『父を想う日』
今日は57回目の父の命日
父の結婚前の日記を、数十年前に今は亡き母から私の手に渡りました。
その日記には生きるヒントが沢山含まれています。
息子より若い頃の父の日記なのに。
それを日々読みながら懸命に人生を歩き続ける娘でございます。
父がこの世を去ったのは57年も前のことなのに、あの日のことが鮮明に思い出されます。
8月16日の夜中に倒れ、家族や親戚一同みんなで奇跡を信じてましたが2週間後に逝きました。
41歳でした。今年息子がその年になります。
8歳の私と12歳の兄を残してさぞかし無念だったことでしょう。
息子も同じように年の離れた兄と妹、二児の父となっています。
8歳の私の目で見て感じた心の動きを、しっかりまとめ心に収めてあります。
65歳になる娘が、8歳だった私が見た41歳のままの父に時折救いを求めます。すると必ず返事をくれて心が楽になるのが本当に不思議です。
やはり人の命に終りはあっても、こうして父は私の中で存在し続けている。そう思えるのです。
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