思い出のマーニーを観てきました。
ややネタばれありです。
無気力な少女が不思議な世界と接触し、生きる力を取り戻す。
このあたり、千と千尋に通じるものもありますね。
千尋とハクが幼いころに縁があったように、杏奈とマーニーも深い因縁があります。
千尋同様、ヒロインの成長物語でもあるのですが、
この映画の主題は「愛と赦し」かな、と感じました。
幼い杏奈が抱いていた人形がマーニーに似ていたので、そっち関係かと
騙されかけましたが、ヒロイン達にはもっと深い縁がありました。
なぜ、マーニーがあれほど杏奈に執着するのか、
必死で許しを乞うのかも、最後で明らかになります。
さやかちゃん(トトロのメイをメガネっ娘にした感じ)や
絵描きの久子さんも重要な役割を果たします。
杏奈の世話をする夫婦も豪快で、とてもいい雰囲気。
ふとっちょブタと言われた女の子も「赦し」の心を持っています。
(彼女が「とても綺麗な青い目をしている」と口走るのも、
実は結構重要な伏線になっているんですね。)
ハウルが、物語進行中にキャラ崩壊をしたのに比べると
キャラにもストーリーにも無駄がありません。
ミステリータッチで引き込まれます。
風景もすごく綺麗です。
瑞々しいトマト、夜の湖面の輝きなど、本当にため息がでるほど。
実はハウルあたりから、ジブリと距離を置いていたのですが、
今回はまわりの評判がいいので観に行きました。
…これは当たりでした。
重い内容を含んだ話でありながら、見事なハッピーエンド。
考えさせられるとともに、成長した杏奈を見てほっとしました。
映画館でも場内の照明がともるまで、誰一人席を立つことはなく、
観客全員があの世界に入り込んでいたように思えました。
それにしても、
「花子とアン」「アナと雪の女王」「マレフィセント」のように
最近はダブルヒロイン全盛ですね。
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ややネタばれありです。
無気力な少女が不思議な世界と接触し、生きる力を取り戻す。
このあたり、千と千尋に通じるものもありますね。
千尋とハクが幼いころに縁があったように、杏奈とマーニーも深い因縁があります。
千尋同様、ヒロインの成長物語でもあるのですが、
この映画の主題は「愛と赦し」かな、と感じました。
幼い杏奈が抱いていた人形がマーニーに似ていたので、そっち関係かと
騙されかけましたが、ヒロイン達にはもっと深い縁がありました。
なぜ、マーニーがあれほど杏奈に執着するのか、
必死で許しを乞うのかも、最後で明らかになります。
さやかちゃん(トトロのメイをメガネっ娘にした感じ)や
絵描きの久子さんも重要な役割を果たします。
杏奈の世話をする夫婦も豪快で、とてもいい雰囲気。
ふとっちょブタと言われた女の子も「赦し」の心を持っています。
(彼女が「とても綺麗な青い目をしている」と口走るのも、
実は結構重要な伏線になっているんですね。)
ハウルが、物語進行中にキャラ崩壊をしたのに比べると
キャラにもストーリーにも無駄がありません。
ミステリータッチで引き込まれます。
風景もすごく綺麗です。
瑞々しいトマト、夜の湖面の輝きなど、本当にため息がでるほど。
実はハウルあたりから、ジブリと距離を置いていたのですが、
今回はまわりの評判がいいので観に行きました。
…これは当たりでした。
重い内容を含んだ話でありながら、見事なハッピーエンド。
考えさせられるとともに、成長した杏奈を見てほっとしました。
映画館でも場内の照明がともるまで、誰一人席を立つことはなく、
観客全員があの世界に入り込んでいたように思えました。
それにしても、
「花子とアン」「アナと雪の女王」「マレフィセント」のように
最近はダブルヒロイン全盛ですね。
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