「ジャクリーヌ・デュ・プレ」はイギリスの天才チェリストで、当時は有名だった。
42歳で夭逝したからこの名前を知っている人は少ないだろう。
彼女は16歳でプロデビューし、22歳で有名なピアニストであり指揮者であるバレンボイムと結婚した。
途中体調を崩し、病名がなかなか分からず、やっとついた病名が「多発性硬化症」だった。
28歳の時て、その年引退した。
その頃、ステロイド・パルス療法など無かったのだろう。
映画の「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」を観た時、身体や手や足が震え、舞台で尿を漏らしたり、目のかすみを覚える彼女の姿はみていられなかった。
イギリスは「多発性硬化症」の患者が多い国だ。
日本に比べてダントツに多い。
彼女の有名な、私の好きな曲はエルガーのチェロ協奏曲だ。
まるで彼女の人生を表しているような曲だ。
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