本日は別の記事の予定でしたが、「緊急速報」になってしまいました。
ハビタブルゾーン
地球から100光年のところにハビタブルゾーン(Habitable Zone)が見つかったようです。(「光年」とは、光が1年かけて到達できる距離を言います。)
ハビタブルゾーンとは、地球と似た生命が存在できる天文学上の領域をいい、水の存在と大気がある空間で、日本語では「生命居住可能領域」と表現されることもあります。3、4年前に大学の天文学の授業で有名な日本の天文学者、国立天文台名誉教授である海部宣男博士からハビタブルゾーンの存在の可能性を学んだばかりでした。
私たちが学んだときは「宇宙の広さは138億光年」でしたが、現在は約464億光年と言われています。僅か数年で宇宙の常識は変わってしまったようです。(これは、単に「観測可能な宇宙の果て」を意味するだけで、実際はもっと大きいと考えるのが常識です。) ・・・・・・ 参考資料
余談 : 海部教授に初めての授業の際(highdy より約2歳先輩)は、とてもお元気そうだったのに、2度目に会ったときは頭髪を失った状態だったので、きっと癌に侵されていると確信しましたが、やはりそうだったようで昨年お亡くなりになりました。highdy は宇宙の素晴らしさに感動して望遠鏡まで買っちゃいました。
余談のまた余談、大変な脱線になりますが、ついでに加えておきましょう。詳しくは下記。
・1光年=約9兆5000億km(光が1年間に進む距離)
・1天文単位=1AU=約1億5000万km(太陽から地球までの平均距離)
太陽から土星まではおよそ10AUです。AUは我が銀河系の中では便利な単位です。
・1パーセク=1PC=約3.26光年
ちなみに宇宙は100km以上(アメリカ空軍は80km)と考えればよいでしょう。飛行機は地上から約10km(10,000m)の上空、国際宇宙ステーション(ISS)は高度約400kmを飛行しているのはご存知ですね。
太陽から土星まではおよそ10AUです。AUは我が銀河系の中では便利な単位です。
・1パーセク=1PC=約3.26光年
ちなみに宇宙は100km以上(アメリカ空軍は80km)と考えればよいでしょう。飛行機は地上から約10km(10,000m)の上空、国際宇宙ステーション(ISS)は高度約400kmを飛行しているのはご存知ですね。
地球外生命の存在が現実的に?
昨年8月にも31光年先の恒星系で「生命存在可能な」惑星を発見したニュースがありましたが、このようなハビタブルゾーンが存在するところにアミノ酸があれば、地球外生命の存在も期待されることになります。
(画像のクリックでニュースにジャンプ)
宇宙の果てに行く
宇宙は言うまでもなく広いものです。人類は何百光年どころか、地球の生命を支えてくれる太陽(地球と太陽距離は1億4960万km)さえも行けません。光の速さで行くとしても、光の速さは毎秒29万9792.458kmなので、光が1年かかってたどり着く距離は9兆4600億kmです。 ということは、私たちは、8分19秒 前の太陽の光を見ていることになります。
そんなに広い宇宙の果てですが、国立天文台のアプリ(Mitaka)を使えば行くことができるのです。このアプリは、買うとすれば5~数10万円もするような素晴らしいものですが、実は国が開発したものなので無料なのです。少々重いですが遅いパソコンでも使用できるのが魅力でしょう。早速インストールして宇宙の果てに行ってみましょう。
リンク先には、詳しい使い方へのリンクもすべて用意されています。ダウンロードするには、最新バージョンに記載の真ん中のものがいいでしょう。
このアプリにより、地球が太陽系のどの位置か、太陽系が天の川銀河の何処にあるのか、私たちの天の川銀河が宇宙(無数の銀河の集団)の何処に位置するのかがとてもよく理解できます。
Mitaka で宇宙に出れば、小さな地球でイランとアメリカが争っているのはおかしくなります。
Mitaka で宇宙に出れば、小さな地球でイランとアメリカが争っているのはおかしくなります。
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