美味しくない! 水道水
3年以上前だったと記憶しますが、どうも別宅(山口県宇部市)の水道水は「美味しくない」と感じていました。特別塩素などの臭いが残っている訳でもないし、当然変な不純物が入っているとは思えませんが、自宅(埼玉県鴻巣市)比べて味が落ちる感じがしていました。
水道水の水質基準は、厚生労働省が所轄する「水道法」により、水質基準項目と基準値(51項目)が決まっているわけですから、問題はない筈です。
ただ、別宅では24時間いつでもお湯が使えるように、電気保温ポットを使っていますが、スケール(水に含まれるカルシウムやマグネシウム、シリカなどの無機塩類化合物)が溜まる傾向がありました。
自宅の水は美味しい!
自宅では、いつも必要な時に銅製のやかんで沸かすことにし、保温ポットは使いますが、スケールが残ることは全くありません。コーヒーも殆どコーヒーメーカーは使わず、やかんの湯をフィルターに注いで入れます。
違いは、別宅は風呂水以外の貯水はしませんが、自宅では水道水を家庭用濾過器(やや高品質のもの)を通したものを2Lit.ペットボトルに汲み置きし、それを料理や飲料水として使っています。
3年以上前だったと記憶しますが、どうも別宅(山口県宇部市)の水道水は「美味しくない」と感じていました。特別塩素などの臭いが残っている訳でもないし、当然変な不純物が入っているとは思えませんが、自宅(埼玉県鴻巣市)比べて味が落ちる感じがしていました。
水道水の水質基準は、厚生労働省が所轄する「水道法」により、水質基準項目と基準値(51項目)が決まっているわけですから、問題はない筈です。
ただ、別宅では24時間いつでもお湯が使えるように、電気保温ポットを使っていますが、スケール(水に含まれるカルシウムやマグネシウム、シリカなどの無機塩類化合物)が溜まる傾向がありました。
自宅の水は美味しい!
自宅では、いつも必要な時に銅製のやかんで沸かすことにし、保温ポットは使いますが、スケールが残ることは全くありません。コーヒーも殆どコーヒーメーカーは使わず、やかんの湯をフィルターに注いで入れます。
違いは、別宅は風呂水以外の貯水はしませんが、自宅では水道水を家庭用濾過器(やや高品質のもの)を通したものを2Lit.ペットボトルに汲み置きし、それを料理や飲料水として使っています。
ペットボトルは常時5~6本準備していますが、これは非常時(断水や地震時)に備えたもので、風呂の水も風呂の洗浄時まで残しておきます。そうすれば、洗濯にも使えるし、非常時にはトイレを流すため使用できるからです。
沪過器の導入
そこで、3年位前に別宅にも自宅ほど高い品質ではありませんが、廉価な沪過機を導入してみました。
確かに、先入観による気分的なものかも知れませんが、味はまろやかで美味しくなりました。
メーカーのサービス品(水質チェック用)で「残留塩素測定試薬」(4回分で200円以下、100回分で1500円前後で市販もあります。)がついていましたが、味だけで判断し確認もせず保管したまま忘れていました。
このほど整理中に発見、面白半分にテストしてみたところ、なんと、効果は抜群です!!
メーカーの説明書に、以下のような判定のための比較表がありました。
沪過器の導入
そこで、3年位前に別宅にも自宅ほど高い品質ではありませんが、廉価な沪過機を導入してみました。
確かに、先入観による気分的なものかも知れませんが、味はまろやかで美味しくなりました。
メーカーのサービス品(水質チェック用)で「残留塩素測定試薬」(4回分で200円以下、100回分で1500円前後で市販もあります。)がついていましたが、味だけで判断し確認もせず保管したまま忘れていました。
このほど整理中に発見、面白半分にテストしてみたところ、なんと、効果は抜群です!!
メーカーの説明書に、以下のような判定のための比較表がありました。
早速、原水と濾過水を試験してみると、大きな違いが・・・。
ヒトの舌の感覚って凄いものだと思います。何となくという感じが、測定してみると違うのですね。
もっとも、highdy の場合は、紫陽花が調味料をいつものものを変更すると、塩でも砂糖でも、醤油や味噌などすぐに気づきますからね。「食べ分けてくれるので、料理のつくり甲斐があります!」といつも喜ばれています。
普通は老齢化すると味覚は落ちると言われていますが、後期高齢者になっても落ちないようです。
普通は老齢化すると味覚は落ちると言われていますが、後期高齢者になっても落ちないようです。
(やはり、長い仕事上の経験からかな?)
