「コロナ禍でどこにも行けなくてさみしい!」
ということで重い腰を上げて書き始めた、2018年の銚子旅行記。
前回は「銚子電鉄編」と題して旅の始まりから銚子電鉄に乗って街を散策した話しを書きました。
今回はその続編、第二回です。
一泊二日の旅行で最も重要とされるのはやっぱり「宿」でしょう。今回はその旅のお宿、犬吠埼ホテルを満喫するお話しです。
全快同様たくさん画像があるのでそれを中心にご紹介していこうと思います。
旅の参考に、はたまたStay homeのおともにどうぞ。
朝早くの自宅出発から夕方までしっかり遊んで、名残惜しい銚子電鉄に別れを告げ(なんと大げさな)犬吠駅を出たわれわれ。ここからなんと徒歩でホテルへ向かいます。わりと近かったんです。
さっそく本筋とズレますが途中猫をたくさん発見してなかなか足が進まなかったのはご愛敬。
※ひよせ豆知識① 猫に目がない
漁港の町。魚といえば猫なんですかね。
本当にたくさんのこのこ歩いていたりごろっとねぞべっていたり。人をこわがる様子もありません。平和なんですね。
もう…猫ってなんでこんなにかわいいんですかね。
炎天下。そろそろつらいかもしれない…くらいの距離を歩いて、到着しました。
今回のお宿「犬吠埼ホテル」です。
おおー。
ネットで探して安かったから予約したホテルだったので、「どんな感じかなあ」と不安もあったのですが、なんのなんの。
なんとも立派なリゾートホテルじゃないですか!やったね。
広いなー!
(実はホテルの駐車場にも猫がたくさんいました)
これ見えますかね?倉庫みたいのの下から子猫が何匹か顔を出してるの。
親猫かな?
猫に目がないわれわれ。うれしい。
もうこのホテル大好き。
えっと…猫のことはそろそろ置いといて(話がすすまない!)お部屋へいきましょう。
案内していただいたのはシンプルな、落ち着いた和室です。
広さもじゅうぶん。
(これは翌朝撮りました)
お茶やお菓子も完備。
こういった部屋に来ると、とりあえずお茶いれちゃいますよね。
窓からは太平洋がどかーんと見えます。
ここ、全室オーシャンビューが売りのホテルなんですよ。
本当に、ナイスビュー過ぎる…。
くつろげることまちがいなしのお部屋です。
さてさて。ホテルに到着したのがもう夕方だったんですが、夕飯の前になにはなくともしなきゃならないのが、そうですホテル内の探検!
もうこれがわたしは大好きで。
※ひよせ豆知識② 知らない施設に来ると探検しがち
部屋を出て、一階ロビーへ戻ります。
ロビーから外に出ると足湯がありました。
海を見ながらの足湯。
暑いんだか冷たいんだか錯覚しそう。(暑かったので入りませんでした)
そのとなりにはプールがあります。
(ロビー内から撮っているのでガラスで曇っちゃいました)
プールがあるってネットで見て楽しみにしてたんですよね。でもこの時はお子さん連れのご家族が楽しそうだったので遠慮しておきました。
横にはマッサージ機と自販機のコーナー。
こういう場所、落ち着きますよね。
「談話室」的な。
家にほしいなあ談話室。
お風呂の後くつろぎに来よう。
ちょっと行くと「あ~あるある」という感じのゲームコーナー。
ゲームセンターとかめったに行かないけどUFOキャッチャーとか太鼓叩くやつとか、そういう単純なゲームは好き。
ここは何かな?と部屋をのぞいてみると、
卓球!
こどもたちが卓球をしていました。
いいですよね~温泉でほんわかした後に卓球やって汗かいて、また温泉に入る。最高のやつだ~。
ここも後で来よう。
このあたりで探検も一段落、そろそろ夕食の時間です。
食事は部屋食ではないんですね。
宴会場へ向かいます。
いそげいそげ!
「八汐の間」
ホテルや旅館の「○○の間」の名付け方っていいなあ。旅情感上げてくれますよね。
席に着くと飲み物を頼んで、決められたコースのお料理が運ばれてきました。
わーお!
