ゆうさんの自転車/オカリナ・ブログ

飛田雄一の個人的なブログ、オカリナ、登山、自転車のことなどを書こうかな・・・

自転車生活<18>レセ・パセ-自由への通行許可証-

2007-12-03 21:58:28 | 自転車生活
これは、「映画生活」コーナーに書くべきものかもしれないが、この自転車生活コーナーに書く。

街で偶然買った「ビックイシュー」82号にこの映画のことが書いてあった。私はこの雑誌のファンで、ときど買っている。神戸学生青年センターの古本市の広告を掲載したこともある。この82号が、うまいことに「特集・風邪を切って走れ、自転車!!」だった、喜んですぎに読んだ。

特集のなかに「爽快と憧れの自転車映画」があり、そこのこの映画が紹介されていた。ナチスの時代、ドイツに占領されていたパリが舞台だ。「パリから妻子を疎開させていたクルビニー村まで片道385キロを徹夜で自転車走行するシーン」というのにひかれた。

アマゾン中古で検索したら1380円で販売していた。入手後にみたら定価は3800円だった。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD33169/index.html
では、あらすじが以下のようにある。

1942年、ナチス占領下のパリ。ドイツ資本の映画会社コンティナンタルには、レジスタンス活動のためにあえて入社し、フランス全土を検問なしで横断できる通行許可証を手にした助監督ジャン=ドヴェーヴル(ジャック・ガンブラン)がいた。一方、唯我独尊を貫き女とペンに情熱を傾けた脚本家ジャン・オーランシュ(ドゥニ・ポダリデス)も、日々の糧にも事欠く旧友の姿を見て、やがて自らの信念を曲げ、コンティナンタルのために脚本を執筆することになる。43年、時代の空気は微妙に変化し、レジスタンス容疑で逮捕されていた脚本家のシャルル・スパーク(ロラン・シリング)が、撮影所に帰還。オーランシュは自分が信念を貫けなかったことに対し自嘲気味に心情を吐き捨てるが、才能豊かな同僚の脚本家ピエール・ボスト(クリストフ・オダン)に優しい言葉をかけられ、わずかながらも安堵の微笑みを浮かべる。それから間もなく、助監督仲間のル・シャノワ(ゲット・マルロン)の逮捕を知ったドヴェーヴルは、自転車にまたがり、撮影所をあとにする。レジスタンスの同志のもとへ向かった彼は、二度とコンティナンタルに足を踏み入れることはなかった。

登場人物がけっこう多くて、最初とまどったが、とてもいい映画だ。自転車好きにはあらすじ以上に、自転車関係のことが面白い。近くの人にはお貸ししますよ。
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