Justice! 社会正義の実現!所得充実政策!ワクチンより検査を積極的に推奨! / 薬剤師・元参議院議員・消防団
ひらがな5文字の「はたともこ」ブログ
全頭検査拒否の政府 3月29日
食品安全委員会プリオン専門調査会が、月齢20ヶ月以下の国産牛の全頭検査を「しない」方針を打ち出した。これまで350万頭にのぼる国産牛の全頭検査を行なったが、月齢20ヶ月以下のウシからのBSE検出は皆無だったことを一番の理由にあげている。スレスレの月齢21ヶ月と月齢23ヶ月のウシがBSEに感染しているのだが、その延髄における異常プリオンの濃度は、他の感染牛と比較して1/500~1/1,000と低かったことも主因にしている。
とてもこれだけの理由では、月齢20ヶ月以下の国産牛の全頭検査を「実施しない」ことの裏付けにはならない。あまりにも非科学的であって、説得力がなさすぎる。可能性がある以上、科学の力で徹底的にリスクをブロックすることが、リスクを知り得た者の責任というものだ。この期に及んで、「生産地(者)」と「BSE検査済み」であることが明示されていない牛肉を、たとえ国産牛であっても、消費者は手にはしないだろう。ましてや米国産牛なら、なお更だ。
売れない牛肉を店頭に並べることを、日本の酪農家は決して望んではいない。米国においても、中小のパッカーは、全頭検査の実施にやぶさかでなく、安全の太鼓判を押した牛肉を日本に輸出することを望んでいるのだ。米国で、検査もせずに日本に輸出しようとしているのは、大手の手荒いパッカーだけなのだ。
現在、全頭検査のコストは年間30億円。月齢20ヶ月未満のウシを検査対象からはずしても、コストに大きな差が出るとは思えない。政府が無作為なら、国産牛についてはまさに地方分権で、自治体が主体的に取り組むしかない。大量仕入れによる検査キットのコスト削減にも、取り組むべきだろう。本来、全農がその役割を果たすべきだが、・・・多分ムリ。日本の消費者は、政府が思う以上に賢い。トレーサビリティのはっきりしない牛肉を、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病のリスクにさらされてまで食べるとは思えない。
食品安全委員会プリオン専門調査会の委員は、東大教授を座長に国立大学や国立病院の教授や部長クラスの方々が名を連ねる。この件に関して、食品安全委員会はパブコメを募集している。消費者あるいは生産農家の考えも、調査会の答申と同様の扱いをして、もっと公正に真に国民が求めている方向に導く努力が政府には必要なのだ。今の政府は、米国のポチでしかない。
一番かわいそうなのは、生産農家の人たちだ。安心安全の太鼓判を押すことで、消費者も生産者も勿論小売り業者も、みんなハッピーになるのだ。米国の手荒な大手パッカーのためだけに、何故、日本人が犠牲になるのか、政府の姿勢がさっぱり理解できない。米国の圧力に屈する形で、日本の消費者を危険にさらす政府の見解は、絶対におかしい。
吉野家などの牛丼チェーンや牛タン・焼肉業界が、米国産牛肉の早期輸入再開を求める120万人分の署名を持って、今日、島村農水大臣を訪れたそうだ。これらの業界は、自分たちの経済的利益を優先している。業界の人々も、すべては「牛肉の安心・安全」が確保されてからの話であることを、忘れてはならない。
とてもこれだけの理由では、月齢20ヶ月以下の国産牛の全頭検査を「実施しない」ことの裏付けにはならない。あまりにも非科学的であって、説得力がなさすぎる。可能性がある以上、科学の力で徹底的にリスクをブロックすることが、リスクを知り得た者の責任というものだ。この期に及んで、「生産地(者)」と「BSE検査済み」であることが明示されていない牛肉を、たとえ国産牛であっても、消費者は手にはしないだろう。ましてや米国産牛なら、なお更だ。
売れない牛肉を店頭に並べることを、日本の酪農家は決して望んではいない。米国においても、中小のパッカーは、全頭検査の実施にやぶさかでなく、安全の太鼓判を押した牛肉を日本に輸出することを望んでいるのだ。米国で、検査もせずに日本に輸出しようとしているのは、大手の手荒いパッカーだけなのだ。
現在、全頭検査のコストは年間30億円。月齢20ヶ月未満のウシを検査対象からはずしても、コストに大きな差が出るとは思えない。政府が無作為なら、国産牛についてはまさに地方分権で、自治体が主体的に取り組むしかない。大量仕入れによる検査キットのコスト削減にも、取り組むべきだろう。本来、全農がその役割を果たすべきだが、・・・多分ムリ。日本の消費者は、政府が思う以上に賢い。トレーサビリティのはっきりしない牛肉を、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病のリスクにさらされてまで食べるとは思えない。
