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「ゲゲゲの鬼太郎 ~妖怪大魔境~」 レビュー (ファミコンソフト)

2012-05-15 18:30:53 | ファミコンレビュー
『水木しげる』氏原作の同名マンガのファミコン版
サイドビューアクション
開発はトーセ
発売はバンダイ
1986年4月17日発売

お話としては

『悪い妖怪が人間界を征服して妖怪の国を作るために魔境を出現させた。
全世界を救うために鬼太郎が魔境に乗り込む』という事らしい。

特徴
ゲームのルールとして1ステージで3エリア以上存在し、
その中で1つだけ水晶玉が出るエリアがあり、(どれに出るかは不明)
水晶玉を取得し、各ステージある砂かけババアの家(別荘?)の通過する事で
妖怪城に入る事が出来て
そこにいるボスを倒す事でステージクリアとなる。


エリアのクリアの条件は4種類あり、全10エリア。

妖空魔境:一反木綿に乗り、ステージ中の敵を10体倒す。

妖奇魔境:ステージ中に浮遊する魂を10個取る。

妖界魔境:ステージ中の敵を10体倒す。

妖炎魔境:ステージ中のロウソクに鬼太郎に追随するつるべ火で10個点灯させる。

魔境のクリア条件を満たすと2つの窓が出る。
そのうち1つは出口で
もう一方が別のボスがいる。そのボスを倒すとステージクリアとなる。
 ※別の方法もある。
  ボスが待つ上方に行かず雑魚ばかり倒していると
  「猫娘」と「夢子」が下りてきてとると出口に出られる。
  ちなみに「夢子」をとると得点が入るが「猫娘」」は0点である。
  なんという格差!!



ボス戦時はエリアで取得したオカリナの数によって仲間を呼ぶことが出来る。
(オカリナはクリア条件残り1つの時に振って来る)
ステージクリアすると集め直し

「ぬりかべ」:1個取得
 敵の攻撃を防いでくれる。
 地面を歩く『ぬりかべ』なので空中の敵からは無力

「こなきじじい」:2個取得
 敵の動きを止めてくれる。
 攻撃はしてくる。
 
「すなかけばばあ」:3個取得
 敵に砂を投げ、攻撃をやめさせてくれる。


3個持っていても順番に出てくる仕様なので先は「ぬりかべ」である。
一定時間過ぎると仲間は後退してしまうので
再び、下ボタンを再度押すことで次の仲間を呼べる。
もしくは1死すると次の仲間が出る。

ボスを倒すとステージクリア!!


操作方法

[通常面時]

左右キー:移動
下キー:しゃがむ
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:攻撃
セレクトボタン:現在所持している攻撃武器の変更
スタートボタン:ポーズ

[一旦木綿時]

十字キー:移動
Bボタン:攻撃
セレクトボタン:現在所持している攻撃武器の変更
スタートボタン:ポーズ


[ボス戦時]

左右キー:移動
下キー:しゃがむ&仲間呼び出し(オカリナ必要)
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:攻撃
セレクトボタン:現在所持している攻撃武器の変更
スタートボタン:ポーズ

基本攻撃は「毛ばり」でステージで敵や魂や火を灯す数が
「7」になった時に攻撃アイテムが出現する。

毛ばり:基本攻撃、連射できるが当たり判定は小さいし、
 敵のバリア等に当たるとかき消される。

ちゃんちゃんこ:上下左右の十字キー操作でゆっくりとした動きで敵に当てられる。
 画面外に出ると消失
リモコン下駄:上下左右の十字キー操作で素早いとした動きで敵に当てられる。
 画面外に出ても十字キー操作で戻ってくる。
指鉄砲:毛ばりよりも判定が大きく直線的に飛ぶ。
火炎:ぐるぐると渦を巻き回転しながら直線的に飛ぶ。

アイテム取得後、1発撃つことでセレクトボタンで別の武器の選択が可能。


点数は55点

良い点
・鬼太郎を操作できる。
・敵が豊富

悪い点
・特になし


良い点の解説
・鬼太郎を操作できる。
キャラゲーの基本ですな。
キャラ崩壊もあまりしてない。
昔のゲームってゲーム性に合わせて
強キャラが弱キャラに変更されたりなど多い中
本作はではあまり起きていない。
この時期のゲームでは珍しいのではないだろうか?


