食べ物のお話シリーズ

バスの中のうるさいお客さん二人

先日、何年ぶりかで観光バスで旅行をしました。添乗員が説明をしておられるのに、
うるさく私語を続けるご老人お二人、周りのことは気にしないタイプのようです。
添乗員さんの話を聞きながら老人たちの話にも耳を傾けると、いい年をして美味しい料理が作れそうにない主婦らしい老人と、自称グルメに詳しいらしい老人男性の会話が面白ったです。

うっかり添乗員さんの話を聞き洩らして、紫陽花（ネット上で使うhighdyの愚妻のこと）に確認をする始末でした。（男性も自分ではグルメと思っているらしいけれど、何も判っていないなぁ・・・、でも自称だから問題はありませんネ。）
お二人の会話は、女性の方もグルメの男性の方も、どちらも知らない者同士の会話で、傍（はた）で聞くと滑稽（こっけい）で、よっぽど割り込んで教えてあげようかとも思いましたが、折角親しくなった他人同士、お楽しみ旅行の会話が損なわれるので止めておきました。

どんなに料理が下手でも、基本を知れば・・・

どんなに料理が下手でも、基本を知ると知らないでは大きな違いがあります。
昔の人の知恵がことわざのように沢山残っていますが、実に科学的に利に適（かな）ったものが多いです。
例えば、ホウレンソウにかつを節（シュウ酸除去）、 青菜に塩（味付けの基本）、 蒟蒻は体の砂払い（植物繊維による腸内清掃）、 秋茄子は嫁に食わすな（茄子は体を冷やすので、若い嫁を労わることば）等々。

highdy も老人介護の経験があり、現役時代の医薬・食品の知識が親父の糖尿病治療食計画にも大変役立ちました。お蔭で糖尿病も重症ではなかったので、ほぼ完治しました。

男性は料理法を知らない方が多くそれが一般的ですが、たまたま伴侶の紫陽花が専門家だったことと、highdy の職務柄（医薬や食品などあらゆる産業の製造工場を設計するエンジニアだったため、機械設計・開発・製造のために）要求される幅広い知識も幸いしました。

知識は宝、何処でも役に立ちます

いつも言いますが、知識や技術は邪魔になりません。 資格が云々と言いますが、本当に充分な知識と技術があれば、資格も容易に取得できます。資格だけあっても
実務のできない方は沢山おられます。

私は医者でもないのに、９０歳を超える親父の糖尿病（薬併用の食事療法）や認知症を自力で直しました｡どちらも半年余りかかりましたが…。
料理人の資格がなくても主婦になれますが、下記の資料で少しだけ勉強しておくと、あなたのご家族をいや、あなたの人生を豊かにしてくれます｡
（なお、序文に相当する部分の記事は、データが少し古いので無視してください。）

 関連資料 ： 食べ物のお話（食品を科学してみよう！）