アルカリ性食品や酸性食品とは?
ヒトの体にはビタミンをはじめとする沢山のミネラル分が必要です。しかもそれらの殆どが体内では合成できません。
だから私たちは植物性や動物性のタンパク質を食べて補給します。それにより野菜や肉、魚などから、ミネラル分を摂取します。
その際に、アルカリ性食品や酸性食品を判別にする方法として、一般的に次のようなプロセスで判断します。
一定量の食品を燃やして灰にする。 → 灰の水溶性成分を水に溶かして、pHを測定する。→ 水溶液のpHを測り、アルカリ性ならアルカリ性食品。酸性なら酸性食品と判定する。
灰の成分は、燃やす前の食品に含まれている物質に由来しますが、燃焼によって、金属ミネラルはアルカリ性物質になりやすく、カリウムなどのミネラルを多く含む野菜や果物は、アルカリ性食品として分類されやすいです。
一方、リンやイオウは、リン酸や硫酸などの化合物として酸性物質になりやすく、肉や魚などは、酸性食品に分類されやすいです。
ヒトの体にはビタミンをはじめとする沢山のミネラル分が必要です。しかもそれらの殆どが体内では合成できません。
だから私たちは植物性や動物性のタンパク質を食べて補給します。それにより野菜や肉、魚などから、ミネラル分を摂取します。
その際に、アルカリ性食品や酸性食品を判別にする方法として、一般的に次のようなプロセスで判断します。
一定量の食品を燃やして灰にする。 → 灰の水溶性成分を水に溶かして、pHを測定する。→ 水溶液のpHを測り、アルカリ性ならアルカリ性食品。酸性なら酸性食品と判定する。
灰の成分は、燃やす前の食品に含まれている物質に由来しますが、燃焼によって、金属ミネラルはアルカリ性物質になりやすく、カリウムなどのミネラルを多く含む野菜や果物は、アルカリ性食品として分類されやすいです。
一方、リンやイオウは、リン酸や硫酸などの化合物として酸性物質になりやすく、肉や魚などは、酸性食品に分類されやすいです。
highdy 家(自宅)の梅「豊後」
酸っぱい梅干しが何故?
前日の「食物が溶けて何故胃が溶けないの?」に出てきた「酢」は「アルカリ性食品」に分類されます。果物や野菜類もそうですね。
果汁中には金属イオンを含み、それらの結合の度合いで、酸味の刺激の強弱が微妙に変化するもので、あの酸っぱい「梅干し」も、上記のような判断基準で「アルカリ性食品」に分類されるのです。レモン(pH:2.3程度)は、柚子よりも酸性ですがアルカリ性食品になります。
highdy 家では、自宅も別宅も毎年自家製の無農薬柚子を搾って「柚子酢」を作り冷蔵保管し、半年~1年利用します。雑菌に注意すれば、酢より酸が強いので長く保管できます。皮はいつもジャムに、丸ごとスライスして蜂蜜漬けにします。種も化粧水にできますが、ヘチマコロン同様に体質に合わない人もあります。
広告に騙されないで・・・
体のpHが酸性に偏ると免疫力が低下して病気になりやすいので、アルカリ性食品を摂ろう!というサプリメントを売りつける広告が氾濫しています。確かに、その訴えは事実です。
しかし、アルカリ性食品を沢山摂取しても、ヒトの体にはホメオスタシス(恒常性維持)機能があって、ヒトの血液は、常時「弱アルカリ性」(ph7.35~7.45)に保つために、健康な状態であれば、腎臓や肺の働きによって酸性物質を排尿や呼吸より体外に出す仕組みになっています。
従って、余程の偏食がなければ、食べ物によって血液のpHが簡単に変わることはありません。
ちなみに、スポーツ選手が多用するスポーツドリング類は、アルカリ性食品でミネラルを含んだものです。その効用は、疲労回復など「酢の効用」と思ってください。
酢に絡む記事は「goo ブログ始めました!」にも沢山あります。
検索キーワードは多過ぎるので「酢」ではなく、「穀物酢」(ミネラルが多い)で検索してください。他のネット上では「食酢」がいいかも知れません。
