はるき悦巳原作漫画「じゃりン子チエ」のゲーム版(「漫画アクション」に掲載)
コマンド選択型アドベンチャーゲーム+ミニゲーム
コナミから発売
1988年7月15日発売
あらすじは…
原作本などを見てください。
特徴
3部構成で各部で主人公が異なる。
メッセージやコマンドが縦表記となっている。
多くのゲームだと
▶ ・見る
・移動
・調べる
だが、本作の場合
▼
・ ・ ・
調 移 見
べ 動 る
る
と言った要領だ。
後、一部の場所は360度の画面となりそこで探索する事となる。
例えるのなら筒状の部屋の中にプレイヤーがいるという感じだろうか?
点数は15点
良い点
・キャラ再現
悪い点
・if要素無さすぎ
・かぶ
良い点の解説
・キャラ再現
グラフィックは非常に似ているし、
台詞も一部おかしな点もあるが許容範囲内と言える。
悪い点の解説
・if要素無さすぎ
このゲームはミニゲームに負けるとゲームオーバーなのだが
即刻ゲームオーバー過ぎるのだ。
ちとネタバレになるが
1部ラストでチエが父親のテツと野球対決というミニゲームをする事になる。
1打順でヒットを出せば勝ち、三振したら負けと言うわけだ。
テツ「チエ、ワシが勝ったら俺に着いてこい」
チエ「こうなればヤケや!やったるわ!」
という感じである。
で、三振したら…
笑顔のチエとヒラメちゃんのゲームオーバー画面が表示!
そう。専用ゲームオーバー用のグラフィックが表示されるどころか
「チエはテツに着いていくことになり相当のワルになってしまいました」
なんて一文すらない。
即座に笑顔のチエ&ヒラメである。
こっちは
「は!?」
という気しかしなかった。
折角の原作ありのアドベンチャーなのにあまりにも面白味や工夫が見られない。
それともそんな一文すら許さないって事なの?
・かぶ
「かぶ」とは日本版ブラックジャックのようなもので
漫画本編でも序盤、「テツ」「チエ」が行っている姿が出て来る。
ゲーム上で解説はない。
「『じゃりン子チエ』のゲームなんだから」知ってて当たり前」
って考え方なのか?
髭人は取説なしを買ったのでネットで調べた。
不親切だと思った。
(そう思ったら取説には載っていたようだ。中古購入者はツライ…)
ルールは2~3枚(3枚をもらうかは任意)のカードを配り、そのカードの数で勝負する。
下一桁が0が弱く、9が一番強い。
2枚配っていいか悪いか決める。
悪いと思うのなら3枚目を追加して9にするか近くする必要がある。
ただブラックジャックと違い役があり、
3枚配って、同じ数字のカードが3枚だと下一桁が「9」よりも強くなる。
そこら辺の詳しいルールや役はご自分で調べてみてください。
普段は花札でやるようである。(札に0~9の意味をつけているのだろう)
トランプでやる場合は1~10のカードだけを使い、10を0扱いとする。
で、これが何故悪い点になるのかと言うと…
3部でテツがいろんな人間とかぶをすることになって
お金を稼がなければならないのだが…このクリア基準がキツすぎる!
髭人はここで挫折したのだが攻略サイトを見たが1万円以上貯めなければならず
必ず500円ずつであり
レートの変更が不可能。
つまり勝ち数は
(10000÷500)+負け数=勝ち数
となるのだ。20勝以上は確実…
当然、負けた分は上乗せして勝たなければならないのだ。
必勝パターンなどはなく地道に勝たなければならない様子。
(ネット上でその手の必勝パターンの情報は今の所ない。
ただ人間が最速プレイしている動画があるので
勝てる傾向はあるようだけどね…
今の所、自力で編み出すしかないようだ)
髭人は勝って負けての一進一退を繰り返し続け、10分以上かけ何とか
チエを負かせて彼女の所持金2000円をふんだくったものの
(娘から金を全額取る父親ってスゲェよな…)
当然、規定を超えていないので(後で調べた)イベントは進まず、心が折れた。
せめて1回勝つ毎にパスワード取って金額維持するようなシステムであれば
時間はかかる者の地道に貯めていく事が出来るんだけどさぁ…
残念ながらこのゲームは場面場面のパスワードしか取れない。
つまり、かぶを行う前のお金しか保持できず
かぶ勝負での金額を保持出来ないのだ。
「オホーツクに消ゆ」のブラックジャックのように裏ワザで一気賭けが出来れば
評価が大分変わっていたんだがな~。
ただ、負けさせるのが1人ならいいんだけど複数人いるから全額賭けはキツイか…
このゲームは
ミニゲームが全然ミニじゃなくて重過ぎる…
まぁ、原作漫画でも「かぶ」でも「相撲」でも本気、いや命懸けで行っていたもんな。
それを考えれば原作準拠とも言えるが…それをプレイヤーに強いるなよ…
ゲームですよ。
にしても原作者の「はるき悦巳」氏は
このゲームに関してどう思っていたんだろうかって気になる。
なんたってパッケージは書き下ろしではなく25巻表イラストの流用だもの。
本人が関わっていたかどうかさえ怪しい所である。
まぁでも、当時のキャラゲーは原作者が関与しているケースは稀だったか?
