指導指針は示しているが・・・
厚生労働省の新型コロナウイルス感染防止対策に関する指針は、しっかり示しており正しいものである。
厚生労働省の新型コロナウイルス感染防止対策に関する指針は、しっかり示しており正しいものである。
洗い流す、アルコールや除菌剤などの使用、熱水の使用は適切である。ここには書かれていないが紫外線殺菌灯も有効で、且つ、最近ではコロナウイルスに特化した、安全性の高い 222nm紫外線(UV-C)ランプも開発されている。
ところで、少し脱線するが世の中では消費者の無知に付け込んで、何でも「抗菌」をつければ売れる時代で、滅菌・殺菌・消毒・除菌・抗菌の用語がごちゃごちゃに使われている。これらの違いは、highdy が大昔にその差を明確にしている。(記事は古いが本質はいまも変わらないので、参考にしていただきたい。)
政府の指針には生温(ぬる)い点があり、「生存期間」に対する具体的な考慮と説明が足りない。
国・内外の研究機関の資料から highdy が調べた生存期間は、下表のようになる。
国・内外の研究機関の資料から highdy が調べた生存期間は、下表のようになる。
もっと具体的に考えると・・・
エアロゾル(ウイルスが空気中に浮遊する環境)中に人が入った場合、全身にウイルスが付着する恐れがある。全員がマスクをしていても、必ず少量のウイルスは漏れ出る危険性があるためである。
一般に多く使用されているサージカルマスクでも、5~10%の漏れ率があるのは周知の通り。だからと言って、N95マスクのような完全に近いマスク(それでも、完全とは言い切れないが・・・)は、呼吸も楽ではなく一般者には実用的でなく非現実的である。(highdy は非常時の公共交通利用に備えて数10個だけ用意はしているが・・・)
ましてや、口を開けてモノを食べながら喋る雰囲気中にあっては、即感染のリスクが高まる。落選した横浜前市長や国会議員の一部に見られるような「鼻出しマスク」なんてとんでもないことで、同様のことが言える悪い見本である。
★ 外出から帰って、すべての衣服を着替え、頭からシャワーを浴びる人が何人いるだろうか?・
★ 持って出かけたバッグなど外気に露出した持ち物をすべて消毒(除菌)する人がいるだろうか?
そんなことをしたら高級バッグの品質がメチャメチャになってしまう。
★ 手洗いはしないより遥かに良いが、手洗いした後で衣服やそれらのものに触れていないだろうか?
触れれば、また汚染される可能性がある。
★ そのような手で、目、鼻、口など(性器も含めて)粘膜部分に触れていないだろうか?
このようなことを考えれば、そのような雰囲気に行かないことである。
ここまで考えると、スーパーに買い物にも行けず飢え死にしてしまう。
ならば、危険を覚悟で最小限の行動に止(とど)めるしかないのが現状であろう。
ワクチンには感染予防効果はない
確かに発症防止効果や重症化防止効果は、日本が採用しているファイザー社やモデルナ社、このほかにアストラゼネカ社も、原則40歳以上の人(特に必要がある場合は18歳以上の人)を対象に接種可能で、それぞれの効果に差はあるが期待できる。
一方で、現在のワクチンは、新しいデルタ株やラムダ株に関しては、数割程度効果が落ちることが最近の研究結果でも判明している。
しかし、感染予防効果はないというのが正しい認識である。米国のある州の夏祭りで感染した人の 74%が2回目接種後でありデルタ株であった。
2回目のワクチン接種後約2週間で効果が現れ約10か月間程度は持続することになってはいるが、その後のブレークスルー( 再感染)の恐れは大きい。
しかも怖いのは再感染した場合、無症状であることも多いので注意が必要。
現在、早くコロナ感染拡大を収束させるために、ブースター接種(3回目の接種)が検討されているが、何億年も生き延びたウイルスのこと、終息は恐らく不可能であろう。
現在、早くコロナ感染拡大を収束させるために、ブースター接種(3回目の接種)が検討されているが、何億年も生き延びたウイルスのこと、終息は恐らく不可能であろう。
このようなことを政府が発表すると接種辞退者が続出するので、隠蔽体質から悪いことは発表しない主義なのは当然の成り行きであろう。
国内で死亡した約1万5,800人中ワクチン接種後に亡くなった約800人に関し、厚生労働省はすべてのデータを把握しているが因果関係は明らかにしていない。(実際のところ本当に不明なのかも知れないが、すべてに因果関係がないとは考えにくい。)
国内で死亡した約1万5,800人中ワクチン接種後に亡くなった約800人に関し、厚生労働省はすべてのデータを把握しているが因果関係は明らかにしていない。(実際のところ本当に不明なのかも知れないが、すべてに因果関係がないとは考えにくい。)
オマケ
highdy が寄贈した山口大学吉田キャンバス(この大学の卒業生ではありません。)の桜が、こんなに大きくなっていました。この桜の15本あるグループの中では、最も大きく元気に成長していました。
オリンピックでの感染拡大の経験を踏まえて、パラリンピックで感染拡大しないことを願うのだが・・・。国民の大きな批判を浴びないと、行動をしない危機管理能力のない政府だから気がかりである。(駄文のhighdy)
本日もご来訪いただきありがとうございました。
私は仕事がら食品業界や医薬・化粧品業界と関わりがあるため、基礎知識として必要なのことですが、一般の方は知っているようで知らないのが普通だと思います。
危機管理をしなければならない政府としては、ウイルスに対応する方法についてより具体的に指導する必要があります。
マスクも持っていればよいものではなく、正しい使用法について厳しくすべきもので、ひと頃はA副総理のマスクの代わりにいい加減なガード、最近でも世間ではマスク無しのフェースガードの方もいます。あんなものは何の防御にもなりません。
しかも、お手本を示すべき政府がその程度では、国民が皆真似をします。
「エアロゾル」を考えれば容易に分かることで、クラスターの発生はすべてエアロゾルによるものです。お互いに気をつけたいものですね。
上にも書きましたが、我が家は後期高齢者でもあり、旅行が趣味ですがいまは自粛し、不要不急の外出もせず、あらゆる努力をしています。
とにかく、人の集まる雰囲気の場所には極力行かないようにしています。
とにかく、どんなに注意してもし過ぎることに越したことはありませんね。
我が家では、スーパーの入口で手を除菌し、カートや買い物カゴの除菌をし、支払いはカードを利用し、お札に触らないようにしています。帰りに再度手を除菌して帰ります。
買い物客の少ない時間帯に訪れるようにするなど、可能な限りの努力をしています。
日頃それとなく使っている「菌」を含む言葉について自分たちでは大体わかっているつもりでも「厳密に言うと・・・」ではやはりその違いなどをはっきりと説明できないことに気づきますね。
この際、「危機管理能力のない政府」に
一番良く知ってもらいたいと思いましたよ。
残念ながら、完璧な防御は一つもないくらいに
私の感染対策は、超甘です。
ここまで感染しなかったのが幸運で・・これからも
これを参考に感染に取り組みます。
スーパーの入り口で手を消毒しても
レジでお札を触りますから、出口でも消毒したほうが安心ですね
自分で出来rことは、家へ持ち帰らないようにするしかないです