秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

ハコベさん ウクライナの地に 平和を

2022年03月23日 13時06分48秒 | 旅行
ハコベさん ウクライナの地に 平和を
 
 
 このハコベさんの名前は「シコタンハコベ」です。昨年7月に礼文島の「北のカナリアパーク」で撮ったものです。今、ようやくこの時の写真を整理しています。このハコベさんはウクライナ戦争とは全く無関係なのですが、今このハコベさんの写真を見ていますと、平和の尊さが迫ってきます。ロシアの侵略戦争によるウクライナの人々の悲しみと困窮に思いが馳せます。
 今日の朝刊では、ロシアがによる化学兵器使用の懸念が伝えられています・・・
 ハコベの学名は「Stellaria(ステラリア)」で、ラテン語の「stella(星)」を語源として、花が星のような形をしていることに由来するとのことです。
 水の星、われ等が地球に平和を・・・

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アンモナイトが ライトに自然は マジッシャン

2022年03月22日 23時53分39秒 | 日記
アンモナイトが ライトに自然は マジッシャン
   国立科学博物館 宝石展と常設展
 
 
 常設展には北海道・遠別川(えんべつがわ)で発掘されたアンモナイト(写真下)が展示されています。アンモライト(写真上)とは、6500万年~1億3500万年前に生息していたアンモナイトの化石の内、その殻表面のアラゴナイト(真珠層を構成する物質)が玉虫色を発する化石となったもので、1981年に宝石として認定されたとのことです。
 アンモライトは残念ながら、アメリカとカナダのロッキー山脈の東斜面にのみ産出するとのことで、宝石展ではカナダビジネスサービス所蔵のものが展示されていました。
 初め見ましたが、オパールや玉虫のような美しい複雑な色彩を放っています。
 ダイヤモンドではカット職人が芸術家と言いましたが、アンモライトでは自然が大芸術家、とつくづく思いました。
 因みに、アンモナイト(英語ammonite)は、古代エジプトの太陽神アモン「Ammon」と鉱石名を表す接尾辞「-ite」の合成語で、殻がアモンの角に似ていることに由来するとのことです。

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不透明な 石を研磨で  輝ける 宝に変へる 技の凄さよ

2022年03月22日 12時48分42秒 | 日記
不透明な 石を研磨で  輝ける
   宝に変へる 技の凄さよ
        国立科学博物館宝石展にて
 
 
 初めてダイヤの原石を見ました。不透明な只の石に見えます。「これが女性を虜(とりこ)にするあの宝石の元?」と思いました。この不透明な石を光り輝くダイアモンドにするブリリアントカット工程見本を見ながら、その職人技は私には「凄い」と思いました。職人さんは芸術家だ!、とも思いました。

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しあはせとは 同じ日 空也 宝石展

2022年03月21日 22時56分02秒 | 日記
しあはせとは 同じ日 空也 宝石展
      東京国立博物館 空也展
      国立科学博物館 宝石展
 
 
                東京国立博物館 大日如来坐像 
 
                 東京国立博物館 千手観音坐像
 
 六波羅蜜寺の空也さんにお会いしたく、東京国立博物館の空也展を予約しましたが、久しぶりの上野公園なので、国立科学博物館で開催中の宝石展に寄ってから行くことにしました。綺麗な宝石の原石がどのようなものかに興味があったからです。
 展示会場の最後の部屋は写真撮影禁止で、そこには宝石をちりばめた豪華な女性用の装飾品がいくつも展示されていました。18,9世紀頃の王侯貴族が身に付けていたものです。確かに、美しい見事なものですが、今とは比べものにならない格差社会の産物で、虚栄心(vanity)が蠢(うごめ)く当時の社交界の様子が目に浮かびました。
 こんな感想を抱いて宝石展会場を後にし、東博の空也立像展会場に入りました。予約制のお蔭で人は少なく、質素そのものの空也さんをいろいろな角度と距離から小一時間ほどじっと観ていました。
 起きて半畳寝て一畳、天下とっても二合半
 プーチンは時計の針を巻き戻すが如く、かつての帝国主義的な侵略戦争でウクライナを降伏させ属国化しようとしています。プーチンと彼に取り入る「オリガルヒ」と呼ばれるロシアの富豪たちは、プーチン独裁体制の下で巨額の富を築き、18,9世紀の王侯貴族のような生活を送っているのでしょうか。
 しかしながら、彼らの心の平安は・・・
 添付の空也像は撮影禁止でしたので、購入した絵葉書をスキャンしたものです。宝石の装飾品写真は国立科学博物館ホームページに掲載されているものをコピーしました。大日如来と千手観音坐像は東博の撮影可のものです。
 たまたま同じ日に対照的な二つの特別展を見たため、いろいろと考えさせられました・・・

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白無垢の葵の奥にウクライナ

2022年03月19日 23時52分38秒 | 旅行
白無垢の葵の奥にウクライナ
    礼文島 ジャコウアオイ
 
 
 今、何をしていてもウクライナのことが頭をよぎります。
 私は日本が太平洋戦争で負けた2年後に生を授かりました。アメリカ軍の連日の空襲で、大勢の人が逃げまどい、傷つき、死に、そして街が焼け野原になるという恐ろしさは、人の話と本からの知識でしか知りません。それでも、戦争は悲惨であり、二度としてはならないと思っています。
 ウクライナが非道なロシアに爆撃され、戦車に侵略される状況をニュースやユーチューブで見る度に、ウクライナの人々の苦しさ、必死さに心が痛みます。
 プーチンは正にヒットラーと重なります。
 ロシアに対する世界的な経済制裁で、早くウクライナに平和な時が訪れることを祈るばかりです。
 薄絹に優雅な縮れの入ったようなこのジャコウアオイをじっと観ていますと、ウクライナの人々、国土に思いが馳せ、ウクライナの人々の勇敢さ、心意気に頭が下がります。
 ウクライナに平和を・・・

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