看板猫のいるお店で猫飲み 家庭料理てまりさん 2 (2210-1)

2022年10月上旬の平日に新橋のてまりさんで猫飲み。
前回のつづきです。

膝の上に一番乗りだったイチくんをまんまと追い出したえびちゃん。
「ビールが空いたね。もう一杯いくよね？」
はい、お言葉に甘えて。

イチくん「やっぱり納得いかない！ぼくが一番乗りだったのに、横入りはズルい！」
厨房の手前で方向転換。こちらに戻ってくるか？
コツブちゃん「正論だね」



イチくんにも意地がある！
膝の上に戻ってきた！



イチくん「若い者がお客さんをおもてなししますから、お年寄りは休んでいてくださいな」
お！イチくんの逆襲！
えびちゃん「。。。」



ビールのおかわりがきましたよ。



そして、ヨチャロウ巻！
じゃなくて「茶太郎巻」！
茶太郎とはエノキダケの一種。わし個人的には初めて出会う食材。
通常のエノキよりもカサが大きく、茎が太い。シャキシャキとした歯ごたえ。
それに豚肉を巻いて焼いたもの。塩味。



ビタミンB2が多く含まれているそうで、わし向きではないですか。
ビールに合う～！

新規のお客が小上がりに来たので、イチくんはそちらの接客へ。
大忙し。



喉の渇きと空腹が落ち着いてきたので、カウンター周辺を探検。
カウンターの箱にコツブちゃんとパンツくんが。
もうひとりはおそらくキクちゃん。



トラチはその巨体をビールケースから大胆にはみ出させつつ、爆睡中。



つるむらさきのお浸し！
ヘルシー路線で。
見た目はほうれん草に似ているけど、しっかりした歯ごたえと野性味溢れる味と香りが特徴。
ぬめりが特徴のひとつと聞いているけど、それほど感じられない。
それだけ上手に茹でられているということでしょう。



ヨチャロウ巻じゃなくて茶太郎巻があまりにも美味しくて２杯目のビールもあっという間に空！３杯目とつるむらさきを一緒に。

 

えびちゃん「イチが張り切っているから、あたしはここで一休みしますよ」
奥のボックスに戻ったえびちゃん。

パンツくんが動いてくれないと面白くない。
しかし、よほど眠いらしく、多少撫でても起きる気配まったくなし。



サツマイモ、ハス、チクワの天ぷら！
ピンクの塩と一緒に。
わし個人的には天つゆの方が好きだけど、塩もたまにはよし。
素材そのものの味がよくわかる。



ごはんを食べ終わったえびちゃん。
量はあまり食べない。
スリムな体形を維持するには、やはり量の調節だよね。。。
えびちゃんを見習わなくては。



厨房からヨチャロウくんが出てきた！
ヨチャロウくん「自分の名前がやたら聞こえてくるんだけど、気のせい？」
いえ、ヨチャロウ巻！とわざとボケを連発していたわしのせいです。。。



えびちゃん「あたしたちの名前が入ったお料理はいいアイデアだと思うよ。女将さんに提案してみれば？」



えびちゃん「でも、海老を使ったお料理にあたしの名前がついたら、ややこしいかな。。。あっちこっちで『えび』の声が飛び交うかもね」



ヨチャロウくん「厨房で休んでいるときに『ヨチャロウ』の声が飛び交っているのが聞こえてきたら、気になってしまっておちおち寝てられないですよ。。。」
ヨチャロウ巻のせいで寝不足？



えびちゃん「どう考えてもパンツは絶対に料理の名前にならないね。」
「パンツ巻」がメニューに書いてあるのを想像すると笑える！



コツブちゃん「とびっこを使った料理なら『コツブ』はありかな？」
ありでしょう！
魚の卵系の他に、ツブ貝とかクスクスとかいろいろあるかも。

次回へつづきます。