元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

デカルト 「方法序説・情念論」、 スピノザ 「知性改善論」、 アラン 「幸福論」を読んで、共通点と相違点を1600字でまとめなさい。

2019-01-16 15:53:37 | 哲学ノート
デカルト 「方法序説・情念論」、 スピノザ 「知性改善論」、 アラン 「幸福論」を読んで、共通点と相違点を1600字でまとめなさい。

二年前に娘が取り組んでいた課題。これは本当に難しくて素晴らしい課題だ。彼らの思想を理解していないと書けない。

厳しい禅の修行がベースの西田哲学は、潜在意識のことを哲学的に解いたものだと改めて思う。

2017-07-08 09:09:45 | 哲学ノート
厳しい禅の修行がベースの西田哲学は、潜在意識のことを哲学的に解いたものだと改めて思う。
私が禅に集中出来た時に感じる宇宙との一体感は、ユングの「集団的無意識」(人間一人ひとりの潜在意識 は人類共通の潜在意識という心の大海につながっている。)ではないかと。
その潜在意識の力を十分に活用するマーフィー博士の理論は、脳科学の発達でさらに進化して、今はその一部が「マインドフルネス」として有名になりつつあるようで。昨日本屋に寄ったらたくさん出てました。
「汝の喜びを最大限に」と実践的なスピノザ哲学も、現代風に解釈すれば、潜在意識の活用に繋がる。潜在意識にはネガティブな感情を入れない、ポジティブな感情だけを染み込ませる。
仏教の無心も、タオの自然も、キリスト教の祈りも、この潜在意識の活用であり、結果的にフロー(ゾーンとも言う)状態になる為の修行ではないか?と、これは生け花のお稽古していて感じたことでもある。一流のスポーツ選手や芸術家はすぐにフロー状態に入れるのではないか?
人間国宝小三治師匠は長いまくらでフロー状態に入ることで、寄席小屋の多くの観客と共に、一種の「集団的無意識」の場を生成するのではないか?出し物が昔の江戸時代の話でも共感し、噺の世界がイメージ出来るのは、遺伝子レベルでずっと続く人類の遺産ではないか?

WSJの記事 - 「夫の死で学んだこと」-フェイスブックCOO、大学卒業生に語る

2016-05-18 17:35:34 | 哲学ノート
WSJの記事によると
米フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)は14日、カリフォルニア大学バークレー校の卒業式典で基調講演を行い、夫のデービッド(デーブ)・ゴールドバーグ氏(オンラインのアンケート作成ツールを手掛けるサーベイモンキーの最高経営責任者)が昨年5月に不慮の事故死を遂げてからの自身の苦闘について話した。

この記事で二つのことに注目したい。ひとつは以下のコメントからキャリア教育の大切さである。人は誰でも得意、不得意がある。自分に向いている仕事や職種を間違えてしまうと、一生棒に振ることになる。自分は何をやりたいのか?何が出来るのか?どんな仕事に向いているのか?しっかしと学生時代に考えておきたい。
「サンドバーグ氏によると、大学を出て最初の職場で、彼女がロータス(表計算)ソフトへのデータ入力方法を知らないのだと彼女のボスが気付いた。彼女は帰宅し、きっと解雇されると思った。「わたしはあらゆることがひどく苦手なのだと考えた。だが実際には、スプレッドシート(表計算ソフト)が苦手なだけだった」。そして、自分の弱さがたった一つの技術だけであって、自分の職業上のポテンシャル全体ではないことを理解していれば、あの週にあれほど思い悩まなくても済んでいただろう、と語った。」

二つ目は以下のコメントから、三行日記を思い出した。
「今年、サンドバーグ氏は新年の決意として、毎晩ベッドに就く前に3つの喜びの瞬間を書き留めることにした。同氏は「この単純な行動がわたしの人生を変えた。毎日何が起ころうとも、なにか元気づけられることを考えながらベッドに入るのだ。皆さんも試してみてください」」

三行日記とは、Amazonにある商品説明によると以下である。私もうつ状態の時に行った記憶がある。効いたかどうか?覚えていないが、たったの三行だけなので、日記を書くのが楽で毎日続いたのは良かった。


健康実用書のベストセラー著者・小林弘幸教授が
自律神経コントロールの実践法を初公開!

自律神経のコントロールであらゆる病気は防げる!
その自律神経のバランスを整える方法として、
もっともオススメなのがこの「3行日記」なのです。

「3行日記」とは、
1.今日一番失敗したこと
2.今日一番感動したこと
3.明日の目標
この3つを寝る前に1行ずつ書くだけ!
内容は仕事でもプライベートでもなんでもOKです。

たったそれだけのことで……自律神経がコントロールでき、
糖尿病、高血圧、便秘、肌アレ、アレルギー、便秘、がんなど、
あらゆる病気を予防できます。

さすがはクルーグマン教授、子供を大事することの重要性をNYTのコラムで訴えています

2016-05-18 17:25:05 | 哲学ノート
クルーグマン教授も子供を大事することの重要性をNYTのコラムで訴えています。


12週間の育児休暇
In January, both Democratic candidates declared their support for a program that would provide 12 weeks of paid leave to care for newborns and other family members.

フランスではGDPの1.2%を子供対策に使っているが、アメリカはたったの0.4%しか使っていない。
Our threadbare system of public support for child care and early education costs 0.4 percent of the G.D.P.; France’s famously generous system costs 1.2 percent of the G.D.P. So we could move a long way up the scale with a fairly modest investment.

何故子供対策が必要なのか?彼らは将来労働者となり納税者となるからである。
After all, today’s children are tomorrow’s workers and taxpayers. So it’s an incredible waste, not just for families but for the nation as a whole, that so many children’s futures are stunted because their parents don’t have the resources to take care of them as well as they should. And affordable child care would also have the immediate benefit of making it easier for parents to work productively.

日本は、それに加えて子供は年金を支える。彼が言うように子供対策は急務です。