生更木や 長兄米壽 親を超え
旧暦の2月は如月(きさらぎ)で、同じ読みで「生更木」とも書かれます。生更ぐ(きさらぐ)とは、草木が更生すること、春を目の前に生き物が活動のための英気を養うこと、とのことです。
私は5人きょうだいの末っ子で、お蔭様で、きょうだいは皆元気であります。長兄はきょうだいの中では一番元気で、この2月に米寿を迎えました。私たちの父の享年は87歳、母は80歳です。長兄が親父の歳を超えてくれ、感慨深いものがありました。また、最近は人生100年と言われているものの、何か人ごとにように思っていましたが、この日、干支をもう一巡すると長兄も100歳だ~!と思い、人生100年時代の到来を実感した次第です。
長兄の子供は息子二人で、一人はアメリカ・ロスアンジェルスに住んでいますが、長兄の米寿を祝う会を兄弟二人で企画し、今回夫婦で来日。また、我ら叔父、叔母夫婦をこの会に招待してくれました。