久々にインプラントについても語ってみようかと思います。
まずインプラントを行う上で悩むのが、どこのメーカーがいいの??
ってことです。
私も最初は散々悩みました。
最初は各メーカーの説明を聞きに行きましたが、どのメーカーも自社製品を良く言うことしかしません。
つまり、業者の言うことはあてにしてはいけないのです。
特にHA系の講習会には誰も真似できないような術式など、混乱させられた記憶があります。
ではインプラントを選択する上で必要なのは何か??というと、私は以下の観点から選択しました。
・歴史あるメーカーであること
・プラットフォームがシフトしているタイプであること
・プラットフォーム部は機械研磨であること。
・様々な補綴パーツが揃っていること。
です。
ここ3年くらい各メーカーから出されたインプラントの特徴は、ラフなインプラントが多いことです。
これは、インプラント治療を行ううえで、素早くインテグレーションする特徴があります。
インプラント治療の欠点として、期間がかかることが挙げられます。それを補正するためですが、
新たな問題ば生まれました。それは、細菌付着もしやすくなることです。
インテグレーションの速さと細菌の付着は比例するのです。
インテグレーションに関しては、機械研磨が最も遅く、塑造面、そして最もインテグレーションが速いのはHAです。
HAタイプは一時期大変に流行りました。しかし、ふたを開けてみたら日本でしか流行っていない状況で、海外では壊滅的な状況です。
一方で細菌の付着は機械研磨が最も少なく、HAが最も多い状況です。
つまり、インプラント周囲炎が起きた時、止めるすべが無いのがHA、ラフサーフェスなのです。
以上の理由でHAタイプを用いることは今後無いでしょう。
そして、メーカーが一生懸命行ってきたインテグレーションを早める実験は少しずれていたと言わざるを得ません。
言い方が悪いですが、某大手メーカーの2社の研究は論点がずれていたといえます。
最も細菌の影響を受けやすい箇所がプラットフォーム部と考えると、この部分はインテグレーションよりも優先すべきは細菌付着を縮小させることにあります。
よって私はプラットフォーム部が機械研磨のインプラントを選択するようにしています。
理想は1.0ミリ~1.5ミリ程度と考えています。深い部分ほど、細菌付着しにくいため、ラフサーフェスになっている形態が良いと思っています。
最も深い部分は細菌感染しずらいので、その部分に関してはHAでも良いのです。
プラットフォームがシフトしているタイプは、「生物学的幅径」を水平に稼ぐことができるため、
インプラントの特徴である、3mm程度の垂直なマージナルボーンロスを1.5mm程度に抑えることが出来ます。
これからの新しいインプラントは間違いなくこの構造が主流になるはずです。
オールオンフォーは除きますが。
ちなみに、ワンピースタイプのインプラントも日本で流行っています。
格安インプラントとして行っているところが多いイメージです。
ワンピースタイプはまた、生物学的幅径が関係無くなるので、理論上ボーンロスは起きません。
しかし、補綴が大変難しくなること、パーツが無いことから、主流にはなっていません。
アストラテック社は歴史があり、シェアも上位です。
プラットフォーム部は機械研磨であり、シフトしています。
インターナルコネクションでアバットとの連結もブレが出にくく、何より補綴パーツもたくさんあります。
私の中では全てのインプラントメーカーでアストラテックは生物学的に2位、補綴学的に2位にランクしており、
総合では1位にランクしました。何より、今後市場に出る、ノーベルやら、ストローマンやら、各メーカーの新作インプラントがアストラにそっくりなのです。いわゆるパクリなんじゃないかな??と。
そして、日本のメーカーが遅れてパクリを行うことは目に見えています。
そういった理由からも用いています。
不満点は3.5mm径がストッパー7が無く、くるくる回ってしまうことです。
海外メーカーはすでに補うようにクリアされた製品が出ていますが、日本は認可の関係上なかなか市場に出ません。
認可をする人に以上の知識があればすぐにでもできるはずなのですが・・・。こればっかりはふしぎな国としか言いようがありません。
選択基準は様々ですが、生物学的な観点と補綴学的な観点。
以上の2つの視線で自分にとって理想の形のインプラント形態を思い浮かべること。
そして、その形に最も近い形態のインプラントを出しているメーカーを選ぶこと。
このようにして総合的に選択をされると良いと思っています。
少なくとも私はこうしてアストラに辿り着きました。なので今後業者にどんな営業が来てもブレないと思います。
今後シェアの上でもぶれないと思います。
以前述べたロングセラーの条件を全て満たした数少ないインプラント形態なのです。
業者の価格破壊やら、営業やらで選択するのは歯科医師として愚の骨頂です。
まずインプラントを行う上で悩むのが、どこのメーカーがいいの??
