Wallet Tomahawkとその前に

気温も下がって少しづつ仕事がやりやすくなって来ました。

作業的に段階を踏まえた状態のモノがあったので、こんな感じで進めています。

コレは前回に紹介していた状態で、ロータリー研磨の切削痕を耐水ペーパーで落としたモノ。

刃になる部分をグラインドしますが、この段階でコンベックスグラインドになっています。

上の状態では、まだ分厚く鈍角なので、グラインドの角を落としながら刃になるよう薄くしていきます。

が、この状態でグラインドは終了。

面取り、マーキングをすれば焼き入れに出せます。

工程は多いのですが、単体なら早く完成します。

数をこなすには時間が必要になってしまうのが手作業品の問題です。

と、W.T.の工程を先に紹介していますが、作業的にはコチラが優先。

段付きドリルでネジをハンドルに埋め込みます。

こんな感じ。

なんとか元通りくらいに戻ってきました。

失敗はしない方がいいのですが、だいたい手直しした方がよりいい感じになります。

コレも例に漏れずいい感じになりました。

完了までもう少しといったところです。

ハンドル加工

まず、コチラの作業も進めなければならないので・・・

ロータリー研磨の痕を手コスリで細かくしていきます。　

こんな感じ。

奥が手コスリ済み、手前がロータリー研磨痕。

あと3枚残して時間切れです。

で、やり直しのハンドル加工に入りました。

大まかな形にはなっているので、細かな凸凹をならしていきます。

だいたい進捗状況70%くらいといったところかと。

気を遣うところは過ぎているので、作業的(項目的)にはほぼ終わっているといえますが・・・ここから手前がかかります。

いいわけですが・・・

連休中はほとんど作業が進みませんでした！

作業時間の割り当ても少なかった事もありますが

工房の室内温度が結構ありまして

冷却システムがコレ。

汗がしたたり落ちて鋼材に垂れるし・・・後々のサビが気なる~

来年はスポットクーラー導入を考え中。

ともあれ、やらねばならぬ作業だけはやらねばならぬのである。

CSL-CUSTOMのマーキングを終わらせて焼入れ行き。

BAIL OUTは進みませんでした→休み明け最優先課題。

コチラも必須科目。

10枚用意したものの、1枚が入院中にサビてしまい全9枚。

心配はしていましたが、やはり・・・といったところです。

必要数は6枚なので、とりあえずそのまま継続していきます。

ちなみにVG-10。

こんな感じで連休は終わってしまいましたが、感覚は少しづつ戻って来ているので、ペースを上げていければど思います。

そして0.5歩進んだのである

という事で、CSL-CUSTOMが焼入れ前まで進める事が出来ました。

前回から

背中側の先端の面取り(ファルスェッヂ)部分。

背中側後半部分の丸め。

尻の第2ファルスェッヂを削りつつ、全体的な傷やズレがないかチェックしています。

マーキングはまだですが、焼入れに出すには、まだ時間があります。

そして、ベイルアウトのハンドルは

アウトラインまでは削れました。

連休中に完成すれば上出来といったところかと。

3歩歩いて２歩さがるか

作業は前回の続きです。

グラインドが焼入れ前まで終わり、背中側の面取りに入りました。

コチラは始めたばかり。

面取りの太さは、そこそこありますが、平な部分は削って∧にするので削るところは結構あります。

とはいえ、今のところ順調という事で・・・

で、問題があったのが前述のCSL-CUSTOMの前に完成した・・・と思っていたBAIL OUT。

ハンドル材を仕上げたところ、致命的な不備を発見。

という事で、作り直しです。

せっかく終わったと思ったのにー