ただ単に「歯科」って言いまても、なかなかわかりづらいものです。
なので今回は「歯科」とはどのような分野があり、分かれているのか?
を解説したいと思います。
・歯科 とは?
医科の中に、内科、整形外科、皮膚科、循環器科、脳外科、小児科、外科、泌尿器科、etc
様々な「科」があります。
その中の一つが「歯科」なのです。
「歯科」の分類
看板に標記できるのは以下の4つです。
・歯科
・口腔外科
・小児歯科
・矯正歯科
です。
よって、当院では、歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科 の4つを
看板にて標記しています。
しかし、これがけでは足りないのです。
この「歯科」の中に様々な分野が存在します。
「歯科」の分類
・予防歯科
・保存修復
・歯内療法
・歯周治療
・補綴(インプラント含む)
・小児歯科
・矯正
・口腔外科
・咬合、顎関節
・審美
こんなに看板に標記されていたら普通の人はわからないですよね(^^;)
だからわかりやすく 4つに分類されたのだと思います。
ではこれらの「科」が具体的にどのようなことを行うのか?
について記載してみようと思います。
①予防歯科
治療ではありません。(キュアではなく→ケアです)
歯を強くしたり、歯の汚れ、歯石、バイオフィルム等を除去し、長期的に予後を
コントロールしていくことを目的とします。
主に、衛生士さんが処置にあたることが多いです。
全ての患者さんが、この分野のみの処置で予後がコントロールできることが望ましいです。
定期的(約3ヶ月)な受診を行っている人と、そうでない人で、歯の本数が、
10年単位で差が出てくるというデータもあります。
健康な人も受診していただきたい分野です。
~代表的処置~
・PMTC(プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)
・3DS(デンタルドラッグデリバリーシステム)
・口臭治療
・サリバテスト、唾液流量検査、等
②保存修復
歯の治療です。歯の第二層(象牙質)まで達したむし歯の除去、およびその修復
を主な処置とします。
~代表的処置~
・う窩処置(むし歯を削ること)
・IPC法(歯髄に達しそうなむし歯を神経を保護しつつむし歯を除去する)
・CR修復(コンポジットレジン修復)
最も頻度の高い治療法の一つ。白いつめもので直接歯を修復します。
治療が一度で済み、比較的審美的なのが利点です。
欠点は、術者の技術により差が出ることです。
良い歯医者さんほど、ここの治療の技術が高いと思っています。
・インレー修復
型を取り、技工士さんが作製します。
主に、金属での修復となります。
利点は、型を取るので、適合が良いことです。
欠点は、時間がかかることです。
保険適応の金銀パラジウム合金と、適応外の金合金、ハイブリッドレジン、セラミックがあります。長期予後を考えるなら金合金での修復がお勧めです。
また後日、後半はレポートします。
なので今回は「歯科」とはどのような分野があり、分かれているのか?
を解説したいと思います。
・歯科 とは?
医科の中に、内科、整形外科、皮膚科、循環器科、脳外科、小児科、外科、泌尿器科、etc
様々な「科」があります。
その中の一つが「歯科」なのです。
「歯科」の分類
看板に標記できるのは以下の4つです。
・歯科
・口腔外科
・小児歯科
・矯正歯科
です。
よって、当院では、歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科 の4つを
看板にて標記しています。
しかし、これがけでは足りないのです。
この「歯科」の中に様々な分野が存在します。
「歯科」の分類
・予防歯科
・保存修復
・歯内療法
・歯周治療
・補綴(インプラント含む)
・小児歯科
・矯正
・口腔外科
・咬合、顎関節
・審美
こんなに看板に標記されていたら普通の人はわからないですよね(^^;)
だからわかりやすく 4つに分類されたのだと思います。
ではこれらの「科」が具体的にどのようなことを行うのか?
について記載してみようと思います。
①予防歯科
治療ではありません。(キュアではなく→ケアです)
歯を強くしたり、歯の汚れ、歯石、バイオフィルム等を除去し、長期的に予後を
コントロールしていくことを目的とします。
主に、衛生士さんが処置にあたることが多いです。
全ての患者さんが、この分野のみの処置で予後がコントロールできることが望ましいです。
定期的(約3ヶ月)な受診を行っている人と、そうでない人で、歯の本数が、
10年単位で差が出てくるというデータもあります。
健康な人も受診していただきたい分野です。
~代表的処置~
・PMTC(プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)
・3DS(デンタルドラッグデリバリーシステム)
・口臭治療
・サリバテスト、唾液流量検査、等
②保存修復
歯の治療です。歯の第二層(象牙質)まで達したむし歯の除去、およびその修復
を主な処置とします。
~代表的処置~
・う窩処置(むし歯を削ること)
・IPC法(歯髄に達しそうなむし歯を神経を保護しつつむし歯を除去する)
・CR修復(コンポジットレジン修復)
最も頻度の高い治療法の一つ。白いつめもので直接歯を修復します。
治療が一度で済み、比較的審美的なのが利点です。
欠点は、術者の技術により差が出ることです。
良い歯医者さんほど、ここの治療の技術が高いと思っています。
・インレー修復
型を取り、技工士さんが作製します。
主に、金属での修復となります。
利点は、型を取るので、適合が良いことです。
欠点は、時間がかかることです。
保険適応の金銀パラジウム合金と、適応外の金合金、ハイブリッドレジン、セラミックがあります。長期予後を考えるなら金合金での修復がお勧めです。
また後日、後半はレポートします。