ってことです。
私も最初は散々悩みました。
最初は各メーカーの説明を聞きに行きましたが、どのメーカーも自社製品を良く言うことしかしません。
つまり、業者の言うことはあてにしてはいけないのです。
特にHA系の講習会には誰も真似できないような術式など、混乱させられた記憶があります。
ではインプラントを選択する上で必要なのは何か??というと、私は以下の観点から選択しました。
・歴史あるメーカーであること
・プラットフォームがシフトしているタイプであること
・プラットフォーム部は機械研磨であること。
・様々な補綴パーツが揃っていること。
です。
ここ3年くらい各メーカーから出されたインプラントの特徴は、ラフなインプラントが多いことです。
これは、インプラント治療を行ううえで、素早くインテグレーションする特徴があります。
インプラント治療の欠点として、期間がかかることが挙げられます。それを補正するためですが、
新たな問題ば生まれました。それは、細菌付着もしやすくなることです。
インテグレーションの速さと細菌の付着は比例するのです。
インテグレーションに関しては、機械研磨が最も遅く、塑造面、そして最もインテグレーションが速いのはHAです。
HAタイプは一時期大変に流行りました。しかし、ふたを開けてみたら日本でしか流行っていない状況で、海外では壊滅的な状況です。
一方で細菌の付着は機械研磨が最も少なく、HAが最も多い状況です。
つまり、インプラント周囲炎が起きた時、止めるすべが無いのがHA、ラフサーフェスなのです。
以上の理由でHAタイプを用いることは今後無いでしょう。
そして、メーカーが一生懸命行ってきたインテグレーションを早める実験は少しずれていたと言わざるを得ません。
言い方が悪いですが、某大手メーカーの2社の研究は論点がずれていたといえます。
最も細菌の影響を受けやすい箇所がプラットフォーム部と考えると、この部分はインテグレーションよりも優先すべきは細菌付着を縮小させることにあります。
よって私はプラットフォーム部が機械研磨のインプラントを選択するようにしています。
理想は1.0ミリ~1.5ミリ程度と考えています。深い部分ほど、細菌付着しにくいため、ラフサーフェスになっている形態が良いと思っています。
最も深い部分は細菌感染しずらいので、その部分に関してはHAでも良いのです。
プラットフォームがシフトしているタイプは、「生物学的幅径」を水平に稼ぐことができるため、
インプラントの特徴である、3mm程度の垂直なマージナルボーンロスを1.5mm程度に抑えることが出来ます。
これからの新しいインプラントは間違いなくこの構造が主流になるはずです。
オールオンフォーは除きますが。
ちなみに、ワンピースタイプのインプラントも日本で流行っています。
格安インプラントとして行っているところが多いイメージです。
ワンピースタイプはまた、生物学的幅径が関係無くなるので、理論上ボーンロスは起きません。
しかし、補綴が大変難しくなること、パーツが無いことから、主流にはなっていません。
アストラテック社は歴史があり、シェアも上位です。
プラットフォーム部は機械研磨であり、シフトしています。
インターナルコネクションでアバットとの連結もブレが出にくく、何より補綴パーツもたくさんあります。
私の中では全てのインプラントメーカーでアストラテックは生物学的に2位、補綴学的に2位にランクしており、
総合では1位にランクしました。何より、今後市場に出る、ノーベルやら、ストローマンやら、各メーカーの新作インプラントがアストラにそっくりなのです。いわゆるパクリなんじゃないかな??と。
そして、日本のメーカーが遅れてパクリを行うことは目に見えています。
そういった理由からも用いています。
不満点は3.5mm径がストッパー7が無く、くるくる回ってしまうことです。
海外メーカーはすでに補うようにクリアされた製品が出ていますが、日本は認可の関係上なかなか市場に出ません。
認可をする人に以上の知識があればすぐにでもできるはずなのですが・・・。こればっかりはふしぎな国としか言いようがありません。
選択基準は様々ですが、生物学的な観点と補綴学的な観点。
以上の2つの視線で自分にとって理想の形のインプラント形態を思い浮かべること。
そして、その形に最も近い形態のインプラントを出しているメーカーを選ぶこと。
このようにして総合的に選択をされると良いと思っています。
少なくとも私はこうしてアストラに辿り着きました。なので今後業者にどんな営業が来てもブレないと思います。
今後シェアの上でもぶれないと思います。
以前述べたロングセラーの条件を全て満たした数少ないインプラント形態なのです。
業者の価格破壊やら、営業やらで選択するのは歯科医師として愚の骨頂です。