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食事でこんなに変わる、脳の発達や病気 / 京都女子大学 辻 雅弘先生

2022-09-21 00:23:19 | 健康と栄養

食事でこんなに変わる、脳の発達病気

京都女子大学 辻 雅弘先生

 
 
2020年2月28日
京都女子大学公式チャンネル
 
 

食事や出生体重で、こんなに変わるIQ行動

 

臨床研究のまとめ

低体重で生まれると、

IQが低く、多動などの問題をもつ可能性が高い

 

妊娠中に、魚をたくさん食べたり、

母乳育児だと、子供のIQが高くなる

でも、母乳のどの成分がいいのかは不明

 

基礎研究

低出生体重児と同じ症状のモデルラットを開発した

低体重ラットは、脳の感覚野の面積が小さい

脳内のグルタミン酸が増え、GABAが少ない

つまり、神経細胞の興奮性増し、抑制性が減る

 

ラクトフェリンは脳の関門を通過できる

 

栄養学の研究には、臨床研究基礎研究が必要です。

 

臨床研究では、観察研究と介入研究(無作為割り付け研究)

との違いを考慮して、結果を解釈することが重要である

 

 

 

 

 

 

辻雅弘教授は、小児科医から子供の脳を研究する研究者に。

脳内の幹細胞を研究しています。

 

低体重で生まれると、知能の発達問題行動が出ることは

研究者だけでなく、アメリカの教師は常識として知っています。

麻薬常習の母親から生まれた乳児は、

里親制度で育てる制度があります。

 

アメリカでは、3つ子や5つ子が’生まれた時、

ボランティアや贈り物に囲まれ、ニュースになりますが

また、スペシャル教育の子供が増えたという批判も出ます。

 

1990年代、ロサンゼルス・タイムズ紙に

児童虐待の記事に、乳幼児が母親に殺されているのが

世界で一番多いのが、日本とありビックリ。

間違いではないかと丁寧に読みました。

信頼できるデータを基にした記事でした。

日本人は大人しく柔和な民族なのに、

なぜ、赤ちゃんが母親の虐待で殺されるのか、

不思議だという記事でした。

 

乳幼児知能の発達は、育つ環境で脳が発達していきます。

食べ物は重要だけれど、周囲との関わりも重要です。

 

6歳以下の子供の脳の発達に、

脳の栄養が重要であることも分かっています。

脳内の栄養素不足によって、発達した脳は、

それ以降の栄養療法では解決できないことも

かなり前から分かっています。

 

辻雅弘教授は、脳の発達に問題がある乳幼児の治療法として

分子栄養学の視点で研究をしています。

細胞や遺伝子レベルの栄養学です。

 

将来、主流となる分子栄養学は、

検査値のデータを基準に、

体内に不足している栄養素を補充し

過剰な栄養素を排出する栄養療法になります。

 

辻雅弘教授が重要なことを説明しています。

日本の若い女性は痩せ型が多い。

 

見た目を気にして、ダイエットをして、

体に必要な栄養素、特にミネラル不足の人が多いのでは?

 

栄養偏重の母親から生まれた乳児や幼児の脳について

この動画は、研究結果を説明しています。

 

 

 

 


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