本年最後にお伝えするのは
「深き川は静かに流れる」
思慮深い者は
落着いていて慌てたり
騒いだりしない
という意味です
一本の木
一本の草にいたる
凡ての植物のこと
また、ほんのわずかなもののこと
この庭に植えてあるものは
たとえ
一木一草であっても
抜いてはいけません
Hondaは
飲酒運転の根絶を目指して
活動に取り組んでいます
飲酒運転は
「故意」の行動であり
「うっかり」の行動ではありません
運転者一人ひとりが
絶対に「しない」「させない」「見逃さない」
との意識を持つことで
防ぐことが可能です
最後に「薬物」と「お酒」は
強い意思がないと
中毒(依存症)から
立ち直ることは出来ません
入ることは簡単ですが
抜けることは数十倍の努力が必要です
飲酒運転の場合
運転者の怪我は
補償されません
飲酒運転で
他人に怪我を負わせたり
他人の物を壊してしまった場合には
被害者救済の観点から
保険金が支払われますが
運転者自身の
怪我や車への損害に
対しては
支払われません
飲酒運転の
死亡事故率は
「飲酒なし」の約8倍
飲酒運転による交通事故は
平成10年から平成20年までの10年間で
約3割にまで減少しました
しかし死亡事故率(平成20年)を
飲酒有無別に見ると
飲酒運転の死亡事故率は
飲酒なしの8.2倍であり
酒酔い運転にいたっては
26.8倍と高く飲酒運転による
交通事故が死亡事故につながる
危険性の高いことを示しています
飲酒運転は
死亡事故につながる
危険性が高くなります
2~3時間の
仮眠や入浴では
アルコールは抜けません
(飲酒量によって異なります)
ビール中瓶2本に相当する
4ドリンクでは
飲酒後3時間でも
50mg/100mlまでしか
低下しません
この場合
2~3時間程度の
仮眠では
アルコールの影響は
避けられないのです
また、お風呂に入って
汗を出しても
体外に出る
アルコールは
少ないといわれています
飲酒運転に
この程度なら安全という
領域はありません
血中アルコール濃度を
ゼロにしてから
運転しないといけないのです
「自分は酔っていない」という
誤った判断が
飲酒運転につながります
二日酔いで
運転すると飲酒運転になります
どんなに飲んでも
「一晩寝れば大丈夫」
という人がいますが
Q1の解説にもあるように
体内にアルコールが残っていれば
飲酒運転となります
翌日車を運転する
予定がある時は
気をつけないといけません