ひまひま広場

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私たちの幸せな時間 ★★★★

2007年02月25日 13時21分15秒 | これ見たよ!(映画)
私たちの幸せな時間 ★★★★     DVDにて視聴


         監督 ソン・ヘソン
         出演 カン・ドンウォン
             イ・ナヨン
             ユン・ヨジョン
             カン・シニル


         2006年   韓国


3人を殺したとされる死刑囚・ユンスと3度の自殺未遂をしたユジョンは、ユジョンの叔母を通して知り合い、一週間に一度木曜日の10時~1時までの幸せな時間を過ごす事になった・・・


泣いた、泣いた大泣きだったよ~(泣)

ユンスの子供時代の話から最後までもう、これで泣かない人はあんまりいないのではないでしょうか?(ユンス役の子役の子は、「ファッション70」に出ていたビンの子役なので、文句なくうまいんだよ・・・)

絶対に普通では知り合わない心に傷を持った二人が、ひょんなことで知り合ったことによりお互いがお互いを支えあうようになり、別れが来る・・・それをお互いの過去を織り交ぜながら描いていくので、見ている私たちもす~っとそこへ入り込めたんだと思います。

イ・ナヨンさんも上手いのですが、カン・ドンウォン氏のあの田舎なまりのあるような喋り方が余計に私たちに身近に感じさせてくれているような気がしました。(あんなにかっこいいのに死刑囚というギャップもいいのかも・・・)

それと、小道具として出てきたポラロイド写真・・・
ユンスがユジョンからもらって、それを壁に貼る時にケーキの写真に目が止まっていたけどその時は分からなかったが、一番最後にあの写真が写った時に見ている私たちにあ~そうだったのか!と思わせるあの演出・・・涙なくして見られなかった。


死刑囚なんだから・・・と言われればそれで終わりの話しなんだけれど、被害者の母がユンスを許すというシーンとユンスの育ってきた環境というのも、描かれている為、死刑という制度もついつい考えてしまう作品でした。

脇役の看守役のカン・シニル氏もとてもよかったし、叔母さんシスターもユン・ヨジョンさんもよかったです。
コメント (2)
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