メニューはこちら。
〈お品書き〉
先付け、造里、鍋物、焼物、陶板、蒸物、酢物、食事、香の物、止椀、デザート
これぞ温泉旅館のごはん!というラインナップ。わくわくが止まりませんなあ。
お造り。
ひかり輝いていらっしゃるわ…✨
食事のメインはなんといってもお刺身でしょう。銚子ですものねえ。
写真がぼけていて本当に申し訳ないんですが、この金目鯛が最高に美味…。
今思い出してもよだれが〜!(2年も前なのに)
焼き物の鱸(すずき)。
しっとりほろりとうまー。
「東総ポーク」という銘柄の豚の陶板焼き。
豚があまーい。
こういう火を付けるタイプの食事提供の仕方って最近じゃ居酒屋さんとかでもよく見るけど、元祖はやっぱり旅館よね。
あとですね、この食事の下に敷いてる紙がかわいいんです。
「さあ 今日も大漁
とびっきり 活きがいいよ」
こんなこと書かれたら「よっしゃ食ったろ!」という気にしかなりませんよ。
海のロマンを感じながら(そうなんだろうか)、どんどんいただきます。
海鮮豆乳茶碗蒸し。
上にかかってるあんがとろっと上品。
ごはんと香の物、つみれのおつゆ。
ありがたいことにごはんはおかわり出来ます。わたしはとても無理だったけど…。
最後にデザートのケーキとフルーツ。
品数の多い豪華フルコースでした。
海産物を中心にどのお料理もちゃんと美味しくて、さすが港町、適当な冷凍物を出している地方の旅館とは違うぞ!という気概を感じました。おかげではちきれんばかりにお腹いっぱいになりましたよ。
でも後悔はなし。
ごちそうさまでした。
食事の後は部屋に戻って、いよいよ温泉へ行くぞ。
の前に、食べ過ぎたので腹ごなし。
「うりゃー」
はしゃぎまくるやつ。
※ひよせ豆知識 風呂の前にテンションマックス
食事の間にお布団を敷いてくれてたんですね。そこでばたばたと動きまくり、適度に(?)お腹が落ち着いたらいざ、温泉へ。
8種類の温泉ですって!?
(そして魅惑的なビールの自販機w)
こりゃあお腹いっぱいなのに風呂上りに飲んじゃうなー。
「行ってきまーす」
お風呂の中はさすがに写真とれなかったので公式HPから拝借しますね。
大きなお風呂は2種類。
海が見える露天風呂と内風呂。
内風呂といってもなかなか広くてガラス張りで海が見えて開放的です。
広いお風呂が嬉しくて、泳いじゃダメなのはわかっていてもちょびっとだけバタ足しちゃうんですよねー。
小一時間ほど温泉につかって一日はしゃいだ疲れを癒し、この日は早めに就寝。
つやつやになったかしら?
(すっぴん失礼)
そして翌朝。
ほどよい疲れと満腹感でよく眠れ、潮騒の音で目が覚めました。
部屋からの眺め。
日の出、海にうつってますね。そして灯台が見えます。
ここ銚子だ。天気予報の図でよく見るとんがったところだ。
日本の端っこにいるんだなあ、という不思議な感覚。
よその土地で目覚めた時、必ずこの「いつもと違う場所」「遠くにいる自分」を意識します。
旅だなあ。
プールにもうつる朝日。
(やっぱりガラス越しなのが残念ですね)
空が白くなってきて、海とのグラデーションがきれい。
こんなところでコーヒーとか飲みたいな。村上春樹の小説みたいじゃない?
多分まだ朝の5時くらいかな。
早起きしてふたたびの温泉へ向かいます。
温泉宿に来たら夜と朝と二回はお風呂入らないとですよね。
結論から言うと朝の露天風呂、むちゃむちゃ最高でした。
太平洋。
遠くから漁船が何隻も連なって銚子港へむかって大漁旗をたなびかせて戻ってくるのが見えるんですよ。思わず「おーい!」って手をふりたくなりました。すっ裸なのに。(やめなさい)
早い時間だったし、ややシーズンオフ気味(8月30日なんです)なのもあってか人が少なくて貸し切り状態だったのもうれしい。
いままで入った温泉の中でいちばんのシチュエーションだったかもしれません。
そのあとはこの「腰」。
たっぷりと癒されました。
癒しの後は新たな一日の活力源。朝ごはんですよー。
昨晩とはまた別の会場へむかいます。
「ご朝食会場」と書いて(Breakfast Place)と読む、のだろうか。縦書きの英字ってなにかもやっとしますね。
そしてL階というのも気になる。(1階2階じゃない…?)
そういうのはまあいいんです。
ごはんごはん。
こちらですね「彩雲の間」。
お、人がいっぱいいる。
関係ないけどこのふかふかの廊下いいですよね。ホテルって感じ。
朝食はバイキング。
銚子港に揚る魚介を中心に、和洋中なんでも揃うバラエティー豊かなメニューでした。すごかったですよ!
