秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

日に透ける 蝋梅いのち そのものかな

2022年02月07日 17時50分50秒 | 日記
日に透ける 蝋梅いのち そのものかな
ほんのりと 日に蝋梅の 灯りをり
            小名木川にて
 
 
 
 ほぼ毎日同じ道を散歩していますが、景色は同じようでいて毎日毎日新しい発見があります。植物も私も日々変わっていて、日の光の差し具合も日々変わっている等々、ということだからでしょうか。また、最先端の宇宙生命科学によれば、地球上の生物は元をたどれば皆一緒、とのことのようです。いのちの在り様は千差万別でありながら、根は一つと思うと、周りの草木、花々、鳥に親しみを覚えます。人間や犬、猫さん達は近すぎてこの感覚の新鮮度が少し落ちているかな、とふと思います・・・

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寒からうと 童裸像に 手作りの  着物を着せる 女(ひと)に出遭へり

2022年02月07日 00時19分24秒 | 日記
寒からうと 童裸像に 手作りの
 着物を着せる 女(ひと)に出遭へり
 
 
 仙台堀川公園の散歩道に男の子と女の子が可愛げに相対している裸像があるのですが、いつも季節に合った服を着ています。その景はほほえましく、そこを通るたびに癒されています。どなたがされているのか、東砂のバンクシーとひそかに思っていたのですが、このほど着せ替えられている場面に運よく出逢えました。ご年配の女性の方で、ご近所にお住まいとのことです。「わたし、服なんか作ったことないんです」と明るくお話しされながら楽しそうに着せ替えられていました。偉大なる母性愛、お子への献身。やはり女性は凄いな~、とここでも思いました・・・

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