Kaitsukeyaの独り言

『Kaitsukeya.com』のWebmaster HILO DIEGOが綴る日々の雑感と独り言...。

マインドとハート

2006年02月03日 | 豆話
先日両親と夕食を食べに行く機会がありまして...その際に良い話を父から聞いたのでここに記しておこうかと思います。

これはある作家が本に書いた事なので...父もその受け売りで話していたのですが...。


みなさんマインドとハートの違いは分かりますか?一見、マインドは「意向」「意志」などを意味し、ハートは「気持ち」「気分」などを意としますが...

自分が好きではないのにやらなければならない事。これは時として、自分がやりたくない仕事であったりですね...学生も学業に従事しなければなりませんので、自分が嫌いな科目を無理やり勉強したり...。これら人生の過程の中でやらなければならない社会的規範に基づく行動の根源【MUST】をマインドとし...

一方で、僕が大好きなサーフィンをする事、皆さんの中にはフラが大好きな方がいるでしょうから、フラをする事。これはハートとします。

つまり自分が心から欲している事というのは、ハートとして、社会的な規範の中に価値を求め、自分を奮い立たせて行動する事をマインドと区別するのですよ。

で、ですね。ここから重要なのです。その本の名前は忘れてしまったのですが...確か定年後の暮らしについて書かれているような本でしてですね...。家の父もそろそろリタイアーライフを楽しむ予定なので、このような本を今から読んでいるのでしょうが...

マインドが強い人というのは、定年した後、つまりリタイアーして暮らしていく際に、とても強力な孤独感に陥ってしまう傾向が強いそうです。逆にハートが強い人というのは、この年になった際には、とても楽しい余生を送る方が多いそうなのです。

つまりこれが何を言わんとするのか?と言いますとですね...。


マインドに支配されて、忙しく過ごす20代~定年までの時間の経過の中には、おそらく自分の先の人生を思い描いて、今を耐え忍び、後で楽をしたいとするような想いが強くなってしまうのですが...、


そうではなくてですね、


常に今という瞬間を楽しまなければ、人生そのものがつまらなくなってしまう可能性があるという事です。



僕も実は大学時代に全く同じような思想の勉強をした思いがありますし、確かアメリカのマーケティングクラスの先生にも言われた事がこれと全く同じでした。


今を楽しむという事です。


そりゃー毎日遊びほうけていてはダメ人間になってしまうのでしょうが...しかし先の事ばかりを見て今現在を我慢するという生活は良くないと判断しています。

まあ全てはバランスが必要なんだと思います。そのバランスをうまく使えた人が満足いく人生を送ることができるのではないですかね?

更に言えば、苦手を克服するという過程に関して言えば、それはマインドに入るのでしょうが、逆にそれを克服した後というのは、ハートとなるような気もします。分かるかな...!?

なので、この辺も要は自分に嘘を付かずに、何事も要は一生懸命やりぬくという事、そしてできれば、その辛い過程の中にいても楽しむような気持ちが作れれば最高だと思います。