今日は、夏の朝ウオーキングをしていて、海辺近くで見かけた野草や樹木をご紹介します。
①塩屋入り江の朝PHOTO> 何時もの場所より小田島公園と宮島を見た風景です。雲も秋らしい雲になって来ました。
②瀬戸内の夜明けの動画>瀬戸内海洋センターの調査船のマストで、朝を迎えるカモメ。厚い雲をとうして太陽が顔を出してきた。
③小田島公園前の堰堤から見た宮島の鳥居がある方向です。
此処がウオーキングの中間地点で之から海辺や公園に咲いている夏の野草を紹介します。
目の前を貨物船が沖原港に入港してきましたので、デジカメMV撮影しました。
④合歓(ネム)の木>○夏の日の夕方に化粧用の刷毛に似た、紅色の花を咲かせます。
○オジギソウの葉は触るとシューと閉じますが、合歓の木の葉は触っただけでは閉じません。
○夜になるとゆっくりと閉じます。それがまるで眠る様なので「眠りの木」、そして次第に「ねむの木」に変化して行ったそうです。
⑤小田島公園に咲く合歓の木の動画
★小林一茶の句・・・「合歓咲く 七つさがりの 茶菓子売り」
★松尾芭蕉の句・・・「象潟(きさかた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花」
⑥露草(つゆくさ)PHOTO>○名前は「露を帯びた草」からくるそうです。
○朝露をうけて咲き始め、午後になるとしぼんで来ます。
○花は写真のように3枚あり、うち2枚は青で大きく、残り1枚は白で小さい。
●別名を「蛍草」(ほたるぐさ)と言います。理由は蛍を飼うとき籠に入れられるからだそうです。
⑦ハチが露草に吸蜜に来たところです。! 見えますか??
⑧屁糞蔓(へくそかずら)>●すごい名前だが、枝や葉をもむと悪臭があるからこの名が付いたらしいです。
●臭いのためこの食物を食べる虫はほとんどいないそうです。
●秋には茶色の実をつけるそうです。
●別名を「灸花」(やいとばな)と言い、花の内側茶色い部分をお灸のあとに見立てたからだそうです。もう一つの名は「馬くわず」と言い、悪臭があるため(?)、馬も食べないことから命名されたそうです。
⑨万葉集に「さうけふに 延(は)ひおほとれる 糞蔓(くそかずら) 絶ゆることなく 宮仕えせむ」 と高宮王(たかみやのおおきみ)が詠んでいます。
⑩マルバルコウソウ(丸葉る紅草)PHOTO>ヒルガオ科の植物で、夏から秋にかけて朝顔の様な形の小さな花を咲かせます。
⑪マルバルコウ草の動画
⑫デュランタPHOTO>16世紀の人で、ローマ法王の侍医で、植物学者でもあった「デュランテスさん」の名前に由来するそうです。
●メキシコ地方原産で、明治中期頃に渡来したそうです。
●色は藤の花によく似ています。
⑬デュランタの動画>面白い形の実をした写真は10月頃に撮影されたものを、図鑑より拝借しています。
⑭おまけ・その1>Fujiさんより拝借した「ひまわりと富士」に同じ「ひまわり」を添えてみました。
海辺の花を見ながら、ウオークが半分終了しました。明日は残りの「花のウオーク」をご案内します。