一般的なPCにおけるメモリーの使用率は、どの程度ならいいのででしょうか?
また、別の質問で、パソコンの動作が重く感じるのですが、メモリー率を下げるにはどんな方法がありますか?
また、別の質問で、パソコンの動作が重く感じるのですが、メモリー率を下げるにはどんな方法がありますか?
どちらもよくある質問ですが、パソコンの利用法によりいろいろありますので、ここでは高度な3D動画・情報処理、高負荷なゲームを除いた一般的なPC(CPU基準クロック2GHz以上、搭載メモリ―8GB)についてお答えします。
理想的には、メモリー使用率55~60%以下であることが望ましいです。
搭載メモリーが4GBしかないPC(入門機)では70~80%は普通で、Word や Excel、簡単な画像処理、Webサイトの閲覧、メールの送受信は全く問題ありませんが、少し高度なことをすると、フリーズしやすくなります。
一般のPCでは、Word や Excel などのアプリを起動しても、精々 0.2GB 前後しか利用しませんが、リモートアプリを使うとすぐに数10%上昇します。PC内では膨大なファイルが使用されており、常駐アプリが多いと一つ当たりは微々たるものであってもチリも積もれば山となって多くのメモリー消費します。
[Windows] + 「I」(アイ) → 関連設定(右カラム)→ システムの詳細設定 → システムのプロパティ画面 → 詳細 → パフォーマンス → 設定 → 視覚効果を細かく見直してください。判らない方は、「パフォーマンスを優先する(B)」を選んでもよいでしょう。
どうしても、メモリーが不足する場合は、同画面の視覚効果の隣にある「詳細設定」から、仮想メモリーを増設する方法もありますが長くなるので後述します。
使用率について
例えば、メモリーを55%利用している状態で、リモートアプリを起動して25%上昇したとすれば、80%の使用率になります。リモートアプリにもいろいろあって、一概に言えません。
そこで、他のアプリを利用すればすぐに上限近くになり、CPUやメモリーは処理中の稼働率は100%となり、メモリー不足が発生して処理待ち状態が生じて音声が途切れたり、動作が止まる現象になります。
酷い場合は、PCがフリーズ(固まった状態)になります。その場合、静かに2分間待ってください。それでもダメなら20分放置してください。
急ぐ場合は、[Ctrl] + [Alt] + [Del] でタスクマネージャーを開き → 簡易表示 から、固まったアプリを選択して「タスクの終了」をし、残ったアプリがあればデータを保存 → PCの再起動で正常に戻ります。
酷い場合は、PCがフリーズ(固まった状態)になります。その場合、静かに2分間待ってください。それでもダメなら20分放置してください。
急ぐ場合は、[Ctrl] + [Alt] + [Del] でタスクマネージャーを開き → 簡易表示 から、固まったアプリを選択して「タスクの終了」をし、残ったアプリがあればデータを保存 → PCの再起動で正常に戻ります。
highdy は OneDrive をはじめとして、リモートアプリ、 Google フォト、Amazon Drive(来年中に終了、Amazon Photos に統一)、Yahoo!ボックスなど沢山の無料のクラウドドライブ(ストレージ)を使用しています。 これらはいつでも起動できるショートカット(アイコン)を作成(Google フォトは標準装備されているのでは不要)しておけばいいのです。
ただ、これらの中でPCにインストール可能なものもあり、うっかりインストールすると問題があります。例えば Dropbox 、これをインストールしてしまうと、概ね 0.5GB以上もメモリーを消費してしまい使用率を大幅に上げてしまいます。従い絶対にインストールしないで使う方法がお奨めです。
常駐ソフト(アプリ)が多い場合もメモリー不足を起こします。
どうしても常駐させたいソフトは別にして、可能な限りタスクマネージャーの「スタート」タブの項目は「無効」にしておくことです。何でもかんでも無効にするのではなく、自分で判らないものは触らないでください。無効にしてもいつでも起動可能です。
快適な動作のために
次の2点は、毎回PC起動時に確認してください。
① Windsow、セキュリティのアップデート
[Windows] + 「I」(アイ)→ 更新とセキュリティ → 更新とセキュリティ をクリック → 常に最新であること(最新の状態です)
セキュリティアプリもWindows 11を正規の状態でインストールされている方は不要ですが、そうでない場合の Windows 10 や 11 の方はこまめにアップデートを作業前に確認しておいてください。
通常 Windows のアップデートは、PCの「アクティブ時間を設定」して自動更新するようになっていますが、PCが再起動を要求することもあります。これを「オン」にしておけば、作業中に再起動を要求されることはありません。
しかし、作業中に裏でダウンロードやインストールは自動的になされます。そのため、メモリー使用量が急に上昇し作業動作が遅くなったりフリーズ現象が発生することがあります。
それを防ぐには、作業前の起動時にしっかりアップデートを確認しておくことです。
② タスクマネージャー ⇒ パフォーマンス ⇒ CPU(40%以下であること)
CPUが 60%以上はダメ!
ディスクも 60%以上はダメ!
毎回、タスクマネージャーを見る習慣をつけましょう!
タスクマネージャーアレルギーの方は多いものですが、グラフを見るくらいは誰でもできます。
CPU、メモリー、ディスク、FiWi が100%ならまずいなぁということ位は、ご理解いただけると思います。
特に、CPU、メモリー、ディスクが100%なら、PCは動作しづらくなります。
(PCを不調にする100%の方が、この習慣がありません!)
本日もご来訪いただきありがとうございました。
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スマホでどうぞ
多いので、それほど感じていませんが、最近写真
ファイルが多くなって時折遅いな~と感じます。
普段の業務以外にも気を配って もう一度
システムの再チェックをしてみたいと思います
いつも大変参考になるアドバイスをいただき いつも
ありがたく感謝しております。 m(_ _)m
リモートアプリにもよりますね。TeamViewer は予め登録してあれば瞬時に接続でき、これほど優れたアプリはありませんが、これはかなりメモリーを消費します。
その分録画もできるし、キャプチャーもでき、こちらから拡張モニターを使っている場合は、切れ替えてお見せすることもでき高機能です。再接続も瞬時にできます。
Zoom は殆ど使っていないのでメモリー消費は確認していません。
Chrome リモートデスクトップは、2番目のコメントにあるような現象が時折起こりますが、メモリーの所為ではないと思われますが、原因はよく分かりません。
ただ、どのリモートもリモートされている側のPCから、こちらに送られてくる映像に僅かですが少し遅れが生ずることあり、リアルに動作しないことがあります。多分回線の影響ではないかと思われますが、確証はありません。
さらに、以前お話しましたように、TeamViewer は Windows の起動より先に接続が可能で、先方に代わってログインそのものまでリモートが可能ですが、Chrome リモートデスクトップは(先方がWindows にログインして、このアプリを立上げ、接続コード生成しますので) Windows のログインができないことと、こちらから操作できない部分があります。
そのような場合やリモート操作がしづらいときは、先方に音声で伝えて操作してもらっています。
生徒さんの画面をリモート操作するとき、マウスが固くてどうにもクリックできにくい時とそうでもない時があります。
その場合もメモリが関係しているのでしょうか?
どうりで途中で、生徒さんが画面から消えたり、声が聞こえなくなったりしていました。
highdyさんの記事を頂いて今度しっかり説明します。
ありがとうございました。