平和の為に何をやれるか、愚行積善備忘録、園田幸二のブログ

人間『死ぬまでの暇潰し』と思ってみても、日本人として、日本文化を愛し、歴史伝統を護りたい。日本の安寧祈願。旅

子供との約束を守るのが筋

2013-08-14 03:15:38 | 日本人の思想
子供達との約束はだいじだ、

昔、池波正太郎のエッセイで読んだ、、

池波正太郎は真田家にまつわる小説を数多く書いている。
その関係で先生は長野には何度も足を運んでいた。

その池波先生、
初めて松代へ行った時、
通りがかりの小学生に道を尋ねた。
小学生は懸命に説明してくれる。
先生はその小学生がいたくお気に入りになられたのだろう。
写真を撮ってあげたそうだ、

もう40年以上も頃の話、
当時はカメラもねえ~~高価な頃、

先生は少年に、
『東京に帰ったら、送ってあげるよ』
と言って先生は少年の住所を聞いて、別れた、

少年はその約束を皆に話しました。
ところが、誰も信じてくれません。
『行きすりの人の口約束なぞ、あてにならない』

しかし、少年は熱心に、楽しみに待っていた。
『約束したんだ、必ず来る』
その時、少年は相手が小説家池波正太郎とは一切知らなかった。

写真が少年の手元に届いた。
少年は喜んだ。

それからしばらくして、池波先生の元に少年の父親からお礼の手紙が来た。
『小さな者の為に、約束を守って頂き、これは私の息子にとって写真以上の、
かけがえのないモノを頂きました』

良い話だ、
その後、先生とその御家族は便り絶やさず、
先生は自分の家族を連れそのご家族の家にまで行った事もあるそうだ。

よく、言われる。
『福島の方ですか?』と、
なんでそこまでやるのといぶかしる人もいる。

福島の子供達に、また来るね。
と言った。
その約束は口約束で守るのが正論。
約束を守りに行き続け、既に40回近くになる福島行き、




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