恐らく手元に戻るお金は雀の涙
経営陣が罪を認め刑に服してもらい溜飲を下げるだけの話になってしまいます
再度云う 『甘い話には乗るな!!』