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しかし、アルカリ性食品を沢山摂取しても、ヒトの体にはホメオスタシス(恒常性維持)機能があって、ヒトの血液は、常時「弱アルカリ性」(ph7.35~7.45)に保つために、健康な状態であれば、腎臓や肺の働きによって酸性物質を排尿や呼吸より体外に出す仕組みになっています。
従って、余程の偏食がなければ、食べ物によって血液のpHが簡単に変わることはありません。
ちなみに、スポーツ選手が多用するスポーツドリング類は、アルカリ性食品でミネラルを含んだものです。その効用は、疲労回復など「酢の効用」と思ってください。
酢に絡む記事は「goo ブログ始めました!」にも沢山あります。
検索キーワードは多過ぎるので「酢」ではなく、「穀物酢」(ミネラルが多い)で検索してください。他のネット上では「食酢」がいいかも知れません。
オマケのお話
昔は「梅干しの種には滋養がある」と聞いて、さんざんしゃぶった後に種を噛み割って中の白い胚の部分まで食べていました。現代では、未熟果実の青梅は、アミグダリン(青酸配糖体)を含有し、腸内細菌で分解されて青酸(シアン化水素)を生じさせ、中毒を起こすことがあると言われています。
ほうれん草の根っこ部分も昔は特に滋養があることになっていましたが、その後は「毒」があるに変わりました。しかし、それも間違いで、毒ではなくホウレン草そのものにシュウ酸が多いのが問題で、シュウ酸は尿管結石の原因になります。従って、茹でこぼしや水晒しをすれば70~80%は除去でき、アクやえぐ味もなくあらゆる料理に美味しくいただけます。昔からホウレン草のおひたしに「かつお節」かけて食べているのは、シュウ酸カルシウムとして体外に排出するためです。古(いにしえ)の人は偉い!
さらなる蛇足ですが、最近の青少年(子供も含めて)は、軟食になったこと、運動をしないことで、いつもポケーッと口を開けた「口呼吸」をする子供が増えています。そのため、昔の人に比べ顎が退化し歯並びも悪くなり、成人して矯正する人も増えました。
当然、脳への影響もあり、常時ガムを噛んでいる人に比べしっかりした思考能力も低下しています。そのような人に、梅ぼしの種を割るのは無理かも知れませんね。
本日もご来訪いただきありがとうございました。
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ありません。 ただ家の梅の木も古くなって
生り方が減少してきて、少々心配です。
本家の樹を分けてもらうように言ってありますが
その手間がありません、今年中には植え替えたい
我が家にとっては必需品ではありませんが、沢山生った時は梅干しも作ります。
自分で漬けないときは塩分が8%紀州梅のものを買って来て、手巻き寿司や焼酎のお湯割りに使います。
梅の木はアブラムシがつきやすく、特に新しい枝に沢山つきます。私が乱暴に枝を思いっきり剪定しますので、少ししか収穫できないことが多くブラディー梅酒にすることが多いです。
いつものことながら、新しい知識と、なるほど・・と思うことで今日も得した気分です。
そして「オマケのお話」では我が意を得たりとばかりに私はほくそ笑んでいます。
私の父が、梅干しの種を歯で割っていたのを見習い、私も歯で割って中の白い実を食べていました。
以前、アミグダリンのことを知り、それ以後は食べていませんが・・・
ほくそ笑んでいたのは私は今でも28本の歯全部が自分の歯で、虫歯は30代に治療済みのものが1本あるだけで残り27本は健康な歯なのです。
まもなく80歳になりますがこの8020以上の8028が唯一の自慢ですので・・・
それは Shima さん、素晴らしい!
8020 を遥かに凌ぐ健康な歯ですね。完璧に負けています。
前の記事にも書きましたが、多分私の場合は、体質遺伝でしょう。
歯が良いと内蔵への負担も少なく、健康体を維持するには大変良いことです。これからも是非大事になさってください。