「ドラゴンボール ~神龍の謎~」のパッケージだってアニメ調であり「鳥山明」氏のものじゃなかったしな…
ただ、絵自体は他に見られないオリジナルのものだから
この作品も流用なんかじゃなくて何とかしてほしかったところだ…
それにCMを調べてみたけど工夫が見られない。
「じゃりン子チエ」のゲームのCM
CMに出て来るコマンドが横表記って時点で
ゲーム側とのやり取りは上手く行ってなかったんじゃないかって思うし
目が自然と注目するのはCMの展開やCMでのゲーム内容より
バニーガールのお姉ちゃんだもんなぁ…(苦笑)
姉ちゃん…
っつーか、この歳になると色んなアニメや漫画の女性キャラの中で
物凄く良いのは「チエ」の母親「ヨシ江」さんだって分かる。
めちゃくちゃ美人って訳じゃないけども健気で人を思いやり優しい。
ちょっと天然入っているのもいい。そして足がクッソ速い!!(笑)
ん?話が逸れたな。すんません。
ハッキリ言ってゲームの仕様が過酷なので動画サイトでエンディングを見るのが賢明だろう。
「それでも自力で見たいんだ!」
って人には止めませんがね。
PS1)「じゃりン子チエ」の原作漫画は
50巻ちょっとあるが各キャラの過去のエピソードがある10巻ちょっとまでが良い。
それ以降になると、キャラ毎のネタを使い切っちゃって
新キャラなどが出て来て揉め事になるって感じがねぇ…
決して悪くはないんだけど初期の良さから考えると
徐々に右肩下がりと言わざるを得ないかな…
PS2)たまにこのゲームのサブタイトルを間違える。
「ばくだん娘の幸せさがし」→「幸せ娘のばくだんさがし」って…
我ながら疲れているな…夏バテかな?
PS3)髭人と「じゃりン子チエ」との出会いは
かなり古く小学生低学年ぐらいだったかなぁ?
近くの小児科医院の本棚に多く置かれて、風邪を引いて行き、
待ち時間の間に漫画って事で読んでいた。
ただ、当時の髭人は女性軽視が甚だしかった(苦笑)
「力が強いのは男だけ!暴力的な女などありえない!
そんな女なんか力でねじ伏せんかい!」
っていう思考の持ち主だった。
だから、「チエ」にちょっかい出して返り討ちに遭う「マサル」にイライラしていた(笑)
今、見たら自業自得だと思えるし、
何より「マサル」は「チエ」に好意があるんだろうなぁ~と思える。
髭人も色々成長したもんだなぁ(しみじみ…)
その医院は髭人の体が丈夫になり風邪など
あまり引かなくなる中学生ぐらいになってから
たまたま通りかかったらいつの間にか閉院していたな。
だから本屋などで「じゃりン子チエ」の漫画を見かけると
その小児科医院の待ち時間を思い出す…
おっと…
ゲームの話から大きくそれてしまったな。
何、思い出語っとんねん!