地域によって取水が異なる
地域によって取水が異なる
紫陽花の実家は沼津ですが、静岡は富士山の伏流水が水源の所が多く、お茶の味とともに水道水が美味しいです。自宅も昔は井戸水と利根川の水と半々でしたが、最近は少し味が変わったようです。
参考までに、この記事を書くにあたりネットで調べてみました。
埼玉県の県営水道
水源は主に利根川と荒川の水からつくられていて、新三郷浄水場は北千葉導水路などの「川の水の有効利用」により、利根川水系江戸川から取水しています。
鴻巣市(自宅)
水源は市内にある21本の井戸と県水(埼玉県営行田浄水場)を取水しており、平成28年度の割合は鴻巣市全域で県水68%・井戸水32%です。
水源は市内にある21本の井戸と県水(埼玉県営行田浄水場)を取水しており、平成28年度の割合は鴻巣市全域で県水68%・井戸水32%です。
(味が変わったのは、県営水道の割合が増えたためのようです。)
宇部市(別宅)
水源は宇部市を貫流する厚東川水系を水源としており、1950年(昭和25年)には厚東川本流に厚東川ダムが建設されてここから上水道と工業用水が供給され、1979年(昭和54年)には厚東川水系薬師川に宇部丸山ダムが完成して新たな水源となった。
宇部市(別宅)
水源は宇部市を貫流する厚東川水系を水源としており、1950年(昭和25年)には厚東川本流に厚東川ダムが建設されてここから上水道と工業用水が供給され、1979年(昭和54年)には厚東川水系薬師川に宇部丸山ダムが完成して新たな水源となった。
余談ですが
highdy 家には、雨水はもちろん、河川の水、泥水、オシッコまでも飲料水に変える濾過フィルターが非常用に用意してありますよ!
国連が提唱している最低限必要な生活用水は、1人1日あたり50Lだそうで、 それが確保できれば、飲み水、料理用の水、洗濯に使う水、手や顔を洗う水などが賄えます。
ただ、日本人の場合は通常は1人1日あたり200L~300L使うとも言われています。
ただ、日本人の場合は通常は1人1日あたり200L~300L使うとも言われています。
日本の場合は、数日間持ち堪えればすぐに給水措置が取られます。
オマケ
これまで濾過器は蛇腹配管に取付けてあったのですが、柔らかい蛇腹で垂れ下がって不便なのでパーツを買い求め来て取付けようとしたのですが、専用の部品が直ぐに入手できず止むを得ず既存部品を30分近くかかって改造し、何とかきれいに上手くできました。
本日もご来訪いただきありがとうございました。
Ken さん おはようございます。
あまり、褒めないでください。豚もおだてれば木に登ってしまいますから。私の方こそ Ken さんをリスペクトしてしまいます。
私は逆に文系が得意ではなく、日本語もまともにできないのに、必要に迫られてもありますが、いろんな外国語を齧(かじ)りまくって、すべてモノになっていません。
会話も英語と西語の僅かな片言が使えるだけですが、お蔭で外国語は聞き取れなくても抵抗感だけはなくなりました。夫婦2人暮らしですが、幼稚な西語は時々日常使っています。
K
en さんのような「品のある詩」や「歌詞」は書けませんが、演歌のような「歌詞」は以前のブログでも時折発表していました。最近は時間が無くて書けません。でも、歳をとってすることも無くて困っている方より、忙しい位の方が老化防止にも良いと思っています。
水道水は洗い物や洗濯や風呂に使ってます
信州も意外と水道の水は美味しいと言われ
ていますが・・なんと言っても山から湧く
水は、自然の水、最近のように毎日雨が降り
川の水は汚れても、山の地下水は綺麗なまま
年に一度の保健所の水質検査だけすれば・・
安心です。近い将来水道事業が民営化に移行
いよいよ日本は飲水までも外国に売り飛ばす
ようです (≧∇≦)
信州は水が美味しいですね。特に自然の湧き水は美味しいですね。
埼玉も山の方に行って湧き水を汲んでくると美味しいです。以前は「寄居」というところまで1時間近く走って、山の水を汲んでいたことがあります。
