スタートレック・スターシップフィギア改造シリーズ第三弾は…!?
もう、タイトルでバレバレだが2012年青島文化教材社から販売されていたエンタープライズD バンダイのシリーズにDが無いのはこのため(だったのか?)
AOSHIMA 1/2000 スタートレック・ネクストジェネレーション U.S.S.エンタープライズD NCC-1701D 当時¥13,000位だったと記憶
本体色は、発売当社薄いグリーンだったのだが途中白っぽいグレーに仕様が変更された。どうやら、テレビで見る色と違うと言ったクレーム(要望)があったらしい。自分が購入したのは初期の薄いグリーン仕様(ちなみにこの明るいグレーがかったグリーンの本体色は“ダックエッグブルー”と言うらしい)
組立らしい組立は無く、塗装済みのほぼ完成品 このセットのウリはLEDによる電飾仕様と円盤部と推進部が分離するギミックを搭載。円盤部下部の脱出カプセルが取り外せてシャトルが一基付属している。
どうやら、版権の関係で再販は無かったもよう。今も時たまオークションなどでかなりの高額で取引されている。
ペラ一枚の取説 組立らしい組立は無いのでこれで十分ではあるのだが、デカールの貼り付け場所が案内図ではどこに貼るのかが良くわからず結局パッケージの絵で判明したと言うオチ
今回の改造ポイントは…。
・電飾ヵ所の追加
セットには左右識別灯の部分は単に赤と緑の色が塗られているだけ。これをLEDで再現した。追加LEDの一部は、航行シーンなどで見るような点滅仕様にしてみた。
・内部電池駆動を外部電源化した。
オリジナルの仕様では円盤部と推進部~ワープナセルの電飾にそれぞれLR44が3個ずつ入っている。電源が一ヵ所ではないのは分離する構造のため。
これを分離ギミック用として電池駆動の仕様を残しつつ併用して外部からも給電が出来るようにした。
・外部給電は、ワイヤレス給電(電磁誘導方式)を内蔵した。
また、分離仕様のギミックを残したままどうやって円盤部へ給電させるか?
これが、一番の課題だった。
外部電源化するにあたっては、付属スタンドから電源を供給するのだが有線で接続したのでは能がない。そこで電磁誘導コイルを用いて無線給電を実現した。
【改造するにあたって購入したパーツ】
改造にあたって、以下のパーツを購入した。
チップLED(抵抗入)赤、緑それぞれ20本入り 左右識別灯用 白LEDは以前購入したものがあったので、それを再利用 保護抵抗はリード先端に付いているものが使いやすい。
点滅ギミックは、今回ワンボードのドライバーモジュールを購入 ワンボタンでいろいろな点滅パターンを選べる。最も使うのはゆっくり点滅のみではあるが。
ワイヤレス給電モジュール 安価ではるが、けっこうな高出力 コイルの位置が合えば、マックスで5Vくらいは出力できるので充分な仕様
今回の改造のキモ 接触電極端子 分離ギミック仕様を残しながら推進部より円盤部へ電源を供給するのに利用
【製作風景】
今回一番苦労した給電ヵ所 分離ギミックを残しつつ推進部から円盤部へ給電させるための苦肉の策
電極が4つあるのは、LEDを点滅させるための回路が別電源のため
極細リードの取り回しは、相変わらず老眼の眼を酷使させられた。
接点の位置合わせなど試行錯誤しながらも点灯テストOK
ワイヤレス給電モジュール 左:送電側 右:受電側 安価ではあったがマックスで5Vの給電が可能な優れもの。
受電側コイルは、おあつらいむきの推進部艦尾のスペースに収納
誘導コイル部分の目隠しに利用するため餌食となった30年以上前のフロッピーディスク 分解して内部構造を見たのは実は初めて。
送電側は、展示ディスプレイ台に取付 そのままでは見た目が悪いのでフロッピーディスクをプラバン替わりにして目隠しに利用
もう、見ただけでやりたくない(^^; 配線作業 下側がLEDドライバーモジュール 上側がワイヤレス給電受電モジュール
今回は、今までの教訓をいかし円盤部と推進部を最後にジャンパーワイヤーで合体させる仕様とした。
展示台内部 今回は、USBではなく電源アダプターを使えるようにしてみた。
入力電圧は、5V~12Vまで行けるそうだが5V出力でもそこそこな明るさ
【完成お披露目】
全長32㎝ けっこう大型のスケールモデル やはりエンタープライズD型は、個人的にも一番好きなシップ
シャトルが一基付属
外部電源より供給
スタートレックに登場するシップは、どの角度から見てもみな絵になる
塗装済みではあるが、複雑なアズテックパターンがみごと
ドラマ冒頭シーンで良く登場するカット
曲線のフォルムが素晴らしい
バッテリー仕様の回路は残したので分離しての点灯も可能
【電飾発光仕様写真館】
LEDはやはり輝度があるので電飾が映える。いろいろな角度から撮影してみた。
最後にLED点滅している様子を動画で紹介
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