というかそんなに面白くなかったからあんまり書くことないんだよな。
このゲーム…(苦笑)
ネタバレはなし
コマンド選択型アドベンチャーゲーム+ミニゲーム
コナミから発売
1988年7月15日発売
あらすじは…
原作本などを見てください。
特徴
3部構成で各部で主人公が異なる。
メッセージやコマンドが縦表記となっている。
多くのゲームだと
▶ ・見る
・移動
・調べる
だが、本作の場合
▼
・ ・ ・
調 移 見
べ 動 る
る
と言った要領だ。
後、一部の場所は360度の画面となりそこで探索する事となる。
例えるのなら筒状の部屋の中にプレイヤーがいるという感じだろうか?
点数は15点
良い点
・キャラ再現
悪い点
・if要素無さすぎ
・かぶ
良い点の解説
・キャラ再現
グラフィックは非常に似ているし、
台詞も一部おかしな点もあるが許容範囲内と言える。
悪い点の解説
・if要素無さすぎ
このゲームはミニゲームに負けるとゲームオーバーなのだが
即刻ゲームオーバー過ぎるのだ。
ちとネタバレになるが
1部ラストでチエが父親のテツと野球対決というミニゲームをする事になる。
1打順でヒットを出せば勝ち、三振したら負けと言うわけだ。
テツ「チエ、ワシが勝ったら俺に着いてこい」
チエ「こうなればヤケや!やったるわ!」
という感じである。
で、三振したら…
笑顔のチエとヒラメちゃんのゲームオーバー画面が表示!
そう。専用ゲームオーバー用のグラフィックが表示されるどころか
「チエはテツに着いていくことになり相当のワルになってしまいました」
なんて一文すらない。
即座に笑顔のチエ&ヒラメである。
こっちは
「は!?」
という気しかしなかった。
折角の原作ありのアドベンチャーなのにあまりにも面白味や工夫が見られない。
それともそんな一文すら許さないって事なの?
・かぶ
「かぶ」とは日本版ブラックジャックのようなもので
漫画本編でも序盤、「テツ」「チエ」が行っている姿が出て来る。
ゲーム上で解説はない。
「『じゃりン子チエ』のゲームなんだから」知ってて当たり前」
って考え方なのか?
髭人は取説なしを買ったのでネットで調べた。
不親切だと思った。
(そう思ったら取説には載っていたようだ。中古購入者はツライ…)
ルールは2~3枚(3枚をもらうかは任意)のカードを配り、そのカードの数で勝負する。
下一桁が0が弱く、9が一番強い。
2枚配っていいか悪いか決める。
悪いと思うのなら3枚目を追加して9にするか近くする必要がある。
ただブラックジャックと違い役があり、
3枚配って、同じ数字のカードが3枚だと下一桁が「9」よりも強くなる。
そこら辺の詳しいルールや役はご自分で調べてみてください。
普段は花札でやるようである。(札に0~9の意味をつけているのだろう)
トランプでやる場合は1~10のカードだけを使い、10を0扱いとする。
で、これが何故悪い点になるのかと言うと…
3部でテツがいろんな人間とかぶをすることになって
お金を稼がなければならないのだが…このクリア基準がキツすぎる!
髭人はここで挫折したのだが攻略サイトを見たが1万円以上貯めなければならず
必ず500円ずつであり
レートの変更が不可能。
つまり勝ち数は
(10000÷500)+負け数=勝ち数
となるのだ。20勝以上は確実…
当然、負けた分は上乗せして勝たなければならないのだ。
必勝パターンなどはなく地道に勝たなければならない様子。
(ネット上でその手の必勝パターンの情報は今の所ない。
ただ人間が最速プレイしている動画があるので
勝てる傾向はあるようだけどね…
今の所、自力で編み出すしかないようだ)
髭人は勝って負けての一進一退を繰り返し続け、10分以上かけ何とか
チエを負かせて彼女の所持金2000円をふんだくったものの
(娘から金を全額取る父親ってスゲェよな…)
当然、規定を超えていないので(後で調べた)イベントは進まず、心が折れた。
せめて1回勝つ毎にパスワード取って金額維持するようなシステムであれば
時間はかかる者の地道に貯めていく事が出来るんだけどさぁ…
残念ながらこのゲームは場面場面のパスワードしか取れない。
つまり、かぶを行う前のお金しか保持できず
かぶ勝負での金額を保持出来ないのだ。
「オホーツクに消ゆ」のブラックジャックのように裏ワザで一気賭けが出来れば
評価が大分変わっていたんだがな~。
ただ、負けさせるのが1人ならいいんだけど複数人いるから全額賭けはキツイか…
このゲームは
ミニゲームが全然ミニじゃなくて重過ぎる…
まぁ、原作漫画でも「かぶ」でも「相撲」でも本気、いや命懸けで行っていたもんな。
それを考えれば原作準拠とも言えるが…それをプレイヤーに強いるなよ…
ゲームですよ。
にしても原作者の「はるき悦巳」氏は
このゲームに関してどう思っていたんだろうかって気になる。
なんたってパッケージは書き下ろしではなく25巻表イラストの流用だもの。
本人が関わっていたかどうかさえ怪しい所である。
まぁでも、当時のキャラゲーは原作者が関与しているケースは稀だったか?
