アンジェリーナのファンで、結構ファンタジー系も好きなので
楽しみにしていた。
やはり期待を裏切らない存在感の、マレフィセント。
(ネタバレありです)
もともと悪に染まっていたわけではなく、呪詛を吐いた後も
それを後悔し、オーロラを母のような慈しみで見守っていた
視線など、本当に魅力的なキャラクターだった。
やはり『アナと雪の女王』を彷彿させるシーンが散見された。
自身のもつ魔力の脅威に苛まれ、心を閉ざすヒロイン…エルサ、マレフィセント
天真爛漫で、心優しい少女…アナ、オーロラ
二面性をもつ男性…ハンス、ステファン
頼りになるマスコット(?)…オラフ、ディアヴァル
キャストの位置づけも類似点が多いが、やはり特筆すべきは
「真実の愛」を男女の恋愛としていないところだろう。
アナへのエルサの愛が魔力をとかしたように、ここでも男のキスは役に立たない(笑)
母性に満ちたマレフィセントのキスが、自らの呪いをとくのである。
ツッコミどころは満載で、
何で一国の王女がそれらしい教育も受けず、子育て適性0の妖精たちに
委ねられたのかとか、なぜ彼女は羽を捥がれても気づかなかったのかとか
王は何を目指していたのか、何を守りたかったのかがわかりにくかったとか…
いろいろあるけど、そこは置いても楽しめました。
そういえば昔『フランスのむかしばなし(小学館)』か何かで
「呪いにかけられたお姫様」という話を読んだことを思い出した。
数々の若者が姫を助けようとするのだが、悉く失敗する。
最後に心優しい若者が、道中親切にした鳥や蜂の力を借りて
魔女の課題をクリアする。
最後に、魔女はこう語る――「姫に魔法をかけたのは、
本当に心優しい男にめぐり合わせるためだったんだよ」
そういって去っていくのだが、マレフィセントも
どちらかというとその属性。心優しい魔女だったのだ、と思う。
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楽しみにしていた。
やはり期待を裏切らない存在感の、マレフィセント。
(ネタバレありです)
もともと悪に染まっていたわけではなく、呪詛を吐いた後も
それを後悔し、オーロラを母のような慈しみで見守っていた
視線など、本当に魅力的なキャラクターだった。
やはり『アナと雪の女王』を彷彿させるシーンが散見された。
自身のもつ魔力の脅威に苛まれ、心を閉ざすヒロイン…エルサ、マレフィセント
天真爛漫で、心優しい少女…アナ、オーロラ
二面性をもつ男性…ハンス、ステファン
頼りになるマスコット(?)…オラフ、ディアヴァル
キャストの位置づけも類似点が多いが、やはり特筆すべきは
「真実の愛」を男女の恋愛としていないところだろう。
アナへのエルサの愛が魔力をとかしたように、ここでも男のキスは役に立たない(笑)
母性に満ちたマレフィセントのキスが、自らの呪いをとくのである。
ツッコミどころは満載で、
何で一国の王女がそれらしい教育も受けず、子育て適性0の妖精たちに
委ねられたのかとか、なぜ彼女は羽を捥がれても気づかなかったのかとか
王は何を目指していたのか、何を守りたかったのかがわかりにくかったとか…
いろいろあるけど、そこは置いても楽しめました。
そういえば昔『フランスのむかしばなし(小学館)』か何かで
「呪いにかけられたお姫様」という話を読んだことを思い出した。
数々の若者が姫を助けようとするのだが、悉く失敗する。
最後に心優しい若者が、道中親切にした鳥や蜂の力を借りて
魔女の課題をクリアする。
最後に、魔女はこう語る――「姫に魔法をかけたのは、
本当に心優しい男にめぐり合わせるためだったんだよ」
そういって去っていくのだが、マレフィセントも
どちらかというとその属性。心優しい魔女だったのだ、と思う。
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