MS「多発性硬化症」と共に生きる

難病の「多発性硬化症」患者です。家での映画鑑賞とガーデニングが趣味でです。薔薇が好きになり信仰に支えらながらの毎日です。

Uさんのこと

2023-09-17 18:24:39 | 多発性硬化症

最近のことだが、スマホのLINEに、Uさんから「具合は?」とメッセージが入った。

10年位音信不通だったMSの友達だ。

私の今の状態、11月、3月、4月に再発してステロイド・パルスを4回もしたことを書いた。

暫くしても既読がつかない。変だなぁ。「成りすまし」かも知れないとも疑った。

そうしたら翌日、「立てません、仕事辞めて10年、Ky大神経内科で言われて機械を埋めているよ。」とメッセージ。その事は私は既に知っていて、「機械を埋めている」とは何と大雑把な書き方だろう、と思った。私が知っているのは、脊損センターでリオレサール(突っ張りを軽減する薬:私も現在飲んでいる)を持続的に注入する機器を手術して埋め込む、という事だった。

彼女は小学校の教師で、最初に知り合った時、「私難病なの」と少女小説のヒロインの様に嬉しそうに言うのだった。この人、明るくて前向きそう、と直ぐ友達になった。

その後Ky大病院で会う度、一緒にお茶をしたり食事をしたりして、何気ない会話で笑いあった。彼女は笑顔の素敵な女性だった。その後足が突っ張って急に歩けなくなったけど、また良くなるという繰り返しで、徐々に悪くなっていった。二次進行型か一時進行型だったようだ。

そのうち車椅子になり、仕事も辞めて家に居ることになった。電話して話すと、ちょっと呂律が回らないような感じで、頭も悪くなったのかな、とも思った。

その後電話しても繋がらなくなって、一体どうしてしまったんだろうとかなり長い期間心配していた。悪い状態も頭をよぎった。最悪の場合も考えた。

住所は知っていたから、訪ねて行ってみようかと思ったこともあった。

LINEで、今は施設にいると言う。施設名もちゃんと書いてくれた。

毎日、一言ずつのメッセージ、どんな状態か想像してしまうが、連絡が取れてよかった。

彼女は会いたがっているんだろうな、私はメッセージに「会いに行くよ」と書いたが、それに対する反応は無かった。

もう少し過ごしやすくなってから会いに行こうと思う。会えるのは嬉しいが、ちょっと怖い感じもする。

でもどんな状態になろうとMS友達だもの、絶対に会いに行きたい!

                          LINE イラスト素材 [ 6307964 ] - フォトライブラリー photolibrary


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