「ドラゴンボール ~神龍の謎~」のパッケージだってアニメ調であり「鳥山明」氏のものじゃなかったしな…
ただ、絵自体は他に見られないオリジナルのものだから
この作品も流用なんかじゃなくて何とかしてほしかったところだ…
それにCMを調べてみたけど工夫が見られない。
「じゃりン子チエ」のゲームのCM
CMに出て来るコマンドが横表記って時点で
ゲーム側とのやり取りは上手く行ってなかったんじゃないかって思うし
目が自然と注目するのはCMの展開やCMでのゲーム内容より
バニーガールのお姉ちゃんだもんなぁ…(苦笑)
姉ちゃん…
っつーか、この歳になると色んなアニメや漫画の女性キャラの中で
物凄く良いのは「チエ」の母親「ヨシ江」さんだって分かる。
めちゃくちゃ美人って訳じゃないけども健気で人を思いやり優しい。
ちょっと天然入っているのもいい。そして足がクッソ速い!!(笑)
ん?話が逸れたな。すんません。
ハッキリ言ってゲームの仕様が過酷なので動画サイトでエンディングを見るのが賢明だろう。
「それでも自力で見たいんだ!」
って人には止めませんがね。
PS1)「じゃりン子チエ」の原作漫画は
50巻ちょっとあるが各キャラの過去のエピソードがある10巻ちょっとまでが良い。
それ以降になると、キャラ毎のネタを使い切っちゃって
新キャラなどが出て来て揉め事になるって感じがねぇ…
決して悪くはないんだけど初期の良さから考えると
徐々に右肩下がりと言わざるを得ないかな…
PS2)たまにこのゲームのサブタイトルを間違える。
「ばくだん娘の幸せさがし」→「幸せ娘のばくだんさがし」って…
我ながら疲れているな…夏バテかな?
PS3)髭人と「じゃりン子チエ」との出会いは
かなり古く小学生低学年ぐらいだったかなぁ?
近くの小児科医院の本棚に多く置かれて、風邪を引いて行き、
待ち時間の間に漫画って事で読んでいた。
ただ、当時の髭人は女性軽視が甚だしかった(苦笑)
「力が強いのは男だけ!暴力的な女などありえない!
そんな女なんか力でねじ伏せんかい!」
っていう思考の持ち主だった。
だから、「チエ」にちょっかい出して返り討ちに遭う「マサル」にイライラしていた(笑)
今、見たら自業自得だと思えるし、
何より「マサル」は「チエ」に好意があるんだろうなぁ~と思える。
髭人も色々成長したもんだなぁ(しみじみ…)
その医院は髭人の体が丈夫になり風邪など
あまり引かなくなる中学生ぐらいになってから
たまたま通りかかったらいつの間にか閉院していたな。
だから本屋などで「じゃりン子チエ」の漫画を見かけると
その小児科医院の待ち時間を思い出す…
おっと…
ゲームの話から大きくそれてしまったな。
何、思い出語っとんねん!
というかそんなに面白くなかったからあんまり書くことないんだよな。
このゲーム…(苦笑)
ネタバレはなし
コメントさんきゅーです。
分かりませんでしたね~。
キャラクターのおかげでゲーム上の雰囲気は確かに「じゃりん子チエ」の世界を表現していますがそのゲームのシステムが残念ながら至っていませんでした。
名無し殿にはどこが面白かったのか
具体的に教えてほしいです。