パワースポット。

　今年のツーリングでは北は会津に、南は伊豆に。出先でうち等のお客様とばったり出会うことが多かった。
　旅先として人気が高かったのは「パワースポット」なのだ。行くと元気になれる場所で昔はアメリカやオーストラリアの先住民の聖地を指したのだが日本でも信仰の場や自然がそれらに代わって我々の世代でも随分日本志向になった。
　日経マーケティング調査によると、日本の若者は政治的な愛国主義でも、国産志向でもなく平和で美しいこの国が好きという自然な感情とみて古民家、日本の歌、祭り、友人のいる地元を好み２０歳前後の人の75%が日本が好きと答えたそうだ。
　調査では米国の旗色が悪い。「好き」な人は27%米国のイメージを問うと１位は自由２位以下に乱暴、怖い、強引、横暴が３割台で続く。明るくかっこいい、学ぶことが多いと思う人は２割程度。米国を仰ぎ見た世代が今の日本をつくり、そこで育った世代は別の物差しで２つの国を眺めてる。　アメリカよがんばってくれー。