イラッシャイマセ!今回は山陽自動車道・大野インターチェンジを出て、車で約20分(インターより約7km)山道を上がった所にある、「おおの自然観察の森」を訪ねてみます。
自然観察の森・入り口ゲート>これから奥は、環境省・広島県・廿日市市が管理する山で、門が閉じている時は入山禁止です。(原則として月曜日は休みで、その他の日は午前9時~午後4時半までです。)
ようこそ!おおの自然観察の森へ⇒この森は、草木、昆虫、鳥などすべての生物たちが、野生のままいつまでも生活出きる様に守られている場所です。
生物がどのように暮らしているか自然への思いやりの心をもって、そっと観察してみましょう。
♪とっても良いのは記録だけ♪残してよいのは思い出だけ♪
モリアオガエルの池
ベニ万作の木に囲まれた、モリアオガエルの池
良く見てください!カエルが卵を木に産んでいます。下には睡蓮が花を咲かせています。
もりあおかえるの卵 ↑ ↓
木に生むなんて・・・
木に生むなんて・・・
↓
もりあおがえる
モリアオガエルは茨城県を除く本州全域、佐渡島に分布し、各地で、天然記念物に指定されています。
●標高100~2000mの山地で森林に樹上生活をし繁殖期の間だけ水中に入ります。
●一匹の雌が粘液を出し数匹の雄がそれに尿を混ぜて泡の巣を作ります。
●やがて、雌は泡の仲に300~800個の卵を産み始めます。
●孵化すると泡の巣は崩れオタマジャクシは水面に落ち夏の間に変態し子蛙となって、木に登るようになります。
①4~7月頃、繁殖期②夜行性で、「ココココ」と鳴く(メスを誘う
睡蓮科スイレン属の植物で、水の女神である所のニンファー(nympha)から命名されたそうです。
はす(蓮)との違いは蓮は葉や花が水面から立ち上がっているが、スイレンは、葉も花も水面に浮かんだままです。
エジプトでは、ナイルの河畔に沢山咲いているので、「ナイルの花嫁」と呼ばれ、国花になっているそうです。
フランスの画家モネはパリ近郊の庭園のスイレンの池を題材に、沢山の有名な絵を描いていますネ。
ツルマリドウシ>秋に成ると赤い小さい実を付けるそうです。管理センターの職員さんの説明によれば、この周りでは珍しい植物だそうです。↑ ↓
ツルマリドウシ↑
ハコネウツギ(箱根空木)↑
すいかずら(吸葛)科のタニウツキ属の植物で、朝鮮半島原産。
属名のWeigela(ウエイゲラ)は、18世紀のドイツの科学者「Weigelさん」の名前より来ています。
箱根近辺でも自生する事からこの名も来ていると思われます。
箱根うつぎ>花の色は蕾のときは白。しだいに赤に変わっていきます。
★似ている花に①二色ウツギがあり、ほとんど見分けが付きにくいそうです。②箱根空木は、海岸に多く。二色空木は山地に多い。
次回は、森の中にあるベニマンサク湖の周りを散策してみようと思います。お越し有難う御座いました。
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