・敵が豊富
アニメで出て来た妖怪たちが多数出て来る。
ファミコン初期にしては凄い。
ただ、似たような動きをする敵は多いが(苦笑)


16ステージという話であるが
9面からはボスがステージ1からのループになるので実質8ステージで1ループと言える。
(大フィールドだけが1周目とは異なる)
エンディングはない。
まぁ、当時のファミコンって奴か。
でも、このゲーム。100万本以上売っているらしい。
出せば売れるような時代だったわな。

操作性は悪くはない。
初期のファミコンってジャンプ中、操作不可とか多かったからなぁ…
アイテムとしてはリモコン下駄が印象深い。
ものすごい速さで駆け抜けていくんだもんな。
画面外に飛ばしてもまだ存在しているらしく
逆方向にキーを入れると勢いよくすっ飛んで行く。
右にキーを入れると右に、左にキーを入れると左に

「おめぇ、荒ぶってんな~」

って笑ったものだ。


そうだ。「どろたぼう」が怖かったな。
中盤の地面があるステージぐらいから長居していると
ニョキッと「どろたぼう」が生えてくるのだ。
触れると死亡。
無音で出てくる所やその表情の怖さからトラウマ…
とまではいかないが印象に残った方も多いかもしれない。


そうそう。すべてのエリアで特定の場所を攻撃すると
「目玉の親父」と「毛目玉」が下から上がってくる。「目玉の親父」を取ると1UP。
逆に「毛目玉」を取ると1DOWN。つまり1機減るということだ。
(残機0の場合は変わらない)
と言うべきか?
こんな表現初めてしたぞ!(笑)

このゲーム、隠しキャラの出る場所や出す条件は決まっているので
それを覚える事で有利に進められる。
特に本作は点数で残機が増えないので「目玉の親父」が出る場所を覚えるのは重要。


本作はゲームとしては良好な出来。
続編の「ゲゲゲの鬼太郎2」は何でRPGなんかにしたんだろ…
本作をよりパワーアップさせりゃよかったのになぁ~

PS)ソフトの画像はなし。
 ソフトは持っているんだけど、カセットの表面に親父かお袋だかが
 ご丁寧に名前を書いてありまして・・・
 流石にそれを載せる訳にもいくまい。
 画像を撮る為だけに改めて買うようなソフトでもないし。

PS2)上記では「画像の為に買うソフトとではない」と言ったが
 中古ショップで安く売られているのを見つけたから買って来て撮ったぞ!
 やったぜ!父ちゃん母ちゃん!(何を言うてんねん)

 2018年4月2日からアニメで
 「ゲゲゲの鬼太郎」6期が放送開始。
 アニメからゲームを思い出し、検索する人の為に画像を入れてみた。
 すべては見てくれる人がいるだろうってのが原動力!
 (しかし、ちょっとでも増えるんだろうか?
  この程度の事ではあるが…効果があると信じたいッ!)




ネタバレはなし(ループだしな)






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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Dotama)
2013-02-11 23:40:17
何も説明も無しにゲームを始めると
すぐやられてしまうし、 ???なゲームなんですけど
ルールが分かると なかなか面白いソフトですよね。
中でも、ろうそくに火を灯すステージは、面白いなぁと思いました。

ただ確かに ステージ数が少ないので
ある程度遊ぶと 飽きが来てしまいますが
当時の子供たちは 「鬼太郎を自分で動かせる!」
と 毎日楽しく遊んでいたのでしょうかね。
返信する
ねずみ男は倒しても点数だけ (髭人)
2013-02-12 04:54:26
Dotama殿
コメントありがとうございや~す。

まず、「目玉の親父」の発生場所を把握することが先決ですね。それで残機を増やすことで余裕を持ちつつステージで遊べる。
当時の子供(自分もだが)は鬼太郎よりもドラゴンボールの方が人気だったと思いますが。
ただ、1のアクションであるドラゴンボールはめっちゃムズイ(笑)

にしてもステージ中盤からニュッと下から出る「どろたぼう」マジ怖い!
返信する
Unknown (Dotama)
2013-02-12 23:52:50
「どろたぼう」

>あれは確かに 怖い! (ー ー;)
返信する
音も無く忍び寄る (髭人)
2013-02-13 06:02:56
Dotama殿
「どろたぼう」
あれは軽くトラウマになりますよね~
音も無く急に出てくる障害物。
顔もなんか苦しんでいるっぽいし…
返信する
毛目玉・・・1DOWN それもまた一興。 (zebra)
2014-03-27 15:03:16
「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境」も 小学校のころプレイしてました。

>・鬼太郎を操作し、敵を10匹倒すステージ
・鬼太郎を操作し、魂を10個集めるステージ
・鬼太郎を操作し、背後にくっついる『つるべ火』を誘導しマップに設置してある蝋燭を10個灯すステージ
・鬼太郎が乗る一反木綿を操作し、敵を10匹倒すステージ

1ステージこの10エリアの中で数個プレイするだけなのですぐ飽きる。
流行るのが早ければ飽きるのも早い・・・一発芸人みたいッスね

>逆に「毛目玉」を取ると1DOWN。つまり1機減るということだ。(残機0の場合は変わらない)
と言うべきか?こんな表現初めてしたぞ!
 ゲームのシステムはさまざまですよ。 ボクはたぶんいまやってもそれなりに楽しめます。
返信する
初期ゲーム (髭人)
2014-03-27 18:03:06
zebra殿
コメントありがとうございます。

初期のゲームですからね。
あれこれ要求するのは良くない。
そんな初期のゲームだというのにステージを経ていくとステージ自体が同じでも別の敵が出てきたりと工夫していると最近思えてきましたわ。

というかレビュー自体がひどい(苦笑)
ちと修正の必要がありますね。
反省…
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