株式会社葉月の社長ブログ 『うちは技術屋です』

飯塚市嘉麻市(筑豊福岡全域)で塗装・塗替え・防水改修などをやっています。

外壁の殺菌処理(防カビ塗装)

2009年12月18日 | 塗装工事
建物の外壁に発生するカビやコケの原因は色々あります。


盆地などの気象条件

隣家との距離が短い

樹木や山がある

隣が田畑


などなど、色んな要因があってカビが発生するのです。


最近は、防カビ型上塗りが主流になりました。

と言うより、防カビ型の塗料じゃない方が珍しくなったと言うか。


しかし、単純に防カビ塗料を塗っただけで、次回からのカビの発生を抑えられるのか?

と聞かれたら、答えはNOです。


確かに、防カビ型の塗料でコーティングをすれば、新規に発生するカビやコケは抑制できますが

壁の根には菌が残ったままの状態です。

これは高圧洗浄だけでも落ちない場合があるのです。




やはり、まずはしっかり殺菌して、カビの発生原因を推測して、塗料の選択をすることが重要です。


防カビ塗装の塗装前の段階の下地処理を紹介します。



まずは高圧洗浄で既存の汚れやカビ等を落とします。








そして、次亜塩素酸ナトリウムが主成分の専用の殺菌剤を塗布します








もう一度高圧洗浄を行い、薬剤を綺麗に流し落とします。




これで完了です。

たったこれだけの事ですが、これをしないと、カビやコケの根を殺す事ができません。


この殺菌をすることにより、塗膜の下から湧き出てくるカビやコケを抑制することができます。



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