画面固定のパズルアクションゲーム
1983年「PC-98」1984年に「MSX」から発売されている。
ハドソンが開発&発売
1985年12月20日発売
「ゲームセンターCX ~有野の挑戦~」『DVD-BOX7』の映像特典
あらすじとしては
ペンギンの「グリン」と「マロン」がある日
魔法の森の中にある「鏡の迷路『バイナリィランド』」に閉じ込められた。
ペンギンの「グリン」と「マロン」を出る事が出来るのか?
特徴
タイトル画面で「GURIN」「MALON」と選択可能。
どちらを選んでも2匹のペンギンが左右にいる。
一見すると2人用ゲームかというとそうではなくどちらも1人用である。
操作すると鏡を見たような形で左右に逆に動くのである。
右側の緑のペンギンが「GURIN」
左側のピンクのペンギンが「MALON」である。
「GURIN」モード時では
左ボタン:『グリン』は左、『マロン』は右
右ボタン:『グリン』は右、『マロン』は左
上下ボタン:共通してその方向に動く
「MALON」モード時では
左ボタン:『グリン』は右、『マロン』は左
右ボタン:『グリン』は左、『マロン』は右
上下ボタン:共通して動く
これらを同時に操作し壁にひっかけるなどの操作を行って
中央上部のゴールに二人をくっつけような形で触れるとステージクリアとなる。
十字ボタン・・・移動
AorBボタン・・・るんるんスプレー
スプレーを当てると「蜘蛛の巣」と「蜘蛛」を倒す事が出来る。
「トリ」や「ファイヤーボール」は倒せない。
「蜘蛛の巣」に引っかかると動けなくなる。
相手側を操作してスプレーを当てる事で解放する事が出来る。
点数は40点
良い点
・特になし
悪い点
・面セレクトが不可
・無敵のゴリ押しをしがち
悪い点の解説
・面セレクトが不可
全99面でエンディングはなくループって事なのだが
このゲーム、パスワードや面セレクトコマンドがないから
開始するといつも1面からなんだよね…
難しいステージからプレイしたい人はツライんじゃなかろうか?
・無敵のゴリ押しをしがち
このゲーム、ステージ上の蜘蛛の巣を7つ、スプレーで消すと
「くじら」という無敵アイテムが出てくるのだが
このゲームは画面固定で画面で実質2つのステージを作っているので非常に狭い。
そんな通路が限られるようなゲームで倒せない敵がいたりするのでやり過ごすのはかなり面倒。
だから、「くじら」を取って
敵や蜘蛛の巣を突っ切ってゴールに行くパターンが多くなる。
それってのはパズルゲーとしてどうなん?
上手く鏡をテレビ画面の前に配置すれば
同じ動きをする「グリン」と「マロン」と考えてしまうのだが…
ゲーム性を壊す下らない事を考えてしまっておりまする…(苦笑)
って2匹を反対側に行かせると混乱するかやるべきではないか…
しかし、ファミコンではペンギンゲーが多いな。
「ぺんぎんくんWARS」とか「けっきょく南極大冒険」とか「夢ペンギン物語」とか…
当時は人気だったんかな?ペンギン。
裏ワザ
小ペンギン…
「グリン」と「マロン」をくっつけておくと
子ペンギンが生まれ敵をなぎ倒して言ってくれる。
コンテニュー…
タイトル画面でAボタンを押しながらスタート。
(デモ画面になる前に)
「KIKU」「MEGU」モード
1P、2PのコントローラをA+Bボタンを同時に押しながらリセットすると
タイトル画面の
「GURIN」「MALON」が
「KIKU」「MEGU」となり
下に
「LOVE STORY」と書かれるのだ。
だからと言ってゲーム的には何も変化はない。
さてこのソフトには色々と逸話があって
このソフトの金色バージョンがあるか否かである。
それは未だ(2017年7月現在)確定してないだという…
それはハドソン社員の結婚式で引き出物として配布されたという話だが…
(ただ「KIKU」「MEGU」じゃないとの事)
ゲーム内キャラが変更されているとの事だが『桜田名人』は偽造防止の為に詳細は明かせないのだとか…
後、「ファミリーコンピュータMagazine」で『ハイスコアルーム』コーナーで
このソフトにより捏造が発覚したという。
このゲームは「999900」点しかカウントできず、それを超えると「0」点になってしまうのに
写真では「9999900」点であったという。
その投稿者は別のゲームでも申請し同コーナーでも掲載されているとの事で他作品でも
捏造の疑惑を伺わせる結果となったという…
調べてみると面白い話が出て来るもんだね。
PS)裏ワザで紹介した
「KIKU」「MEGU」って誰やねんって話だが…
どうやらハドソンのゲーム製作者で当時社内恋愛中だった二人の名前だそうだ。
但し、二人は後に結婚してないとの事…
……
このゲーム、ループするってのは永遠に実らないって事を示唆していたんかね?
いや、二匹を並べておくと子作りするんだから…
………
う~ん……
あんま現実と照らし合わせちゃアカンね(苦笑)
忘れてくだせ~!!
ネタバレはなし
ハイスコア捏造はスーパータイガー事件のことですかね。ただあの事件が後の嘘テク(シンシア野球拳とかのアレ)を思いつくきっかけになったという噂も聞きました。嘘テクの画面写真はPCで加工して作ってましたから
コメントさんきゅーです。
若気の至りってのはありますよねぇ。
若いヤンキーなんか恋人の名前らしいタトゥーを体に入れている人がいますが
「今、心の底から愛しているってのは分かるが…
万が一別れたらどうするんやろ?」
というのと同じでしょうね。
スーパータイガー事件!?
そんな名称があったとは…
嘘テクのきっかけとなった…
ゲーム好きの世の純粋な少年少女たち
の気持ちを翻弄するきっかけとなったんですねぇ…
緒方賢一さんのナレーションとまで覚えていらっしゃるとはすごい記憶力をしていらっしゃる!!