食品安全委員会プリオン専門調査会の委員は、東大教授を座長に国立大学や国立病院の教授や部長クラスの方々が名を連ねる。この件に関して、食品安全委員会はパブコメを募集している。消費者あるいは生産農家の考えも、調査会の答申と同様の扱いをして、もっと公正に真に国民が求めている方向に導く努力が政府には必要なのだ。今の政府は、米国のポチでしかない。
一番かわいそうなのは、生産農家の人たちだ。安心安全の太鼓判を押すことで、消費者も生産者も勿論小売り業者も、みんなハッピーになるのだ。米国の手荒な大手パッカーのためだけに、何故、日本人が犠牲になるのか、政府の姿勢がさっぱり理解できない。米国の圧力に屈する形で、日本の消費者を危険にさらす政府の見解は、絶対におかしい。
吉野家などの牛丼チェーンや牛タン・焼肉業界が、米国産牛肉の早期輸入再開を求める120万人分の署名を持って、今日、島村農水大臣を訪れたそうだ。これらの業界は、自分たちの経済的利益を優先している。業界の人々も、すべては「牛肉の安心・安全」が確保されてからの話であることを、忘れてはならない。
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川内博史代議士、言っちゃいましたね! 3月28日
ライブドアとフジテレビの攻防の陰に、「べたなぎ国会に成り下がってしまった理由は?」の問いに、「野党が、言葉のたたかいを放棄してしまったからだ。民主主義とは、数の力ではない。民主主義とは、言葉のたたかいなのだ。」と答えたのは、衆議院議員川内博史氏の弁だ。TBSラジオの生放送で、パーソナリティの田中康夫長野県知事の問いかけに対する答えだ。相手が、何故、そのような言葉を発するのか、その背景を詳細に分析した上で、徹底的に議論をたたかわせるべきなのに、野党はつっこみが足りないのだと、川内代議士は強調する。
聞くところによると、川内代議士の勉強振りたるや、大変なものだそうだ。一旦、質問バッターに立つことが決まれば、関連する審議会の過去の会議録などを、かたっぱしから読破するそうだ。小さな文字が並ぶ、厚さ数十センチにものぼる膨大な資料を、本当に読破するのだから、すごい。なかなかできることではない。その結果、政府のどんな答弁にも誤魔化されないゆるぎない知識と自信が、川内代議士の体にはみなぎるのだ。更に、川内代議士の最も評価すべき点は、組織にこびることなく、間違いなく消費者・国民本位の論戦を挑む姿勢だ。そのスタンスは、絶対にぶれることはない。そんな議員、めったに居ないでしょ。
このラジオの生放送は、全国ネットだが、私の住む地域での感度は、絶不調。大きな雑音の中、田中知事と川内代議士の声がかすかに聞き取れる程度だ。そんな中、私は聴いてしまった!川内代議士は、「(国会での)次の論点は、BSE問題だ。国民の命に関わる重大な問題だ。徹底的にやるっ!!」と断言した。川内代議士のこの意気込みに、国民の食の安全をかけるしかないではないか!このままなし崩し的に米国産牛肉の輸入が再開されぬよう、また、牛肉のみならず、米国産牛を原料とする数多くの医薬品の安全管理についても、徹底的に監視・追及されることを望む。期待している。
それにしても、久しぶりにラジオをつけたが、複数の周波数でハングル語(!?)が飛び交う状況には、本当に驚いた。ラジオは既に、韓流にジャックされている!?
聞くところによると、川内代議士の勉強振りたるや、大変なものだそうだ。一旦、質問バッターに立つことが決まれば、関連する審議会の過去の会議録などを、かたっぱしから読破するそうだ。小さな文字が並ぶ、厚さ数十センチにものぼる膨大な資料を、本当に読破するのだから、すごい。なかなかできることではない。その結果、政府のどんな答弁にも誤魔化されないゆるぎない知識と自信が、川内代議士の体にはみなぎるのだ。更に、川内代議士の最も評価すべき点は、組織にこびることなく、間違いなく消費者・国民本位の論戦を挑む姿勢だ。そのスタンスは、絶対にぶれることはない。そんな議員、めったに居ないでしょ。
このラジオの生放送は、全国ネットだが、私の住む地域での感度は、絶不調。大きな雑音の中、田中知事と川内代議士の声がかすかに聞き取れる程度だ。そんな中、私は聴いてしまった!川内代議士は、「(国会での)次の論点は、BSE問題だ。国民の命に関わる重大な問題だ。徹底的にやるっ!!」と断言した。川内代議士のこの意気込みに、国民の食の安全をかけるしかないではないか!このままなし崩し的に米国産牛肉の輸入が再開されぬよう、また、牛肉のみならず、米国産牛を原料とする数多くの医薬品の安全管理についても、徹底的に監視・追及されることを望む。期待している。
それにしても、久しぶりにラジオをつけたが、複数の周波数でハングル語(!?)が飛び交う状況には、本当に驚いた。ラジオは既に、韓流にジャックされている!?
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