The Society of Helical Carbon ヘリカル炭素学会

Helical C (CMC), PAT PCT/FDA JP & TH (Food), SM TH FDA (Med)

富士通、低カリウム野菜を栽培する国内最大規模の植物工場を運用開始……クリーンルームを転用

2013-07-06 09:53:52 | 糖尿病

RBB TODAY 7月6日(土)9時0分配信

低カリウム植物工場の様子

 富士通グループは5日、福島県会津若松市において、「食・農クラウドAkisai(アキサイ)」を活用した大規模植物工場の実証事業を行うことを発表した。

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 この植物工場は、半導体工場のクリーンルームを転用したもので、2,000平方メートルの実装面積を持ち、低カリウム野菜を栽培する植物工場としては国内最大級のものとなる(生産規模3,500株/日)。生産物は、人工透析患者、慢性腎臓病患者など、医師からカリウムの摂取制限を受けている人々に、野菜を提供できる手段として期待される。

 本実証事業は、富士通ホーム&オフィスサービスの提案が、復興庁・経済産業省「2013年度 先端農業産業化システム実証事業」として採択されたことを受け、富士通グループ、会津富士加工、福島県立医科大学などで構成するコンソーシアムが、協調・連携して実施する。カリウム含有率の低いリーフレタスを2013年10月から試作し、2014年1月から量産出荷する。

 富士通セミコンダクターが半導体製造工場のクリーンルームで培った、最適製造条件の割り出しや雑菌管理のノウハウ、富士通ファシリティーズ・エンジニアリングが持つ、半導体製造工場へのインフラ供給や省エネルギー管理のノウハウを活かし、最適な育成環境を実現する。また「Akisai」を活用し、栽培データを継続的に解析し、生産性の高い栽培、効率的な植物工場経営を行うとのこと。期間は2014年3月末まで。

慢性腎臓病の原因細胞を特定…東北大グループ

2013-07-06 07:42:04 | 糖尿病

毎日新聞 7月6日(土)6時0分配信
 東北大の研究グループは5日、慢性腎臓病の原因細胞を特定したと発表した。日本で1300万人以上の患者がいるとされる慢性腎臓病の治療方法開発につながる可能性がある、としている。米腎臓病学会誌(電子版)に掲載される。

 相馬友和研究員と山本雅之教授らのグループによると、高血圧や糖尿病で腎臓の機能が落ちると、腎臓内にコラーゲンを作る細胞が出現する。この細胞は腎臓を硬くして、赤血球を生み出すホルモン「エリスロポエチン」を作る機能を低下させる。赤血球が減って腎性貧血を起こし、さらに機能が低下するという悪循環に陥る。

 研究グループは今回、腎臓内にコラーゲンを作り腎臓を硬くする細胞について、エリスロポエチンを作る細胞が炎症により変化したものであることを突き止めた。炎症を抑えると、再び同ホルモンを作る正常な細胞に戻ることも確認した。相馬研究員は「細胞の炎症を制御できれば、腎臓病の予防や治療に応用できる」と話している。



腎臓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%8E%E8%87%93
www.kidneydirections.ne.jp/‎