私が病理検査室にいた頃のことを書こうと思っていたら、TVで「グレイトギフト」という病理検査室を舞台にしたドラマ
が始まった。
仕事柄、医療物には興味っがあってこれまでも観てきたが、最近では「TOKYO MER~走る救急救命室」、大分前では「医
龍」「JIN-仁」「Drコトー診療所」など興味が尽きず観ていた。
「グレイトギフト」では病理医と検査技師が協力しながら働く病理検査室を舞台に、うだつの上がらない病理医に反町隆
史が扮し、テキパキ働く検査技師を波留が演じる。
殺人球菌(ギフト)が生々しく、それこそ見たことのない球菌が次々と人を殺していくハラハラするドラマだ。
殺人球菌を培養する場面では、実際の職場で目にしていたので懐かしくもあった。本当は細菌検査室で培養はされるのだが…。
私も白血病細胞を培養していたことがある。そんな感じで機器などを知らないうちにチェックしている自分がいる。
病理検査室という閉鎖された環境で、医療界というの狭い世界で、また病院という閉鎖的な場所で権力を得ようとする人々。
ドラマの中だけでなく、この社会全体が自分に有利に働くように、権力を得ようとして自己中心的にうごめいている。
でもその中には少数ではあるが反町演じる病理医の様に権力に縁のない人間もいる。
次々と人が殺されていく…犯人は果たして誰なのか?
ドキドキしながら観るのが楽しみである。
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