尺八を習い始めた。
そして、定年前の健康診断で、肺がんが見つかり
右肺3分の1切除の手術を受け
その後、暫くは尺八の稽古は中断していたが、
肺のリハビリにもなるから、と、尺八を吹くことを再開し
今も 近くの公民館で仲間と吹いている。
明日は、そのサークルのある日。
雨の今日は、練習に余念がない。
先月は 「夕顔」を吹いていた。
今月は 「大内山」
ところで
私は 中学の頃から 琴を習い 就職してからは、会社のサークルでも続け、
いつかは 師範!と、息巻いていた。
けれど、膝の皿を骨折し、正座もままならなくなり
また子育ても忙しくなってからは
琴は 埃が溜まったまま。
夫が尺八を習い始めた頃、
いつかは二人で合奏し、
例えば 老人施設などに 慰問演奏に行こう、
と、話したこともあった。
さて、大内山
これが 尺八の楽譜。
夫が、何処か可怪しい?と 首を捻っていたので、
琴の楽譜を出してきて
何年ぶりか 弾いてみた。
何年ぶりか 弾いてみた。
「大内山」とは、京都仁和寺の北に位置する山の名だそうです。
私がこの「大内山」を習ったのは、
高校1年の頃 学校帰りに
中日文化センター で、
田村通子先生に、師事し
練習した曲でした 。
50年前ですね。
夫と、
息を合わせて 合奏とまではいきませんでしたが、
単独で爪弾いてみても、
綺麗な曲でした。
取り立てて、用もない 雨の日には、
こんな優雅な時間を持つのも、良いですね。
でも、
夫が吹く 「大内山」や「千鳥の曲」等の
古曲もいいですけれど、
誰もが知っている
「くちなしの花」「さざんかの宿」「365日の紙飛行機」「糸」など
歌謡曲を吹いてくれる方が
一緒に口ずさめて 好きなんです。