よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

吉永小百合「プロフェッショナル仕事の流儀」

2019年10月26日 | 日記
吉永小百合さんの「プロフェッショナル仕事の流儀」を見る。
謙虚で柔和で、本当に素敵。「自分はアマチュアでプロではない」と首を傾げる姿が可愛らしい。

撮影風景で、ワンカットでなく何度も同じシーンを撮るのは大変だ。撮るほうも、撮られる方も。
「疲れているとはいいません。本当に疲れちゃうし、スタッフはもっと疲れているはずだから」
このあたりの思いやりもすごい!

自分の幕引きについても語っていた。
古い友人が「あなたは長生きしてもっと活躍して」と喝を入れていたが、多分先輩や同輩、時には後輩を見送って、いろいろな人生の覚悟を決めているのだろう。

私も幕引きというものを常に考えるようになったので、なんとなくわかる。
老若男女問わず、幕引きの瞬間は必ず訪れる。
その時まで、どのように過ごすか。
吉永さんは「今日を精一杯生きる」と語っていた。

力を入れて血管が切れそうになるほど頑張るのではなく、怠惰になるのでなく。
しなやかに、軽やかに生きていたいなと感じている。


凛として上品な女性は素敵