ずらっと紹介していきますね。
まずはお魚たちから。
ねぎトロと烏賊ソーメン。
小鉢です。納豆と海苔も見えてますね。
船盛、松の飾りもにぎやか~。
焼き魚。
いわし、さば、さんま、あとはなんだったろう?
焼き魚の切り身は↓の、奥のガスコンロであぶって食べられます。
これは金目鯛のあら煮。
奥がみりん干し。
他のおかずもいろいろありますよ。
朝食と言えば、のベーコンとウインナー。
ポテトやからあげ、グラタンもあります。
酢豚まで!
「自慢の一品投票箱」という箱がありますね。なんだったんだろう。
「本日のliveキッチン」というコーナー。
メニューは のげ海苔キャベツ入り炒り玉子。のげ海苔ってなんだろう。
たぶん料理担当の方が目の前で調理してくれるのでしょうね。私たちが来るのが遅かったのか、ちょうどいらっしゃらなくて残念。作り置きがありました。
さらに主食系も普通のごはん、パンだけじゃないんです。
白粥にお茶漬け。
朝のお粥っていいですよね。
トッピングもふんだん。
これはとろろ。
ごはんや麺のおともに。
香の物、お豆腐もありますね。
そしてパンがたくさん!
バターロール、ソフトフランス、全粒パンにクロワッサン、チョコデニッシュ、アップルペストリー!パン大好きだからテンションあがる〜。
そしてもちろんとなりにトースター完備。ホカホカ、カリカリ状態で食べられます。
さらにうどんまであります。
のどごしつるつるのうどんも好き〜。
おしゃれなシリアルたちも。
こういう入れ物に入ってるんですね!
甘いものコーナーまでしっかり充実。
フルーツゼリー、果物、ヨーグルト、杏仁豆腐、台湾ゼリーなど。
そしてこの他にもサラダやフレンチトーストなど写真をとれていないメニューがまだまだあるんです。
どうですか、この「ぼくの想像する最強の朝ごはん」感!
わたしはもうただ鼻息荒く興奮しまくり。写真を撮りまくって、そのほとんどがぶれているという体たらくです。
こんな中から一食分なんて、絶対選びきれない…!
あまりの感動にインスタにアップ。
そうこう言っていても仕方がないので、悩みに悩んでのチョイスはこちら。
the・ふつう…。
機内食かよ!という雰囲気。
前の日もたくさん食べたし、もともと朝食をとらない人間なのでこれでも精一杯取ったんですよ。
それにひきかえ、お連れの方はなかなかもりもりに盛っておりました。
ごっちゃり。
写真がぶれていてなんのこっちゃ分かりませんがこんもりしたサラダに温泉卵のせのうどん、山盛りごはんなどが見えます。しかもここからさらにおかわりもしてたんですよ。
このくらい食べられるといいなあ。
朝から美味しい物に囲まれて幸せ気分を堪能。満腹になって部屋へ戻ります。
一泊二日という短い旅なのでこのあともうチェックアウトなんですよね。
結局プールも入れなかったし卓球も出来なかった。名残惜しさがはんぱない。
最後に足湯だけ、しゃばしゃば。
今日も海と空がきれいです。
この一泊二日、天候に恵まれてよかった。
荷物をまとめて、チェックアウト。
表玄関から外に出ると…
えっ!?
ペンギン!!
いっぱいいるー!
実はホテルの入り口横にペンギンちゃんの展示スペースがあったんです。
昨日チェックインする時は、徒歩で来たために近道的に裏の駐車場を通ってホテルに入る道を通っていたんですね。なので表玄関の方を見ていなかったんです。
これはこれでうれしいサプライズのような展開。
「かわいいかわいい連れて帰りたい!」
とひとはしゃぎ。
最後まで楽しませてくれるお宿でした。
銚子へ旅行に行かれる方には自信を持っておすすめします。
「絶景の宿 犬吠埼ホテル」 ありがとうございました。
さてホテルを満喫して出発したわれわれ。
ここから銚子駅午後2時過ぎ発のバスに乗って帰路につくわけですが、なんとまだまだ旅は終わりません。
その様子は次回怒涛の銚子観光編でお楽しみください。
なる早の更新を目指します〜。
ブログ主のCDです。
買ってくれたらまた旅行に行けるな…
よろしくお願いいたします。