The Stray Cats - Rock This Town (Live)
動画は1983年のUSフェスティバルの模様とのこと。
The Stray Catsの"Rock This Town"は鮮烈であった。
彼らの音楽に初めて出会ったのはもちろんこの曲のPV。
TVKのミュージックトマトかテレビ朝日のベストヒットUSAのどちらかで見たのだと思う。1981年にまず英国でリリースされ、英国のヒットチャート最高位9位を記録。母国アメリカでは翌年にリリースされ、ビルボードシングルチャートでこちらも9位となる。当時、英国でライブ活動を行っていて、業界の人脈を広げていき、それがきっかけでデビュー・アルバムを英国で録音することになる。そんなこんなで英国→米国の逆輸入パターンになっている。
エルヴィス・プレスリー直系のロカビリー。
グレッチのセミアコースティックを弾きまくるブライアン・セッツァー氏。
コントラバスをかき鳴らすリー・ロッカー氏
シンプルなドラム・セットを立ったまま叩くスリム・ジム・ファントム氏。
50年代を思わせるレトロな楽器やヴィジュルアルが逆に新鮮だった。
随分あとになってブライアン・セッツァー・オーケストラやブライアン・セッツァー氏ソロのライブは何度か見に行った。サプライズで布袋寅泰氏が登場して"BACK STREETS OF TOKYO"を披露した場面にも遭遇した。コンサート終了後の帰り道にジョン・カビラ氏を発見したこともあった。カビラ氏の生の声は本当に美声であった。彼も同じライブを見ていたらしい。いずれのライブ会場にもリーゼントを決めたお兄さん方が大量に集結するのが特徴で、普通な格好の自分は少し肩身が狭かったりする、、、ことは決してないが、この人達は普段どのようなお仕事をされているのだろう?と少し興味はある。
というわけで、理屈抜きで楽しめる彼らの音楽は、いつも元気を与えてくれます。武漢熱が終息したら、またライブを観に行きたいアーティストのひとつであります。