厳密には、井戸水検査(13項目位だったかな?)をすべきですが、高い山の水は殆ど大丈夫ですね。上部に畑や牧場がない所であれば、除草剤や農薬が浸みこむこともなく安全です。
有料の水道水にするためには、取水が山や一般平地に限らず水道法の適用を受けることになります。
日本の水道は世界一安くて安全です。外国で水道水がそのまま飲める国は非常に少ないですが、特に日本人は殆どのが人が外国の水道水は飲めず、お腹を壊すことが多いです。腸内菌の問題もあります。
私も南米ペルーで、うっかり水道水をほんの少しだけだったのに飲んで失敗しましたことがあります。でも、現地の子供たちは小さい頃から飲んでいるので平気なようでした。
高賀の水は美味しいです。
自家水も井戸水だから、夏は冷たく冬は暖いので使い勝手は良いのですが、口にするのをためらっています。
汲みに行けなくなったらどうしようと、心配している次第です。
美味しい水が飲めて幸せですね、いいですね!
予め、保健所に相談してみておくのもいいでしょう。専用キットによりおサンプルを送りネット上で検査してくれる会社も沢山あります。16~26項目で2~4万円前後で検査してもらえます。売るのではないので、13項目でも充分です。例えば、
https://kankyomirai.co.jp/%E9%A3%B2%E6%96%99%E6%B0%B4%E3%83%BB%E4%BA%95%E6%88%B8%E6%B0%B4%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E6%A4%9C%E6%9F%BB など
我が別宅にも子供の頃、親父と掘った自家製の井戸があります。1m余り掘ったら岩盤ですので、井戸の深さは4m前後位しかありません。庭の水やりや洗車に使う程度で、保健所の検査は受けていません。
夏にスイカを落としておくと、適度に冷えて美味しかった記憶があります。
非常用に備えて、濾過器(飲料用だけなら3千円前後からあります。)を用意しておけばいいと思います。
今日も有意義な情報をありがとうございます。
我が家では普段飲料用としてはスーパーに設置の「純粋(ピュアウオーター)」を使っていて水道水をそのまま飲むことはありませんが、「残留塩素測定試薬」は是非使って確認してみようと思います。
「純水」にもいろいろあり、厳密な意味での定義はあって無いようなものです。例えば、
① 逆浸透膜(不純水側から純水側へ水が移動)を使って水をつくる「RO」(Reverse Osmosis)水で、一般的な浄水器に多いです。
② 原水を沸騰させて水蒸気にし、それを冷却してつくる水で、いわゆる「蒸留水」で家庭でも簡単に作れます。
③ 「イオン水」というものもあり、イオン交換樹脂を利用してつくる脱イオン化した水のことで陽イオン交換樹脂で水素イオン(H⁺)、陰イオン交換樹脂によって水酸化物イオン(OH⁻)をつくり純水(H₂O)にするものです。半導体などは「超純水」でないと、良質の製品ができないためにこれを使います。
④ 「精製水」は上記の方法によってつくったものを指し、医薬品機器や医療用の洗浄(機器も含む)作業・希釈水、バッテリー補充液(蒸留水で十分ですが・・・)、コンタクトレンズ洗浄液など広く使われます。
①、②は薬品や化粧品の製造に使っていました。ステンレス容器や流し台、蛇口を洗った後に白い斑点が残るのは、残留ミネラル分があるからです。ですから、私たちは医薬・化粧品工場で器具を水道水で洗浄したあとに、必ず精製水でリンスをしていました。
スーパーで「純水」というからには、完全に無味無臭(蒸留水同様、味がなく絶対に美味しくない!)、残留塩素があったら偽物です。料理には使えます(ものによっては美味しくなる場合もあります)が、そのまま飲むには適さないものです。赤ちゃんのミルクをつくったり、リンゲル水をつくったりするのには適しています。
一般的な食品加工には殆ど使いません。専門的になってすみません!